カヤックのアップ写真

カヤックに乗って釣りを楽しみたい!おすすめの釣り方+注意点を特集

FISHING JAPAN 編集部

海や河川・湖・池などに浮かんで、パドルを手に自由自在に進める乗り物が、カヤックです。

最近では、ロッドやリール・ルアーなどを積み込んで、カヤックに乗った状態で釣りをする人が増えています。

ここでは、カヤックに乗ったときの釣り方や注意点について、分かりやすくご紹介しましょう。

カヤックに乗るときって何が必要なの?

カヤックとは、基本的に動力の付いていない、独りからふたりで乗るコンパクトなボートのことです。

樹脂製のボディのものが多いので、軽くて持ち運びをカンタンにおこなえるのが特徴です。

具体的には、独り乗り用カヤックなら、20kgを下回るタイプも販売されています。

それなら、両手で持ち上げて、クルマから水辺まで運びやすいでしょう。

20kgを超えてくるタイプだと、専用の小さなタイヤを装着して、タイヤを接地させた状態で運ぶのが楽な方法になります。

カヤックを利用した釣り方を考える場合、水に浮かぶのに必要なアイテムがあります。

そのどれもが欠けていると、我が身が危ない目に遭うでしょう。

まず、カヤックの釣りで用意したいのは、帽子です。

日中の陽射しは、かなり激しい強さになっていて、直射日光を頭に受け続けていると、熱中症を引き起こす危険性があるからです。

それから帽子から前方に突き出しているツバは、自分に向かって飛んでくるものを防いでくれます。

そんなものがあるわけないだろう!と、油断してはいけません。

ルアー釣りをしているとき、ルアーは魚やカバーに掛かります。

魚を思いっきりフッキングしたとき、もしバレて外れてしまったら、ものすごい勢いでカヤックに乗っている自分に向かって飛んでくることに。

水上でポツンと浮いている状態ですから、当たってしまう確率は非常に高いのです。

手でルアーを振り払う時間的猶予が無いとき、自分のアゴを引くだけで、帽子のツバが顔全域をほぼ防御してくれます。

ルアーには鋭いフックが何本もぶら下がっているので、目に当たれば最悪の場合失明です。

そんなトラブルを引き起こさないためにも、帽子の着用を徹底してください。

帽子をかぶると暑いんだよ!と言っている人をフィールドで見かけますが、トラブルに遭えば釣りそのものが楽しめなくなるかもしれません。

とても重要なことなので、カヤックと帽子は絶対に切り離さないでください。

[ダイワ] LEDライト付きハーフメッシュキャップ DC-3623 ライトグレー フリー

[ダイワ] LEDライト付きハーフメッシュキャップ DC-3623 ライトグレー フリー

最安値価格
¥4,860(Yahoo!)

Amazonへ ¥5,643

楽天市場へ ¥5,236

Yahoo!へ ¥4,860

カヤックでは長袖・長ズボンが効果的!

カヤックの必要なアイテムとして、他にも挙げてみましょう。

ライフジャケットは当然必須で、長袖・長ズボンも陽射しを防いでくれます。

半袖のシャツのほうが涼しく快適そうに感じますが、それは一時的なこと。

素肌を陽射しで焼かれると、釣りに必要な集中力が薄れてしまいます。

何故魚が釣れないのかな?と感じたときは、自分の服装に目を向けてください。

あとは、水分補給用の水に食べ物、パドル・釣りタックル・雨具があればOKでしょう。

足元は、長めの長靴を履いておくほうが、カヤックの乗り降りの際に足を濡らさなくて済みます。

ラバーネットの付いた柄の短いランディングネットも積んでおくと、魚を取り込むのに便利でしょう。

カヤックでの釣り方!

カヤックでの釣り方は、とてもシンプルです。

パドルを漕いで、攻めたいポイントに接近し、近づき過ぎない間合いからキャストします。

リップの付いたルアーをキャストすると、カヤックそのものが引っ張られるので、向きが安定しません。

ペンシルベイトやポッパー・ワームリグなど、リップの無いルアーのほうが、カヤック向きのルアーといえるでしょう。

魚がヒットすると、その衝撃にもカヤックは引っ張られます。

そのときに姿勢を制御しようとして、パドルを持って操船しようとする人がいますが、これはNG。

理由は、ロッド操作がアバウトになって、せっかく掛けた魚をバラしてしまうからです。

カヤックがどちら向きになっても、ロッドをしっかりと立てて曲がりを維持してください。

曲がりの調整は、リールハンドルの巻き方で決まります。

出来る限り巻くのを止めずに巻き続けると、意外と早く魚をランディングに持ち込めるでしょう。

ダイワ(DAIWA) チニング用ペンシル ラフトリック90F MシャンパンG

ダイワ(DAIWA) チニング用ペンシル ラフトリック90F MシャンパンG

最安値価格
¥1,408(楽天市場)

Amazonへ ¥1,930

楽天市場へ ¥1,408

Yahoo!へ ¥1,408

シマノ(SHIMANO) ルアー 淡水プラグ バンタム ワールドポップ 69F フラッシュブースト ZR-P69U コットンキャンディ 007 バス 湖 ダム 池 河川 淡水 ポッパー

シマノ(SHIMANO) ルアー 淡水プラグ バンタム ワールドポップ 69F フラッシュブースト ZR-P69U コットンキャンディ 007 バス 湖 ダム 池 河川 淡水 ポッパー

最安値価格
¥1,107(楽天市場)

Amazonへ ¥1,414

楽天市場へ ¥1,107

Yahoo!へ ¥1,122

カヤックの釣りで使ってみたいおすすめタックルを選んでみた!

カヤックの釣りで活躍してくれる、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、ショートレングスで張りのあるスピニングロッドがマッチします。

リールは、2500番サイズ以上のスピニングリールなら、さまざまなシチュエーションに対応できるでしょう。

シマノ(SHIMANO) ロッド 21 ゾディアス (パックロッド) S64L-5

シマノ(SHIMANO) ロッド 21 ゾディアス (パックロッド) S64L-5

最安値価格
¥15,175(楽天市場)

Amazonへ ¥16,588

楽天市場へ ¥15,175

Yahoo!へ ¥15,291

シマノからリリースされているルアーキャスティングゲーム用スピニングロッド・ゾディアスシリーズの中から、マルチピースタイプのS64L-5を選んでみました。

ウエイトは105gと軽めなので、あまり疲れを感じずに使い続けることができるでしょう。

ブランクスの先径は、1.5mmです。

適合するルアーウェイトは、3gから10g程度まで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら3lbから6lbまでです。

グリップの長は203mmと短めですから、カヤックの上で操るのに邪魔にならないでしょう。

ブランクスのカーボン素材含有率は、97.6%になっています。

全長は1.93mとショートレングスで、継数はなんと5本。

仕舞寸法は、43.1cmにまで縮まります。

実際に手に取って継いでみると、じゅうぶんな張りが備わっているブランクスだと感じました。

継目部分の曲がりはスムーズなので、突っ張り過ぎてバラシを発生させてしまう心配は要らないでしょう。

仕舞寸法が短いですから、持ち運びがとても便利ですし、継いでからも魚とのやり取りをしっかり楽しめそうです。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。

これならカヤックからのちょい投げ釣りにも転用できるので、さまざまな魚に出会えるのではないでしょうか。

シマノ(SHIMANO) スピニングリール 20 ヴァンフォード 2500S バス釣り用スタンダードモデル

シマノ(SHIMANO) スピニングリール 20 ヴァンフォード 2500S バス釣り用スタンダードモデル

最安値価格
¥22,770(楽天市場)

Amazonへ ¥23,070

楽天市場へ ¥22,770

シマノから発売中の軽量スピニングリール・ヴァンフォードシリーズの中から、2500番サイズのノーマルギアモデルを選んでみました。

ギア比は5.3対1ですから、ハンドル1回転につき78cmのラインを回収することができるようになっています。

実用ドラグ力は2.5kgで、最大ドラグ力は4.0kgです。

ウエイトは175gと軽めなので、長時間の釣りにも対応しやすいでしょう。

ハンドルの長さは50mmで、スプール寸法は直径が47mm、ストロークが17mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら5lbを110m、PEラインなら0.6号を200m巻けます。

ボールベアリングは、7個搭載しています。

実際に手に取ってみると、とても軽くて扱いやすい印象を持ちました。

ハンドルの巻き心地は滑らかで、ドラグレスポンスも良好です。

これならPEラインを巻いて、大型魚とのやり取りをじゅうぶん楽しめるでしょう。

実売価格は2万円台と、購入を検討しやすい価格帯に収まっています。

0.6号から0.8号の太さのPEラインを巻いて、その先端にショックリーダーラインを結べば、海・淡水の両方の釣り場で重宝するはずです。

カヤックを乗りこなしてさまざまな釣りにチャレンジしよう!

カヤックの特徴や必須アイテム・釣り方、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

海でカヤックに乗る際には、他の船からすぐに見つけてもらえるように、支柱を立ててフラッグを配置しておきましょう。

カヤックの後部に、高さ1m以上で立てておけば、かなり発見してもらいやすく、追突などの事故を防げるかもしれません。

実際に海に浮かぶときは、船道となるようなエリアには絶対に近づかないでください。

沿岸で漁網を仕掛けているエリアにも、近づくのはやめましょう。

近くの漁協に出向いて、近づいてはいけないエリアを聞いておくのも、とてもプラスになります。

釣り方の関連記事はこちら

釣り方」カテゴリの人気記事

DAILYランキング