ヤミィ500に2023年新カラー登場！フォールさせるだけで誘えるストレートワーム

シンプルな外観のストレートワーム・ヤミィ500に、2023年新しいカラーバリエーションが追加ラインナップされます。

ちょうど真ん中辺りにマスバリを刺して、ノーシンカーワッキーリグで水面に落とせば、自発的にアクションを発生するスグレモノ。

その特徴や使い方について、詳しくご紹介しましょう。

ヤミィ500とは、ジャッカルからリリースされている、バス釣り用ストレートワームのことです。

全長は、4.5inch＝11.43cm。

これぐらいのサイズ・ボリュームのベイトフィッシュが結構多いですから、それがゆらゆらとシミーフォールしてきたら、バスは迷わず食い付いてしまうでしょう。

シミーフォールとは、ワームが水中でバーチカルに沈んでいく際に、アングラーがロッドワークで振動を加えなくても、自発的にゆらゆらアクションを発生させるフォールのこと。

となると、アングラーは正確にキャストするだけで、あとはワームに任せておけば、バスを誘ってくれることになります。

ヤミィ500のウエイトは、約4.5gなので、マスバリを装着するだけのノーシンカーワッキーリグで、シミーフォールさせてみましょう。

試しに既存カラーのヤミィ500を、水中に落とし込んでみました。

ワームの真ん中辺りを支点にして、水圧でへの字の曲がろうとするアクションが最初に発生。

マテリアルの反発力で、逆に反ろうとしますから、それが連続してプルプルと震えるような自発アクションに切り換わっていきます。

スピニングタックルで試したのですが、ノーシンカーワッキーリグでも結構重みを感じたので、ベイトフィネスタックルで操作できそうです。

マテリアルは、塩がたくさん含まれている高比重ワーム素材になっています。

高比重は、操作性バツグンですから、さまざまなロッドワークをシミーフォール中に加えてみてください。

それがイレギュラーなアクションであればあるほど、生命感溢れる動きに昇華していくでしょう。

そんな動きを目の当たりにしたら、バスは我慢できずに豪快に口を開けてくるはずです。

ヤミィ500は、シンメトリー＝左右対称ボディにデザインされています。

これによりアクションの後に、強く水を押しながら元の形状に戻ろうとする特徴があります。

それが水押し効果を作り出して、バスを振り向かせることにつながるでしょう。

ヤミィ500には、さまざまなワームリグがマッチします。

最も使ってみたいのが、前述のノーンカーワッキーリグ。

マスバリを支点にして、シミーフォールを存分に味わえるでしょう。

次に使いたいのが、マスバリを小型ジグヘッドに換えた、ジグヘッドワッキー。

手返しが良くなり、テンポよくポイントを探ることができます。

その他ネコリグやダウンショットリグなど、いろいろ試してみると好釣果につながっていくでしょう。

全てのワームリグ関して言えるのは、きっちりとボトムを取ってからアクションに移るということ。

今どこにワームリグがあるのか、把握しないでアクションに入ると、バスのバイトを見逃してしまうかもしれません。

ワームリグを着底させて、ラインテンションを一旦抜いてから、再度張ります。

これでワームリグとロッドは最短距離で結ばれることになり、ロッドワークをしっかり活かせます。

ヤミィ500には、2023年新しいカラーバリエーションが、全部で8種類追加ラインナップされます。

なんと、ご当地カラーとして、日本各地の有名釣り場の特色を反映したものになっています。

●霞プロブルーカラー・・・霞ヶ浦

●房総ライトメロンカラー・・・房総リザーバー

●東海スモークイエローカラー・・・大江・五三川

●LAKE B プロブルーカラー・・・琵琶湖

●クリークサファイアカラー・・・遠賀・筑後クリーク

●青野シルバーフレークカラー・・・青野ダム

●旧吉カレントシャッドカラー・・・旧吉野川

●府中エビミソカラー・・・府中湖

とても興味深い配色になっているので、行ったことのない釣り場のカラーを、自分のホームレイクなどで使ってみたくなります。

ヤミィ500をキャストしてシミーフォールさせるのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、ベイトフィネス用ロッドがマッチします。

リールは、ベイトフィネスリールにフロロカーボンラインを巻いて対処してください。

シマノからリリースされているバス釣り用ベイトロッド・ポイズンアドレナシリーズの中から、2ピース仕様のベイトフィネスロッドを選んでみました。

全長は1.91mとややショートレングスなので、操作性はバツグンです。

手首を微妙に切り返しながら、ロッドワークとしてワームリグに伝えることができるでしょう。

仕舞寸法は98cmで、ウエイトは95g。

ブランクスの先径は1.7mmで、適合するルアーウエイトは4gから12gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら6lbから12lbまでです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、99.3%に設計されています。

実際に手に取ってみると、とても軽くてしなやかなブランクスに仕上がっていると感じました。

グリップは細身で握り込みやすく、継目も含めて美しいベンディングカーブを描いてくれます。

スピニングタックルならロンクキャストしやすいですが、ベイトフィネスタックルなら、カバーから強引に引き離すような使い方もできます。

実売価格は3万円台と、購入を検討しやすい価格帯に収まっているのが嬉しいです。

ガイド径は小さめなので、ラインが絡まるトラブルは避けられるでしょう。

シマノから発売されているベイトフィネスリール・SLX BFSシリーズの中から、左巻きハンドルのエクストラハイギアモデルを選んでみました。

ギア比は8.2対1なので、ハンドル1回転につき82cmのラインを回収することができるようになっています。

最大ドラグ力は3.5kgで、ウエイトは170g。

スプール寸法は、直径が32mmで、幅が22mm。

ラインキャパは、フロロカーボンラインなら8lbを45m巻けます。

ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリングは5個搭載しています。

実際に手に取ってみると、とても軽くてスプール回転は滑らかです。

クラッチの切れに剛性感があり、パーミングもロープロファイルデザインなので安定しています。

シマノでは珍しいマグネットブレーキですが、とてもシンプルな作り込みで、制動の強さも素晴らしいです。

軽いルアーをキャストしていても、失敗してバックラッシュになるトラブルは、ほとんど発生しません。

実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

ヤミィ500のノーシンカーワッキーリグをカバー周りに投入して、カバーに潜んでいるビッグバスを引きずり出してみましょう。

ヤミィ500追加カラーの気になる発売日は、2023年の8月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、891円です。

非常に特徴のあるカラーバリエーションが追加されたことで、釣り場でのアプローチの組み立ても変更すると面白いでしょう。

エビの脱皮色に似たプロブルー系カラーは、さまざま釣り場で効くはずなので、必ずタックルボックスに入れておきたいものです。