ダウズジャーク190は2023年ジャッカルから新登場のダート性能に優れたビッグベイト！

全長が190mmのビッグベイトが、2023年ジャッカルから新登場します。

その名は、ダウズジャーク190。

いったいどんなスペックに仕上がっているのか、分かりやすくご紹介しましょう。

ジョイントの部分は無いようですから、ボディ形状やバランスでアクション・飛距離を引き出すのでしょうか。

ダウズジャーク190とは、2023年ジャッカルから新登場のビッグベイトのことです。

スローフローティング仕様なので、キャストすると水面に浮き上がります。

全長は190mmと大きめで、ウエイトは3.2oz＝90.7185gにも達しています。

フックは、2/0番サイズのトレブルフックが、前後に標準で装備されています。

対象魚は、淡水のバス。

それから、海水のシーバスや青物など、多岐に渡っています。

ボートシーバスでコノシロパターンのシーバスを狙うのに、ベストマッチではないでしょうか。

ダウズジャーク190のボディ形状に注目してください。

まずは、最後尾。

なんと水平方向にフラットにデザインされていて、水平フィン状になっています。

キャストの際に、ルアーに直進性能をもたらしますし、抜群のキャスタビリティを実現してくれます。

ロッドワークを加えてアクションさせると、ボディのロールを抑制し、圧倒的なダート距離を作り出すでしょう。

次に注目するのは、後方の下部。

ここには垂直方向にヒレのようなフィンが突き出しています。

ここに水流が当たると、やはりボディがロールするのを抑え、ダートの距離を伸ばしてくれるでしょう。

キャストの際には、飛距離に好影響が出るのは間違いなさそうです。

ダウズジャーク190には、左右に強烈にダートする性能が与えられています。

捕食スイッチの入った魚の視界に、ルアーを操っているアングラーの姿が入ってしまうことがほぼ無く、ルアーが見切られてしまうのを防ぎます。


またフラットサイドボディなので、ジャークアクションを加えると、そこにしっかりと水を受けます。

強烈なダートアクションを引き起こす、要因のひとつになるでしょう。

ダウズジャーク190には、タングステン移動重心が搭載されています。

比重の高いタングステン素材を用いているので、ロングキャスト性能が高められています。

ダウズジャーク190は、ラトルサウンドを発生します。

ゴロゴロと鈍く響き渡る、ワンノックサウンドに仕上がっているので、大型のフィッシュイーターを効果的に惹き付けるでしょう。

ロングキャストして広範囲からビッグシーバスを引き寄せたい、港湾部のボートシーバスゲームなどで、とても重宝しそうです。

しっかりと強めのロッドワークを加えて、メリハリのあるジャークを与えながら、ラトルサウンドを発生させてみましょう。


ダウズジャーク190のフックアイは、フロントもリアもスイベル式フックアイになっています。

アイそのものが回転するので、大型の強い引きの魚とファイトを続けても、バラシを抑えられるでしょう。

強力なスイベルを採用していますから、安心して魚とのやり取りを楽しめるはずです。

ダウズジャーク190には、全部で10種類のカラーバリエーションがラインナップされています。

●マルハタゴーストチャートカラー

●マルハタデリシャススイマーカラー

●マルハタゴーストパールカラー

●エスケープケタバスカラー

●マルハタストロングベイトカラー

●エスケープブルーバックカラー

●マルハタフラッシングベイトカラー

●ビジブルスーパーチャートカラー

●ピンクバックスイマーⅡカラー

●マルハタパールアユカラー

チャート系やピンク系の膨張色や、リアルでナチュラルな配色も豊富に用意されているので、さまざまなシチュエーションで活用できるでしょう。

ダウズジャーク190をロングキャストしてダートさせるのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、90gを超えるウエイトを支えられるベイトロッドがマッチします。

リールは、太いラインを大量に巻けるベイトリールが使いやすいでしょう。

シマノからリリースされているボートシーバスゲーム用ベイトロッド・ディアルーナBSシリーズの中から、B63Hを選んでみました。

全長は1.91mと、やや短くて取り回しのいい設計になっています。

継数は2本で、仕舞寸法は98.0cmにまで縮まります。

ウエイトは100gと軽めですから、長い時間ロッドを振り続けても、さほど疲れを感じてしまう展開にはなりにくいでしょう。

ブランクスの先径は2.0mmと太めで、適合するルアーウェイトは、最大130gまでです。

これならダウズジャーク190のウエイトを、余裕で背負えることになります。

適合するラインは、PEラインなら2号から5号まで、モノフィラメントラインなら最大30lbまで使えます。

ブランクスのカーボン素材含有率は、99.1%になっています。

実際に手に取ってみると、とても軽くて張りのあるブランクスに仕上がっていると感じました。

グリップ周りは細身で握りやすく、ランカーシーバスが掛かってもじゅうぶん耐えられるでしょう。

ロングキャストする際には、全長が短いことで、バックスイングによる接触を防げます。

ボートデッキ上は意外と狭いですから、この全長はとてもありがたいです。

実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

1本持っておけば、さまざまなビッグベイトやジョイント系スイムベイトをキャストするのに便利でしょう。

シマノから発売されているロープロファイルデザイン系ベイトリール・スコーピオンMDシリーズの中から、ノーマルハンドルモデルの左巻き仕様を選んでみました。

ギア比は7.9対1ですから、ハンドル1巻きにつき107cmのラインを回収することができるようになっています。

最大ドラグ力は8.0kgで、ランカーシーバスにもじゅうぶん耐えられるでしょう。

ウエイトは320gで、スプール寸法は直径が43mm、幅が22mmです。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら25lbを135m、PEラインなら5号を140m巻けます。

ハンドルの長さは45mmで、ボールベアリングは7個採用しています。

実際に手に取ってフィールドで使ってみたのですが、とてもパワフルにラインを巻き取れると感じました。

ボディ剛性はカチッとしていて、大型魚からの負荷にもしっかり耐えながら、ゴリ巻きで引き寄せることができました。

ハンドルノブはつまみやすくて滑りにくく、キャストフィールも申し分ないでしょう。

遠心ブレーキチップが多いので、2つぐらいから試しながら、自分の扱いやすいブレーキフィールに変えていきましょう。

実売価格は2万円台と、購入を検討しやすい価格帯に収まっています。

バス釣りはもちろん、シーバスのボートシーバスゲームにも使える、おすすめのベイトリールといえそうです。

ダウズジャーク190の気になる発売日は、2023年の8月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、4,180円です。

既存のジョイント系ビッグベイトと上手くローテーションしながら使うと、バスやシーバスの反応が良くなるかもしれません。

カラーにもこだわって、シチュエーションにマッチした配色を使ってみてください。