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スイングマイキー115に2023年ボーン素材ボディ新登場【ジャッカル】

FISHING JAPAN 編集部

独特の3連ジョイントボディを採用しているビッグベイト・スイングマイキー115に、2023年新たなスペックが追加されます。

干渉音が響き渡るボーン素材を用いて、高比重タングステンラトルを内蔵しています。

その特徴や使い方について、分かりやすくご紹介しましょう。

スイングマイキー115ボーンとは

スイングマイキー115ボーンとは、2023年ジャッカルから新登場の、ボーン素材を用いたビッグベイトです。

ボーン素材は、通常のプラスチック樹脂ボディとは異なり、体内ラトルが干渉すると、独特の低いゲロゲロサウンドを響かせます。

全長は115mmなので、他のビッグベイトと比べるとややコンパクトでしょうか。

ウエイトは28.5gですから、ビッグベイト専用タックルを用意する必要はありません。

通常のベイトタックルで、MHパワー前後のブランクスがあれば、じゅうぶんキャスト可能となります。

スイングマイキー115ボーンの最後尾を見てください。

ジョイントパーツが、水平方向に扁平したテールにデザインされています。

アクションの横倒れを防止するための扁平テールで、水平方向に薄く広がる形状によって、ビッグベイトに多いロールアクションを抑えることに成功しています。

これにより、左右へのウォブリングアクションをベースにした泳ぎが展開されます。

ボディ側面で水面を的確に押し、広範囲に波を起こすことになるでしょう。

スイングマイキー115ボーンのジョイント部分にも目を向けてみましょう。

可動域を広げていることが、すぐに分かるはずです。

大きくハの字に開かれたようにデザインされているので、デッドスローリトリーブすると、艶めかしくボディをくねらせてくれます。

ロッドワークを加えてドッグウォークさせると、メリハリのある首振りアクションを発生させます。

当然水面での存在感は増し、フローティング仕様であることのメリットを引き出すことになるでしょう。

スイングマイキー115の実釣インプレ!

スイングマイキー115の既存カラーモデルを、実際にフィールドで使ってみました。

カヤックに乗って小規模なリザーバーに浮かんだのですが、キャストはしやすく、飛距離はカンタンに伸ばすことができます。

着水音は大きめなので、しっかりとサミングして減速した状態での着水を心がけると、バスに余計なプレッシャーをかけずに済むでしょう。

MHパワーブランクスのベイトロッドなら、じゅうぶん背負うことができます。

リトリーブをスタートさせると、いきなりヘッドが横を向く感じに。

左右へのウォブリングアクションが強めで、リトリーブを止めてからも大きく弧を描く動きが残ります。

バスがそばに居れば、すぐに真下まで接近してきて、観察・凝視モードに。

この状態で干渉音やアクションに刺激的な要素が加われば、バイトに持ち込める確率は高まるでしょう。

2023年新登場のボーン素材モデルに、大きな期待を感じてしまいます。

リザーバーでは、インレット周りの水深の浅いエリアで、バイトを多く取れました。

垂直岩盤に隣接する深場では、岬の地形に近づくと真下から突き上げるようなバイトが発生。

ただ巻きリトリーブのほうが、食い付きは良かった印象を持ちました。

合計3種類のカラーバリエーションから選択可能!

スイングマイキー115ボーンには、全部で3種類の新しいカラーバリエーションがラインナップされます。

●スイングアマガエルカラー

●スイングクロガエルカラー

●スイングチャートガエルカラー

どの配色も、水面でよく映えるものばかりなので、ロングキャストしても視認しやすいメリットがあります。

ただ巻きリトリーブでバイトを誘いやすい配色ですし、意図的にロッドワークを加えたアクションでも、食わせの要素が引き立つのではないでしょうか。

時折静止して、自ら起こした波の上で揺らしてやるのもいいかもしれません。

スイングマイキー115ボーンを操るのにおすすめのタックルを選んでみた!

スイングマイキー115ボーンをロングキャストして操作するのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、前述の通りMHパワー前後のブランクスを採用したベイトロッドがマッチします。

リールは、16lb前後の太いモノフィラメントラインを豊富に巻けるベイトリールが合うでしょう。

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ダイワからリリースされているバス釣り用ベイトロッド・ブラックレーベルLGシリーズの中から、631MHFB-FRを選んでみました。

全長は1.91mとやや短めなので、ロッドワークを反映させやすいでしょう。

継数は2本ですが、グリップジョイント方式を採用しているので、仕舞寸法は163cmと長めになっています。

ウエイトは111gと軽めで、先径/元径は2.2/13.9mmと太め。

適合するルアーウエイトは、7gから42gまでですから、スイングマイキー115ボーンをきっちり操れるでしょう。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら10lbから20lbまで、PEラインなら最大5.0号まで扱えます。

ブランクスのカーボン素材含有率は、98%に設計されています。

実際に手に取って振ってみると、張りは強いものの、負荷に対して曲がろうとするテイストが与えられていると感じました。

ガイドにはラインが絡まりにくく、手返しのいい連続キャストを繰り出せそうです。

グリップ周りは細身なので、しっかりと握って大物の引きに耐えやすくなっています。

実売価格は3万円台と、購入を検討しやすい価格帯に設定されているのが嬉しいです。

もう少し長いブランクスのほうが、ロングキャストはしやすいかもしれませんが、これぐらいの長さのほうが、細やかなロッドワークを繰り出しやすいでしょう。

誘いから食わせへの転換をスムーズをおこないたいなら、長過ぎないベイトロッドを使いこなせるようになりましょう。

ダイワ(DAIWA) 21 スティーズ A TW HLC 6.3R

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ダイワから発売中のロープロファイルデザイン系ベイトリール・スティーズAシリーズの中から、HLC6.3Rを選んでみました。

ギア比は6.3対1なので、ハンドル1巻きにつき71cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

スイングマイキー115ボーンでただ巻きリリトーブを実践すると、安定した泳ぎを引き出せるでしょう。

最大ドラグ力は6.0kgで、ウエイトは190gと軽め。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら16lbを100m巻けます。

ハンドルの長さは90mmで、ボールベアリングは8個搭載しています。

実際に手に取ってみると、とてもパーミングしやすく、ハンドル回転は滑らかそのものでした。

クラッチを切ってスプールを回転させると、滑らかに回ってくれます。

TWSが搭載されていますから、太いモノフィラメントラインでもスムーズに放出できるでしょう。

実売価格は4万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。

ハイギアモデルも発売されているので、手返しのスピードを早めたい人は、そちらも検討してみるといいかもしれません。

スイングマイキー115ボーンの気になる発売日はいつ?

スイングマイキー115ボーンの気になる発売日は、2023年の6月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、3,190円です。

ジョイント系のビックベイトでありながら、他のビックベイトとは一線を画した個性を持っているように感じます。

ウォブリングアクションでバスを惹き付けたいアングラーに、ぜひ使ってもらいたいルアーといえるでしょう。

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