クロダイの釣り方特集!初心者におすすめのルアー+タックル
堤防や河川の護岸エリアからルアーで釣ることができる、クロダイ。 そのゲーム性の高さ・面白さから、チニングゲームとして注目されています。 ここでは、初心者の人におすすめしたいク…
FISHING JAPAN 編集部5月以降の水温の高まりとともに、群れで接岸してくるのが、フィッシュイーターのカマスです。
梅雨の時期になると、夕方から夜にかけて、漁港周辺でルアーを追うようになってくれます。
ここでは、カマスの特徴や釣り方、美味しく食べるレシピについてご紹介しましょう。
目次
カマスとは、スズキ目カマス科の海水魚のことで、水温が高まる5月ぐらいから群れで接岸してきます。
細長い魚体ですから、泳ぎのトップスピードは速めで、小魚を見つけたら一気に間を詰めてバイトする習性があります。
口をチェックすると、下アゴが突き出していて、鋭い歯が数多く並んでいるのが分かります。
獰猛なイメージしか湧いてこない魚で、体長は30cm前後のものが多いでしょうか。
寒くなると深場に落ちていくので、ショアからのキャスティングゲームで釣るなら、5月から10月ぐらいまでがおすすめです。
稀に50cm近い個体が掛かるのですが、基本的には30cm前後のサイズに対応可能なタックルを組めばOKでしょう。
カマスの釣れる場所は、漁港の防波堤周りです。
カタクチイワシやアジなどを負い込んで捕食するので、護岸があってある程度の水深がある場所のほうが釣りやすいです。
カマスが接岸してきて活性が高まるのは、夕方から夜にかけてが多くなります。
典型的な夜行性のフィッシュイーターで、ラインに結ぶルアーも夜使うことを意識したものがベターです。
釣り方として試したいのは、漁港の内側を夕方から観察すること。
カタクチイワシやアジが漁港の内側で釣れていたら、カマスが追い込んでいる可能性が高いです。
漁港の防波堤の入り口付近からルアーをキャストしていけば、カマスのバイトがすぐに得られるかもしれません。
おすすめのルアーは、シンキングミノー・シャッド・シンペン辺り。
サイズは5cm程度の小さなフォルムのものにとどめておくと、ミスバイトが減ります。
カマスは勢いに任せてルアーに突っ込んでくる習性があり、フックが上手く口に掛からないことが多いです。
なのでバイトを手元で感じても、いきなり強く大アワセする必要はありません。
ルアーを噛んで泳ぎ出して、ラインが張り詰めてからフッキング動作へ移るようにしましょう。
DUEL(デュエル) HARDCORE(ハードコア) ルアー ヘビーシンキングミノー ハードコア LG ヘビーミノー (S) 50mm Weight:6g F1200-HIW-イワシ ライトゲーム
カマスの歯はかなり鋭いので、ラインを噛まれるとカンタンに破断してしまいます。
やや太めのショックリーダーラインを結ぶようにするか、常に表面をチェックして結び換えるようにしましょう。
またプラスチック樹脂製のルアーを使っていると、すぐにボロボロになってしまいます。
そこでおすすめなのが、小型の鉄板系バイブレーションルアーです。
ボディが薄い金属製なので、カマスの鋭い歯でもへっちゃら。
夜釣りの効果的なグロー系カラーも充実しているので、ロングキャストでさまざまなレンジをトレースしながら、誘いをかけてみてください。
バイトが遠退いてきたら、一度ボトムまでルアーを落とし込むほうがいいでしょう。
ボトムからリフトしながらただ巻きリトリーブすることで、カマスが回遊しているレンジを推し量ることができます。
ルアーのリアフックばかりに掛かるようなら、リトリーブスピードを落としてみてください。
フックは変形するかもしれないので、交換用の予備フックをタックルボックスに入れておくようにしましょう。
釣り上げたカマスは結構暴れますから、鋭い歯でケガをしないように、魚バサミを必ず持参してください。
カマスの食べ方・レシピでおすすめなのは、塩焼きです。
皮を活かしたレシピなので、美味しく食べることができるでしょう。
鮮度の高いカマスなら、刺身にするのもいいかもしれません。
こちらも皮をはがさずに、焼霜造りにして食べるといいでしょう。
カマスの焼霜造りのレシピを丁寧に解説している動画を見つけたので、ぜひ参考にしてください。
カマスをショアからのルアーキャスティングゲームで釣るのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、ある程度長さのあるブランクスのスピニングロッドがマッチします。
リールは、2000番サイズ以上のスピニングリールに、PEラインを巻いて対処しましょう。
ダイワからリリースされているライトソルトウォーターゲーム用スピニングロッド・月下美人シリーズの中から、74UL-Sを選んでみました。
全長は2.24mと長めなので、ロングキャストアプローチするのに適しているでしょう。
継数は2本で、仕舞寸法は116cmにまで縮まります。
これなら漁港のあらゆるポイントまで持ち込むのに、とても便利でしょう。
ウエイトは66gと軽めで、先径/元径は0.7/9.9mmと細め。
適合するルアーウエイトは、0.3gから5gまで。
適合するラインは、PEラインなら0.1号から0.3号まで、モノフィラメントラインなら1lbから3lbまでです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、97%になっています。
実際に手に取って継いでみると、とてもしなやかで軽い印象を持ちました。
グリップは握りやすく、かなり操作性の高いスピニングロッドに仕上がっています。
継目部分の曲がりはスムーズなので、カマスを掛けてから水面まで浮かせるのに、何ら不安は感じないでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
メバリングゲームで使うために企画されたアイテムですが、カマス釣りにもじゅうぶん対応できるのが嬉しいです。
重めのルアーを使いたいときは、もっとブランクスパワーのある機種を手に取ってみてください。
カマスのバイト時に発生する衝撃を上手く吸収したいなら、これぐらいのブランクスのほうがいいかもしれません。
ダイワ(DAIWA) スピニング 21 フリームス FC LT2000S-XH
ダイワから発売中の汎用型スピニングリール・フリームスLTシリーズの中から、2000番のエクストラハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は6.2対1なので、ハンドル1巻きにつき81cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.0kgで、ウエイトは185gと軽めです。
ラインキャパは、PEラインなら0.4号を200m、モノフィラメントラインなら2.5lbを200m巻けます。
ハンドルの長さは40mmで、ボールベアリングは5個搭載しています。
実際に手に取ってみると、とても軽量コンパクトで扱いやすい印象を持ちました。
カチッとした剛性が伴なっていて、ローター・ハンドル回転ともに安定しています。
実売価格は1万円台と、とても安い価格帯に収まっているのが魅力的。
さまざまな釣りスタイルに幅広く活用可能なスピニングリールなので、1台持っておくと重宝するでしょう。
カマス釣りをすると、細かなウロコが付着しやすいので、釣行から帰宅したら水洗いメンテナンスを施してください。
カマスの習性や釣り方・美味しく食べるレシピ、おすすめの釣りタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
釣り上げたら、持ち帰るぶんだけ活け締めにして、クーラーボックスに保管しましょう。
取り込みの際には鋭い歯に気を付けて、魚バサミやフィッシンググローブを活用するように心がけてください。
ライトソルトウォーターゲームのアプローチでは、メバルやメッキなども釣れますから、楽しい釣りを満喫しましょう。
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