シンキングミノーの使い方特集!シーバスを狙うための基本操作をマスターしたい
シンキングミノーは、キャストして着水すると、自重によってどんどん沈むように作られています。 それを上手く活用して、シーバスを攻略するにはどうすればいいでしょうか。 ここでは、…
FISHING JAPAN 編集部ラパラの数あるルアーの中から、リップ付きミノーのフローティング ジョインテッドを取り上げてみましょう。
浮力がとても高く、水流をとらえてすぐにアクションを始めてくれる、優れたキャスティングゲーム用アイテムです。
どんなふうに使えばいいのか、実釣インプレを交えながらご紹介しましょう。
目次
フローティング ジョインテッドとは、ラパラからリリースされている細身ミノーのことです。
サイズ設定は、全部で5種類。
最も小さなJ5タイプで、全長は50mm、ウエイトは4gです。
ボディ素材がプラスチックなのは、このJ5タイプのみで、残り全てはバルサウッドで出来ています。
J7は70mmで4g、J9は90mmで7g。
ウエイトとボディバランスを考慮すると、この辺まではスピニングタックルをメインにして操作するほうがいいでしょう。
J11は110mmで9g、そして最も大きなJ13は130mmで18gに設定されています。
J13タイプのみ、ソルトウォーターゲーム仕様になっています。
全サイズを実釣で使ってみました。
まずは、渓流でのトラウトゲームから。
渓流には小さなサイズが向いていて、岩や岸際のカバーなどを正確に撃っていきます。
着水したら高い浮力によって、すぐに水面に浮かび上がります。
川の流れでくの字になり、そのまま下流へと流されていきます。
トロ場や岸際にたどり着いたら、リールハンドルを回して、リトリーブを開始しましょう。
流されたぶんだけ、トレースできる距離が長くなっています。
キャストして飛距離を伸ばすよりも、川の流れを利用するほうが手間要らずで確実です。
しかもフローティング ジョインテッドは、流されやすい特徴を持っているいるので、それを上手く活用しない手はないでしょう。
ただ巻きリトリーブが効果的で、そのまま足元までルアーを連れてこないように、途中でリールハンドルを回すのを止めてください。
そうすると、再度川の流れにフローティング ジョインテッドがつかまって、トレースする距離を伸ばせます。
ワンキャストで何度もリトリーブするのを楽しめのが、この釣り方のメリットでしょう。
そしてフローティング ジョインテッドを活かす釣り方でもあります。
フローティング ジョインテッドを池や湖で使ってみました。
カヤックに乗って岸際を撃っていきます。
キャストして着水、そこからリトリーブして潜行させるのですが、リールハンドルを軽く2度回す程度でOKです。
回すのを止めると、ゆらゆらと水面まで浮上します。
そこから再度リールハンドルを回して、また止めます。
この間にバスやナマズ・ライギョなどが食い付いてこなかったら、ルアーを回収してしまいましょう。
そしてキャストし着水、先ほどと同じ誘い方を繰り返して、魚の反応をチェックしていくのです。
意外と早い段階で、魚が食い付いてきますから、釣り当日の魚の居場所を見つけるのに重宝するでしょう。
フローティング ジョインテッドを、海のシーバスゲームで使ってみました。
漁港や河口域など、シーバスが居付きそうな護岸を、ひとつずつ丁寧に撃っていきます。
広大な沖合いへ向けてキャストするより、カバーやストラクチャーを狙うほうが、シーバスの反応をチェックしやすいかもしれません。
最も大きなサイズのJ13は遠投しやすいですが、ボディ内部に重心移動システムを搭載しているわけではないので、圧倒的な飛距離を叩き出すのは難しいでしょう。
そこで活用したいのが、護岸際を歩きながらトローリングする、テクトロです。
ゆっくり歩いてもフローティング ジョインテッドは機敏にアクションしてくれるので、シーバスの突き上げに遭遇できるかもしれません。
フローティング ジョインテッドの小さなタイプを渓流で操るのに適している、おすすめのスピニングロッドをご紹介しましょう。
安定したリトリーブをおこないながら、イワナやヤマメ・アマゴのバイトを弾きたくなかったら、柔らかくてよくしなるブランクスのロッドがマッチします。
ダイワから販売されている、渓流トラウトゲーム専用スピニングロッドのシルバークリークシリーズです。
本体の長さは1.42mで、継ぎ数は2つで、収納時の長さは74cmです。
ロッドの重さは68gで、先端と元の直径はそれぞれ1.4mmと8.4mmです。
このロッドに適したルアーのウエイトは1.5gから7g範囲です。
使えるラインはモノフィラメント系で、2lbから6lbが最適です。
ブランクスのカーボン含有率は約31%です。
その価格は3万円台で、比較的手を出しやすい設定となっています。
フローティング ジョインテッドの特徴や各釣り場での使い方、渓流でおすすめのロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ジョイント構造であることを活かしながら、自分の釣りスタイルに組み入れてみてください。
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