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ホリデーイソで防波堤からイワシ・アジを釣り上げよう!【シマノ】

FISHING JAPAN 編集部

春以降は水温の上昇が長く続いていて、イワシやアジなどの群れが接岸してきます。

防波堤から眺めると、足元を通り過ぎる銀色の群れを見つけることも。

そんなときにサビキ釣りを実践できるのが、シマノから発売中の振出式ロッド・ホリデーイソです。

どんな使い方をすればいいのか、詳しくご紹介しましょう。

ホリデーイソってどんなロッドなの?

ホリデーイソとは、シマノからリリースされている、コスパ優秀な振出式の磯竿のことです。

磯竿といっても、岩礁の立ち並ぶ磯場だけで使うのではありません。

もっと手軽に釣りを楽しめる、防波堤や護岸エリアなどの、足場の良いところで振るアングラーが多くなっています。

全25機種もラインナップされていて、さまざまな仕掛けにマッチできるように配慮されているアイテムです。

実売価格は抑えめで、1万円を若干超えるアオリイカ釣り仕様のもの以外は、ほぼ1万円以内で収まるでしょう。

これは初心者アングラーにとって朗報で、まずは魚に触れたい!と考えているなら、この磯竿を手に取ることをおすすめします。

数あるラインナップのホリデーイソシリーズ、釣具店に出向くとズラリと並んでいて、どれを購入しようか迷ってしまうかもしれません。

どれか1本に絞るなら、サビキ釣りができるものがいいでしょう。

ホリデーイソ・3号450PTSという、ちょっと長めのネーミングが与えられた機種があります。

全長は4.45mあるので、防波堤に立ったときに海水面までギリ届かない程度になるでしょうか。

別に届く必要はないのですが、サビキ釣り仕掛けを上下に動かし、魚が掛かったら一気に引き上げるのに丁度いい長さといえるでしょう。

振出式で5本継ぎですから、なんと103cmにまで縮めることができます。

103cmといえば、成人の腰の高さ程度なので、持ち運びはラクラク。

クルマに積み込むのも、防波堤まで持参するのも、億劫に感じてしまうことはまずないでしょう。

しかもウエイトは、205gしかありません。

これよりもう一段階太いタイプになると、280gに跳ね上がるので、軽快に使いたいなら3号450PTSで決まりでしょう。

先径は1.5mmで、錘負荷は5号から8号まで。

適合するハリスは3号から7号なので、一般的なサビキ釣り仕掛けなら幅広く対応可能です。

ブランクスのカーボン素材含有率は、85.5%となっています。

グラス素材の比率が若干高めですが、負荷に対してしなやかに曲げていくなら、これぐらいの混合比率のほうが扱いやすいでしょう。

ホリデーイソ・3号450PTSを使ってサビキ釣りを楽しもう!

まず、ホリデーイソ・3号450PTSをゲットし、防波堤から通過・陸揚げするイワシを狙いましょう。

ウキを使うことなく、まず足元を探るためにコマセカゴを下げます。

複雑な考え方は必要ありません。

ホリデーイソ・3号450PTSに2500から3000までの範囲のスピニングリールを取り付け、リールからの道糸をガイドに通過させます。

ガイド径は思ったより小さいので、一つも見逃さないよう、注意しながら糸を通してください。

全て通し終えたら、その末端にサビキの仕掛けを接続し、最下部にコマセカゴを繋げます。

このコマセカゴについているオモリの重さを、ホリデーイソ・3号450PTSが耐え得る鉛負荷に調整します。

現実的には、極めて重いものはほぼ無いので、コンパクトな樹脂タイプのコマセカゴならばそのまま結べば問題ありません。

コマセカゴにオキアミを充填すれば、ついに海への投入が可能です。

泳がせ釣りも実践可能なホリデーイソ・3号450PTS!

ホリデーイソ・3号450PTSを用いたサビキ釣りで、イワシ以外にアジの群れを狙うこともできます。

アジのサイズは季節によって変わっていきますから、30cm近くの大物が掛かるケースも出てくるでしょう。

手のひらサイズのアジがたくさん釣れたら、水汲みバケツで海水を汲んで、2匹から3匹をそこにキープします。

サビキ仕掛けを外して、大きめのシングルフックを結び、それをキープしておいたアジの背中に刺し通します。

そのまま海へ放り込むと、アジは元気に泳ぎ回って深場へと潜っていきますから、リールからラインを出して泳がせてみてください。

全く反応が無いかもしれませんし、アジを捕食する大物が食い付いてくるかもしれません。

いわゆる泳がせ釣りを実践するのにも、ホリデーイソ・3号450PTSはとても扱いやすい磯竿なのです。

大物が掛かったときのことを考えて、大きめで柄の長いランディングネットも用意しておきましょう。

ホリデーイソシリーズにマッチするおすすめリールを選んでみた!

ホリデーイソシリーズに装着して使いたくなる、おすすめのスピニングリールを取り上げてみましょう。

通常のサビキ釣りなら、2500番から3000番前後の軽めのスピニングリールが合います。

活きアジを用いた泳がせ釣りなら、太いラインを多めに巻いておきたいので、4000番クラスのスピニングリールのほうがいいかもしれません。

ダイワ(DAIWA) スピニングリール 20 クレスト LT2500(2020モデル)

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ダイワからリリースされている、汎用型スピニングリール・クレストLTシリーズの2500番モデルです。

ギア比は5.3対1なので、ハンドル1回転につき75cmのラインを巻き取ることができるように作られています。

最大ドラグ力は、余裕の10kgに設定されています。

ウエイトは235gで、ハンドルの長さは55mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら6lbを150m巻けますし、PEラインなら0.8号を200m巻くことが可能です。

ボールベアリングは、4個搭載しています。

実際に手に取ってみると、ハンドル回転は軽やかで、ローターもしっかり回ってくれます。

ラインのストック量が多めですから、一度巻くとしばらくそのままサビキ釣りを続けられるのが嬉しいです。

実売価格は4千円台ですから、とても低価格な設定に収まっています。

これなら家族が使うぶんや、予備用にクルマに積んでおくぶんを買い増ししてしまいそうです。

使用後は、ラインローラーやスプールなどを真水でよく洗っておくようにしましょう。

強めに振って水を切ってからタオルで拭き取り、直射日光の当たらない場所で乾燥・保管してください。

ダイワ(DAIWA) スピニングリール 22 カルディアSW 4000-CXH(2022モデル)

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泳がせ釣りで大物狙いを実践するなら、これぐらいガッチリしたスピニングリールのほうが、安心してゴリ巻きできるでしょう。

本来ならライトショアジギングゲームなどに用いる、SWタイプの4000番スピニングリールです。

ギア比は6.2対1ですから、ハンドル1巻きで99cmものラインを巻き取ることができるようになっています。

最大ドラグ力は、12kgもあります。

ウエイトは290gで、ラインキャパはPEラインなら1.5号を200m巻けます。

ハンドルの長さは60mmで、ボールベアリングは6個搭載しています。

実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

4000番クラスのスピニングリールをひとつ所有しておくと、さまざまな釣りに転用することができます。

ライトショアジギングにのみ使う必要はなく、剛性・耐久性・強度をチェックして、これは使えそうだな!と感じたら、エサ釣りに使っても全然かまいません。

柔軟な発想で、ホリデーイソシリーズとの組み合わせをあれこれ考えてみましょう。

ホリデーイソシリーズを駆使して釣りを楽しもう!

ホリデーイソシリーズの特徴や使い方、おすすめのスピニングリールをご紹介しましたが、いかがでしたか?

防波堤で釣りをする際には、隣りのアングラーとの距離をじゅうぶんに取るようにしましょう。

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