バイブレーションルアーの使い方特集!バス&シーバスに効くおすすめアイテムをピックアップ
真正面から見ると、薄い幅の印象が強いルアーといえば、バイブレーションでしょう。 真横から見れば、フラットで木の葉のような形をしています。 これがひとたび水中に入れば、小刻みで…
FISHING JAPAN 編集部疑似餌(ぎじえ)と呼ばれている釣り用の道具は、かなり数多く存在します。
ワームやハードルアーはもちろん、フライ・弓角・エギ・サビキなどなど。
代表的な疑似餌をピックアップして、その特徴や使い方についてご紹介しましょう。
目次
疑似餌という言葉の意味は、魚が捕食しているエサに似せて作られている釣り道具を指しています。
どんな疑似餌があるのか、まず頭にイメージしたいのは、魚の捕食対象です。
小魚やエビ・カニなどの甲殻類・ゴカイやイソメなどの多毛類・貝類・プランクトン・虫類などが挙げられるでしょう。
そっくりそのまま酷似しているから釣れる!というわけではなく、ニオイや味といった要素も加えられると、俄然魚の食い付きがよくなります。
どのような種類があるのか、代表的な疑似餌を取り上げてみましょう。
●疑似餌の種類①ワーム
とても軟らかい素材で出来ていて、細長いフォルムや太いボディに、リブやレッグ・アームパーツが付いているのが、ワームという疑似餌です。
最近ではホンモノの生き物のニオイや味が、ボディ素材に練り込まれているタイプがリリース。
封入パッケージを開けただけで、凄まじい刺激臭が漂ってきます。
それをフックに付けて水中に投入すれば、艶めかしいアクションやニオイに引き寄せられてくる魚は、1匹や2匹では済まないでしょう。
ワームのメリットで忘れてはならないのは、装着するフックの先端をボディの内部に突き刺して隠せるところにあります。
フックの先端が剥き出しにならないので、複雑な障害物の中を通しても、引っ掛からずにすり抜けてきてくれます。
魚がワームに食い付けば、その衝撃でフックの先端が飛び出すという仕組み。
さまざまな釣り場で活用できることにつながるので、あらゆる疑似餌の中で使い勝手がいいかもしれません。
ただし、ワーム自体の重さはさほどあるわけではないので、シンカーと組み合わせて使うことが強いられる場面も。
流行りの高比重ワームなら、使われているワーム素材そのものが重いので、ノーシンカーリグとしてキャストしやすくなっています。
もうひとつ、ワームのメリットを挙げるとすれば、ユーザーであるアングラーが任意の箇所でカンタンに千切れることでしょうか。
例えば、細長いフォルムのワーム。
あまりに長過ぎて魚の口に吸い込みきれないと判断した場合、その場で引っ張ってカット。
短くしてからフックに再度装着して、ポイントへキャストすることが可能です。
例えば、ヒラメを釣るならそのまま使えるのですが、シロギスを狙うなら小さいサイズにカットして使う等々。
●疑似餌の種類②ハードルアー
硬いプラスチック樹脂などを素材にしていて、小魚などのカタチ・カラーに仕上げてある疑似餌のことを、ハードルアーもしくはハードプラグと呼びます。
素材が硬いので、とてもリアルな造形に作ることができますし、ボディ内部にウエイトボールを埋め込んで、遠くまで飛ばすことも可能です。
ラインは、ラインアイに結べるようになっていて、フックはフックアイにスプリットリングを介してつなぎます。
使っている途中で、フックのサイズや種類を交換することができます。
頭部アゴ下からリップが突き出していれば、水中に向かって潜行することもカンタンにおこなえます。
正面からの水流を受けて、左右に規則的にアクションを繰り返せるので、強めの波動が発生。
それに気づいた魚が、近寄ってきて食い付くのです。
水面に浮かぶハードルアーや、沈んですぐに着底してしまうハードルアーなど、多岐に渡っています。
その中から釣り場のシチュエーションにマッチしたものを選び出し、ラインに結んでキャストしなければ、魚は釣れません。
なかなかに奥深い疑似餌といえるでしょう。
●疑似餌の種類③フライ
シングルフックの周囲に羽根や毛糸などを巻き付けて、虫などの小動物に似せた疑似餌を、フライと呼びます。
水中へ投げ入れたときに、どのような生命感を見せるか、アクションはどうなるのかなど、いろいろ考えながら自分で作ることができます。
フライフィッシングの歴史は古く、イギリスやアメリカなどを中心に、日本にも愛好家が多いことで知られています。
渓流や湖で使う疑似餌という印象が強いですが、海でもしっかり使うことが可能です。
シーバスやチヌ・ボラ・ロックフィッシュなど、積極的にフライに反応してくる魚は多いです。
本格的なフライフィッシングタックルでキャストするケースや、ルアー釣り用のスピニングタックルに飛ばし浮きを付けて、その先にフライを結んでキャストしている人を見たこともあります。
柔軟に接することができれば、フライはもっと身近な疑似餌となってくれるでしょう。
疑似餌のワームをキャストして魚を誘うのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
漁港や河口域などに棲む海水魚をターゲットにするなら、細くてよく曲がり込むブランクスを持ったスピニングロッドがベストです。
リールは、2500番前後のスピニングリールに、PEラインを巻いて対処しましょう。
シマノ(SHIMANO) モバイルロッド 20 ルアーマチック MB S86ML-4 シーバス エギング タチウオ ロックフィッシュ ライトショアジギング
シマノから発売中の、モバイル系スピニングロッドです。
持ち運びがとても便利で、さまざまなシチュエーションでカンタンに釣りを始められるメリットを持っています。
全長は2.59mもありますから、飛距離は伸ばしやすいでしょう。
継数は4本で、仕舞寸法はなんと66.9cmにまで縮まります。
ウエイトは143gで、先径は1.6mm。
適合するルアーウェイトは、6gから32gまで。
適合するPEラインは、0.6号から1.5号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、92.5%となっています。
実際に手に持って継いでみると、負荷がかかればしなやかに曲がるのが分かります。
強過ぎる張りは存在しないので、軽く振り込むだけで疑似餌は遠くまで飛んでくれるでしょう。
グリップはEVA仕様ですから、水に濡れた手でも滑りにくく、安心して釣りを楽しむことができます。
実売価格は8千円前後と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
シマノからリリースされているアルテグラシリーズの中から、2500番モデルを選んでみました。
ギア比は5.3対1で、ハンドル1巻きにつき78cmのラインを巻き取ることができるように仕上がっています。
実用ドラグ力/最大ドラグ力は、3.5/9.0kgです。
ウエイトは225gで、スプール寸法は、直径が47mmでストロークが17mm。
ラインキャパは、PEラインなら1.2号を270m巻けますし、モノフィラメントラインなら2.5号を150m巻けます。
ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは5個搭載しています。
実際にこのリールに触れてみると、しっかりとした剛性が伝わってきますし、巻き心地も軽やかです。
実売価格は1万円台と、とても低価格に抑えられているのが嬉しいです。
疑似餌の特徴や使い方、おすすめの釣りタックルを取り上げましたが、いかがでしたか?
生エサを用意しなくて済む手軽さ、魚を釣る機会を増やしてくれます。
ハードルが高そうな印象はありますが、実際に疑似餌を用いてみると、意外とカンタンに釣れることが分かります。
釣り場に足しげく通って、疑似餌をキャストするところから始めてみましょう。
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