アジングルアーってどれを使えばいいの?ワームやメタルジグなどおすすめアイテム13選
流行りのアジングでよく使われているルアーに注目しましょう。
ジグヘッド+ワームはすでに定番となっていますが、メタルジグやシンペン・ミノー・スプーンなどにも、アジング専用のものが出始めていますよ。
そもそもワームだけでは、なぜアジングが成立しにくくなったのでしょう?
釣りをしている中で気づいたあれこれを、ルアーに活かす試みが花開き始めたということではないでしょうか。
ここでは、アジングルアーとして有効なものを厳選して解説します。
目次
アジングルアーとは
アジングルアーとは、アジを釣るために用いるルアーのことです。
餌に寄せたフォルムのものが多くなりますが、それはアジの口が小さかったり、餌に似たものにのみ反応しやすいという習性に基づいた結果です。
アジが他の魚に体当たりする習性でもあれば、ビッグベイトの釣りが浮上してくるでしょうが、今のところそういう話は耳にしませんよね。
そこでアジングルアーとして知られているものの中から、実際に使ってみたインプレをご紹介します。
もしまだ使ったことのないルアーが出てきたら、試してみるきっかけにしてくださいね。
おすすめのアジングルアーをピックアップ①ワーム+ジグヘッド
まず始めに取り上げるアジングルアーは、ワームです。
ジグヘッドにセットして、ジグ単として使うケースが多いですよね。
またフロート=飛ばしウキに接続して、沖合いの潮目などをロングキャストで狙うアプローチも盛んにおこなわれるようになりました。
かなり小さ目のアジから、尺アジと呼ばれる30センチを超えるようなアジまで、万遍なくターゲットにすることができますよ。
「えっ、大型のアジを狙うならハードプラグのほうがいいんじゃないの?」
そんなことはありません。
ジグ単でもじゅうぶんに尺アジを釣ることができますので、ワームのフォルムや機能を理解するところから始めてみましょう。
エコギア(Ecogear) ワーム 熟成アクア 活アジストレート 3.2インチ J06 ピンクアミエビ(夜光) 16245
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エコギアからリリースされている定番ワーム・活アジストレートの熟成アクアバージョンです。
ワーム全体にリブが刻まれているのが特徴で、アジが吸い込んだ際にカンタンに折れ曲がるようになっています。
ということは、口先で詰まることなくスッポリ吸い込まれてしまう確率が高く、フッキングの効率がアップすることにつながっています。
また独特のニオイが集魚効果を高めるので、日中よりも夜釣りに使うほうが、その効力を体感できるでしょう。
実際に使ってみたインプレですが、キャストのたびにズレ落ちて抜けてしまうことがあります。
その都度定位置に刺し直さなければならないのが、手間に感じるかもしれませんね。
もう少し硬めの素材でもよかったのでは?と感じるのですが、そうすると折りたたみ効果がなくなってしまいますから思案のしどころです。
ジグヘッドにワームキーパーの性能の高いもの・ズレらくく安定するものを選んで対処するのがベターでしょう。
もっとカンタンにアジに吸い込ませたければ、このジャッカル・アミアミをおすすめします。
ストレートワームで2.3インチもの長さがあるのですが、バイトがあった瞬間にアジの口の中へ消えていきます。
見事なほど折れ曲がりが早く、吸い込む邪魔になっていないのが分かりますよ。
グロー系カラーを使えば、日中の日陰エリアや深い層、夜釣りではエリア全般で有効に使うことができるでしょう。
HARIMITSU(ハリミツ) ワーム ブーティー シェイク 2.5インチ クリアレインボーラメ #02 MBW05 ルアー
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これらのワームと組み合わせるのが、アジング専用のジグヘッドです。
1グラム前後のウエイトのものを使うのが一般的になってきているので、適合するラインやロッド選びもアジング専用のものが必要になるでしょう。
ジグヘッドの形は、前方にノーズ部分が突き出したデザインにーのタイプに人気が集まっていますね。
意図した層をトレースするのに向いている形で、ストレート系ワームを水平に引き伸ばしながら泳がせることができます。
そのほうが、ワームのポテンシャルをきっちり引き出せている印象ですよね。
おすすめのアジングルアーをピックアップ②メタルジグ
次に取り上げるアジングルアーは、メタルジグです。
メタルジグは、コンパクトなボリュームでありながらウエイトを重くすることが可能なルアーですから、風の強い日でも遠投するのに向いていますし、潮の流れにも対処しやすい特徴を持っていますよ。
ボトムまですぐに落とせるので、深い層に沈んでいるアジの群れを、効率よく攻めることができるでしょう。
アシストフックの付け方やサイズにもこだわれば、釣れるアジの数もサイズもアップするのは間違いありません。
ルアーケースに保管しやすいですし、シマノのロッド・ルアーマチックなどと組み合わせて使えば、コスパ優秀な初心者向けアジングタックルが出来上がります。
防波堤などから足元をバーチカルに攻めることも可能になりますから、アジ以外のロックフィッシュなどもターゲットにすることができますよ。
メジャークラフトのジグパラマイクロは、キャスタビリティに優れているメタルジグです。
すぐにフォール姿勢に入りますが、ボトムに着くまでの間にアジのバイトが集中しますよ。
ボトムに着いたらロッドティップを立てて、上の層へ跳ね上げてからまたフォール。
この繰り返しでアジを誘ってください。
アタリは、ラインに出ます。
明確に走り出すこともあれば、ラインがフケる感じになることもあり、そういった変化を敏感にとらえるようにしましょう。
いきなりロッドを振り上げてフッキングする必要はありません。
アジのアゴは、とても弱くできていますから、リールハンドルを回してラインに張りを与えるようなフッキングを実践してください。
それでメタルジグが手前に来なければ、アジがくわえている確率が高いといえるでしょう。
アシストフックには、金針を使ったりティンセルを施したりすると、食い付く確率がアップしますよ。
ジャングルジム(Jungle Gym) メタルジグ ジャコイチ 19mm 1g シラスグロー #20 J260 ルアー
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おすすめのアジングルアーをピックアップ③スプーンやシンペンなどその他のハードルアー
アジングルアーでは、スプーンやシンペン・ミノーなども有効に使うことができます。
スプーンといえば、管釣りトラウトに用いるルアーのイメージが強いですが、シンプルな構造でしかも硬い金属素材を採用しているので、歯のキツいフグやベラに襲われてもへっちゃらです。
ジグヘッド+ワームをキャストしても、やたらとちぎれたり削られたりするケースに遭遇したら、スプーンに結び換えてみてください。
同じ理由で、シンペンやミノーに切り換えるのもOKでしょう。
飛距離を伸ばしたいときも、ハードルアー系のほうが距離を稼げるので選択するようにしてください。
ただし、最近はフロートリグなどの遠投可能リグが発明され使われていますから、ワームでは難しい水押し効果やフラッシング効果が欲しいケースで使ってみるのもいいでしょう。
このアジング用スプーンは、同じ重量のジグヘッド+ワームくらい飛距離が伸びるように作られています。
着水後のフォールスピードは、ジグヘッドよりもスローで、水平姿勢を維持しながらヒラヒラと舞い落ちながら、アジにアピールしますよ。
日中のアジングにおいて特に効果を発揮するので、釣れない状況に陥ったときの切り札として持っておきたいルアーですね。
ジャクソン(Jackson) ルアー ミジンコ 1.8g CRB レインボー
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アジングルアーとして人気を集めていめるのが、このジャクソン・ミジンコです。
自重1.8グラムのシンキング仕様で(2.5グラムタイプもあります)、激しくトゥイッチしたりリトリーブするのではなく、ラインテンションを維持しながらのフォールでアジを食わせます。
実際に使ってみると、とてもキャストしやすくて、潮の流れに乗せることも可能ですよ。
まるで凧揚げをしているような感覚になりますし、スローに沈んでいくフカセ釣りの通しウキを操っているイメージに似ていますね。
ミジンコのフォール中に、アジが勝手に食い付いてくるといったほうが適しているでしょうか。
ロッドを縦方向に上げながら、ミジンコの抵抗を手のひらでとらえつつ、ロッドを倒しながらラインの変化に集中するようにしてアタリを判断してください。
新しいアジングのアプローチパターンが生まれたと確信できるルアーですね。
新しいアジングルアー・ミジンコの水中アクション動画はこちら
アジングルアーを使いこなしてあらゆるシチュエーションでアジを釣り上げよう!
アジングルアーの選び方や使い方、おすすめアイテムをピックアップしてみましたが、いかがでしたか?
どれかひとつのカテゴリーのルアーを使い込んだら、そのルアーのメリットとデメリットが理解できます。
その上で別のルアーをキャストすれば、個々のカテゴリーをしっかり操れるようになるでしょう。
ちなみに、アジングの大敵は、風です。
風を味方につけるためには、そのシチュエーションに適したルアー選びが求められます。
アジが釣れる・釣れないの分かれ道ですから、自らのスキルアップや釣りに対する知識を増やすようにしましょう。
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