PEラインの巻き方徹底ガイド!基本から応用まで丁寧に解説
購入したPEラインを自分のスピニングリールやベイトリールに巻くとき、釣具店でおこなってもらう人が多いです。 でも毎回巻いてもらっていると、釣り場で急に巻き換えをする際に困ってしま…
FISHING JAPAN 編集部バス釣りでよく用いられるモノフラメントラインといえば、比重が高くて水に馴染みやすいフロロカーボンです。
2022年にダイワから新発売されるバス-Xフロロ240なら、ボビン巻き240mと大量なので、リールのスプールに目一杯巻き付けやすいでしょう。
その特徴や使い方、巻き付けるのにおすすめのリールをご紹介します。
目次
バス-Xフロロ240とは、2022年ダイワからリリースされる、フロロカーボンラインのことです。
ストック量の多いボビン巻き仕様なので、240mもの量を確保しています。
設定されている強度は、最も細い3lbから最も太い25lbまで、合計11種類から選べるようになっています。
3lbからの細い番手には、適度な張りを持たせています。
結節強力・感度ともに高めで、ネコリグやダウンショットリグなどの軽量リグを操るのに、アドバンテージになる作り込みが施されています。
例えば、スピニングタックルで5m以上のディープゾーンを探るとき。
ボトムまで落とし込んだことを、しっかりと感知しなければなりません。
目でラインの様子をチェックして、少しでもフォール中と異なる動きをすれば、リグが何かに触れたな!と判断すべきでしょう。
それがボトムなら、ラインの動きはそのままで止まるはず。
そこからロッドティップを立ててラインスラックを取り除き、張って緩めてリグの位置が踊らなければ、ボトムでとどまっていることに。
そこからロッドワークを加えてワームをアクションさせ、伝わってくる振動を手元で覚えていきます。
バスが食い付いてくれば、振動のリズムが狂いますし、ラインの張りにも変化が表れるでしょう。
それら全てを見極めるのに、比重の高いフロロカーボンラインならとても分かりやすいのです。
しっかりと張りのある細い番手を活用しながら、フロロカーボンラインの特性を理解しましょう。
バス-Xフロロ240は太い番手になるほど、ソフトフィニッシュに仕上げられています。
糸グセが付きにくくなるので、キャストの際にロッドガイドとの干渉が抑えられるメリットがあります。
当然飛距離が伸びやすくなり、広範囲をくまなくチェックできるでしょう。
既存のフロロカーボンラインは、どうしても太くなるとゴワゴワした使用感になりがちで、一度付いた糸グセが抵抗となり、飛距離を稼げなくなりがちでした。
バス-Xフロロ240ではその点を改善しているとのことですから、ぜひ早く使ってみたいものです。
高強力でしなやかなラインに仕上がっているので、さまざまなシチュエーションで活躍してくれるはずです。
クランクベイトやスピナーベイトなど、水中に潜らせて操るタイプのルアーをカバー周りへキャスト。
メリハリのあるアクションや振動を手元で感じながらリトリーブを繰り返して、ちょっとした変化を拾ったらフッキング動作へ移るようにしたいものです。
バス-Xフロロ240には残りの量がすぐに分かるように、マーキングシールが160m部分と80m部分に貼られています。
また円筒状のクリアーケースにボビンが入っているので、ラインの表面ををキズから守るようになっています。
DPLS=平行巻でボビンに巻かれていますから、糸潰れがほとんど無く均質な状態で使うことができます。
バス-Xフロロ240の設定強力は、3lb・4lb・5lb・6lb・8lb・10lb・12lb・14lb・16lb・20lb・25lbの11種類から選べます。
バス釣りはもちろん、アジングやメバリング・チニング・ロックフィッシュゲームなどに幅広く使ってみましょう。
カラーは、ナチュラルカラーになっています。
バス-Xフロロ240を巻いて実釣で使ってみたい、おすすめのリールをご紹介しましょう。
まずは、細い番手を巻けるスピニングリールから。
3lbクラスのフロロカーボンラインと相性がいいのは、2000番から2500番辺りでしょうか。
ライトリグを軽妙に操りながら、さまざまな魚を誘ってみたいものです。
人気のフリームスLTシリーズの中から、2000番モデルを選んでみました。
ギア比は5.2対1とノーマルギアなので、ハンドル1回転につき68cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.0kgで、自重は185gとかなり軽めに設計されています。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら3lbを150m巻けますから、バス-Xフロロ240の巻糸量ならじゅうぶんカバーできます。
PEラインなら、0.6号を150m巻けます。
ハンドルの長さは40mmで、ボールベアリングは5個搭載しています。
実際にフィールドで使ってみると、ハンドル回転の滑らかさはとても安定している印象です。
軽快に巻き続けることができますし、指先に過度な負荷がかかってくるようなこともありませんでした。
ローター回転も滑らかで、ドラグの反応も敏感です。
ライトラインを巻いてアプローチしていても、安心して魚とのやり取りを楽しめるでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
低価格であれば、ロッドやルアー・ラインの同時購入も検討しやすくなりますから、ぜひ釣具店で手に取って確認してみてください。
スプールに付いているパーフェクトラインストッパーは、細番手のフロロカーボンラインでも、しっかりとホールドしてくれます。
ショックリーダーラインのような太い番手でも、ホールド感が変わらないのが嬉しいです。
汎用性の高いタトゥーラTWシリーズの中から、ハイギアモデルを選びました。
ギア比は7.1対1ですから、ハンドル1巻きにつき75cmのラインを巻き取ることができるように作られています。
自重は195gと軽めで、最大ドラグ力は5kgです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら16lbを100m巻けます。
ハンドルの長さは90mmで、ボールベアリングは7個搭載しています。
実際にフロロカーボンラインを巻いて使ってみると、軽やかにスプールは回ってくれます。
太い番手のラインでも、TWSは摩擦抵抗を抑えて飛距離を伸ばしてくれるのです。
バックラッシュトラブルは、ほとんど発生しませんから、快適な手返しで広範囲を探ることができるでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
ソルト対応のベイトリールなので、フロロカーボンラインを巻いたまま、チニングゲームやロックフィッシュゲームに投入してみましょう。
使用後は塩気を拭い去りたいので、真水による洗浄を必ず実施してください。
TWSユニットの周辺やスプール・リールフットなど、気になるところは入念に水洗いして拭き取るようにしましょう。
フロロカーボンラインの場合、表面が白っぽくなってきたら交換のサインです。
バス-Xフロロ240ならストック量が多いので、こまめに巻き換えがおこなえるのが嬉しいです。
バス-Xフロロ240の待望の発売日は、2022年の6月に設定されています。
販売価格は、メーカーからオープン価格として提案されています。
ライントラブルが発生する可能性がありますので、バス-Xフロロ240を予備として持って行きましょう。
フィッシングラインを解除した後は、必ず釣った場所に放置せず引き上げましょう。
美しいフィッシングエリアを維持することは、すべてのアングラーの責任とされています。
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