ラパラのPEラインで釣りたい!4本撚り・8本撚り・極細などの充実したラインナップが高評価
北欧のフィンランドで産声をあげたルアーメーカー・ラパラ。 世界中のアングラーがその恩恵を受けていて、非常に評価の高い製品を世に出し続けています。 なんとその製品の中に、釣り用…
FISHING JAPAN 編集部釣りには、さまざまなラインが使われています。
対象魚や釣り方に合わせて使い分けるのがベスト、となるとフロロカーボンラインは、どのようなケースで用いるのがいいのでしょうか?
ここでは、フロロカーボンラインの特徴や使い方、おすすめのアイテムをご紹介します。
「フロロって硬くてゴワゴワしているイメージがあるんだけど・・」
確かに最初はハリスに使われているケースが多かったですから、そのままリールスプールに巻くとゴワゴワした巻きグセが付いてしまっていました。
今ならリールに巻く道糸専用のものがリリースされていますから、とてもしなやかに仕上がっていて扱いやすいですよ。
目次
フロロカーボンラインとは、水の透明感に近い透明度を保持したラインのことです。
水によく馴染むカラーなので、当然魚からは見えにくくなります。
試しにPEラインを直結したワームリグと、フロロカーボンラインに結んだワームリグで、魚が食い付いてくる回数を数えてみましたが、びっくりするぐらい差がついてしまうことがあります。
魚に刺激を与えないのは、とても魅力的ですよね。
岩やコンクリート壁に擦っても、強度が高いのでカンタンには切れません。
ナイロンもかなり根ズレには強いのですが、水中では浮き上がりやすいので、ボトムの変化などをとらえにくいのです。
その点フロロカーボンラインは比重が高いですから、自ら積極的に沈もうとしますよ。
沈みが素早い分、魚からのアタリをとらえやすいですし、結んだルアーやワームリグの操作性も上がるでしょう。
こういったメリットを活かして、水に浮かび上がる性質を持ったPEラインのリーダーに用いるケースがあります。
PEラインの先端に、1メートル前後の長さのフロロカーボンラインを結ぶわけです。
当然水に絡みやすくなりますし、根ズレにも強くなるでしょう。
フロロカーボンラインは吸水率がほぼゼロなので、長く水に浸けていても傷みの進行は抑えられます。
まさに至れり尽くせりのラインといえそうですね。
「でもさ、PEラインとの結び目でプッツリ切れた経験があるんだけど・・」
フロロカーボンラインにデメリットがあるとすれば、結び目が挙げられます。
いわゆる結節強度が、他のラインに比べて弱いのです。
ずいぶんと改善されてきましたが、キャストの回数が増えてきたら積極的に結び換える習慣を身に着けておくと、不意のトラブルを抑えられるでしょう。
フロロカーボンラインのデメリットは、もうひとつ挙げられます。
それは、しなやかさを欠いたゴワゴワ感。
クセが付きやすくなっていて、引っ張っても習性が難しいものが多いですね。
キャストの際に、そのクセ部分がロッドティップなどに絡まったら、もう大変。
最悪の場合はカットして、クセの部分を取り除くしか対処法はないといえます。
それから使用頻度が増してくると、表面が白濁してくるものも存在します。
これも元通りの透明な状態には戻せませんから、カットして取り除くようにしましょう。
巻き換えのタイミングも、こういった変化に合わせるのがいいかもしれませんね。
フロロカーボンラインを選んだときの魅力は、なんといってもルアーの移動距離を短く抑えられることです。
ナイロンラインもPEラインも、浮力が高いので水の上を滑ろうとします。
でもフロロカーボンラインは、着水したらその場で水に沈み、ルアーの横滑りをも止めてくれますよ。
狙ったピンポイントやカバーに潜む魚を、じっくり誘い出したいとき、ルアーはその場に居続けてもらいたいもの。
それをラインが補助してくれる、そういう役割を担っているのが、フロロカーボンラインなのです。
ですから、トップウォータールアーにも積極的に使ってもらいたいですし、さまざまな使い方を編み出してもらいたいですよね。
アシングゲームで使ってみたい、フロロカーボンラインを取り上げてみましょう。
元々アジングでは、かなり細いエステルラインやPEラインを用いることが多いですね。
でもそれら2つのラインより、フロロカーボンラインのほうが沈んでいくスピードは早く、水絡みがいいといえます。
1ポンドから1.5ポンドくらいまで細くして、使ってもらいたいのがこちらのフロロカーボンラインです。
シーガー(Seaguar) ライン シーガーR18 フロロリミテッド 釣り用フロロカーボンライン 100m (0.4号) 1.5lb クリア
クレハからリリースされている、超極細のフロロカーボンラインです。
フロロカーボンラインの最高クラスの強度と柔らかさを両立しているので、とても扱いやすく、ライトリグの操作性はバツグンですよ。
1ポンドのほうが細くてよく飛ぶイメージで、1.5ポンドのほうが安心して使えるように感じました。
根ズレにも強く、結節強度も実釣に耐え得るレベルを誇っています。
実際にスピニングリールに巻いてみて、リーダーを介さずにそのまま使っているのですが、アジのアタリに対する反応を素早くおこなえる気がしますね。
例えばジグ単で、すみやかにフォールさせつつも、ショートバイトを取りたいときなどに重宝するでしょう。
当然これより太いラインを使うのもOKですが、しなやかさと感度を兼ね備えているのは、1ポンドや1.5ポンドが勝るのではないでしょうか。
実売価格は千円台と、とても安い価格帯に収まっています。
さまざまなアジングのアプローチをおこなうためのひとつとして、フロロカーボンラインを使いこなしてくださいね。
フロロカーボンラインの特徴やデメリット・メリット、おすすめのアイテムについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
水によく沈み、吸水率がほぼゼロですから、リーダーやハリスに用いるのがベターですが、ぜひ道糸としての魅力も引き出してみましょう。
ラパラのPEラインで釣りたい!4本撚り・8本撚り・極細などの充実したラインナップが高評価
北欧のフィンランドで産声をあげたルアーメーカー・ラパラ。 世界中のアングラーがその恩恵を受けていて、非常に評価の高い製品を世に出し続けています。 なんとその製品の中に、釣り用…
FISHING JAPAN 編集部PEラインとリーダーの結束で悩んでいませんか?超カンタンな結び方を動画でチェック!
皆さんがPEライン(ピーイーライン)とリーダーの連結を困難に感じた経験はありませんか? 色んな素材を直接結んでも滑ってしまう、同素材同士の連結。 これがうまく結べなければ、間違いな…
FISHING JAPAN 編集部バス釣りに適したラインってどれ?バス釣りラインの選び方を解説!
バス釣り用のライン選びに、釣具店では常に迷っていませんか? バス釣りに最適なラインは三種類あり、それぞれに独自の特徴と相性が良いルアーが存在します! 本記事では、各ラインの特性…
FISHING JAPAN 編集部DAILYランキング