ジギングロッド徹底解説!ロッドの選び方&おすすめモデル8選
魚の引きをダイレクトに楽しめるジギングは、使用するルアーによって様々なアプローチができることから幅広い層の釣り人に支持されています。 中でも船やボートの上から実践するオフショア…
FISHING JAPAN 編集部比較的シャローエリアや近海で展開する、スーパーライトジギングに注目が集まっています。
ダイワのスーパーライトジギングロッドにも新製品がラインナップ、ますます選択肢が増えることで、アングラーも多くなるでしょう。
いったいどんなロッドが新しく登場したのか、詳細スペックを取り上げてみます。
「ダイワのオフショアゲームといえば、ソルティガシリーズだよね!」
その通り!スーパーメタルトップ=SMTを搭載しているとのことで、期待してしまいますね。
目次
ダイワの新しいスーパーライトジギングロッドが、2021年の7月にリリースされました。
その名は、ソルティガSLJ。
スーパーライトジギングを楽しむための全5種類で、内4機種にスーパーメタルトップ=SMTが搭載されています。
SMTとは、超弾性チタン合金が素材に使われているロッドティップのことで、よくロッドに用いられるカーボン素材では難しい、高い感度を得ることができます。
魚から伝わってきた振動を、超弾性チタン合金が確実にとらえますよ。
チューブラーやソリッド構造に加工して、ロッド全体のバランスを考慮した調子を作り出せるのです。
実際にSMTに触れてみると、とても柔らかくて鋭く曲がり込んでも、元通りに復元できます。
その復元の仕方が、強くなく緩やかなので、魚からの負荷が掛かっている間は、曲がりを維持した状態でロッドを効率よく働かせます。
スーパーライトジギングでは、ジャークを織り交ぜながら巻き取り作業をおこないますから、SMTは絶妙な曲がりを見せたままで、メタルジグを跳ね上げ過ぎることなくアクションできるでしょう。
そのことは、バラシの抑制にもつながりますし、魚からの希少なアタリをムダにしないことにも直結しています。
一度使うと、SMTの心地良さからは離れづらいものになりますよ。
船釣りのカワハギ釣りなどで、過去に体感したことがありますが、絶妙のノリの良さを発揮してくれました。
スーパーライトジギングという釣りスタイルにも、ぴったりマッチするのは間違いないでしょう。
また、ロッドティップの素材が金属製になることから、その強度は折り紙付き。
軽めのキャストをおこなって、ロッドティップへの糸絡みが発生しても、いきなり破損してしまうことを防いでくれます。
巻き込んでしまうことも発生しがちですから、その際も破損リスクを軽減してくれるでしょう。
ダイワ・ソルティガSLJの各機種について、詳しくピックアップしてみましょう。
●510LS-SMT
SMT搭載のスピニングモデルで、最も短いブランクによる高感度を実現しています。
軽めのジグでシャローエリア攻略を展開しつつ、イサキやロックフィッシュを狙ってみましょう。
●64MLS-SMT
60グラムまでのジグを活用しながら、スーパーライトジギングを堪能できるマルチパーパスなロッドです。
まずは1本用意したいなら、このロッドからスタートするといいでしょう。
●62MS-SMT
ブランクにMパワーアクションを持たせたロッドで、青物などの引きの強い魚が掛かるエリアなら、対応しやすいでしょう。
80グラムまでのジグなら、容易に操ることができますよ。
●61MS TG
このロッドには唯一SMTが採用されておらず、ブランクがよく曲がるように設計されています。
ブチ曲げた状態で魚とのやり取りを楽しみたい人にベストマッチですね。
●60MB-SMT
このモデルのみ、ベイトロッドです。
ドテラ流しなどの釣法を多用する際に、とても操りやすいでしょう。
底に着いたときの感触が、もっとも伝わりやすいロッドといえるかもしれませんね。
キャスティングを織り交ぜたいなら、スピニングロッドに任せたほうがいいですよ。
ダイワのスーパーライトジギングロッドに装着して操りたい、おすすめのリールを2台ご紹介しましょう。
大きな負荷が掛かる釣りですから、剛性・耐久性は重視したいですよね。
でもせっかくのライトなロッドですから、リールも軽量化されたもののほうがマッチするでしょう。
ダイワ(DAIWA) スピニング 21 カルディア LT3000-CXH
2021年にダイワから新発売された、汎用性の高いスピニングリールです。
3000番モデルなので、ラインキャパがじゅうぶんで扱いやすいでしょう。
ギア比は6.2対1に設定されていて、ハンドル1回転につき93センチのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は10.0キロもありますから、青物が掛かっても余裕でやり取りを楽しめるでしょう。
自重は205グラムと軽めで、ラインキャパはPEラインなら1.0号を200メートル巻けます。
スーパーライトジギングゲームでは、0.6号や0.8号をスプールに巻くことが多いので、ラインキャパに関してはじゅうぶんあると判断していいでしょう。
ハンドルの長さは55ミリで、ハントルノブはHG-T型を採用しています。
ボールベアリングは、6個搭載していますよ。
実際に手にしてみると、とても軽くて操作性が高い印象を持ちました。
ハンドルの回転はスムーズで、ローターの回りも滑らかそのもの。
魚が掛かってからのドラグの利きも滑り出しも、特に気になるところはなく、しっかり稼働してくれます。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっていますよ。
ダイワ独自のカーボンモノコックボディで、軽さと剛性の両立を、うまく実現できているスピニングリールといえるのではないでしょうか。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 19 レグザ LT3000-XH(2019モデル)
ダイワからリリースされている、低価格で扱いやすいスピニングリールです。
剛性もじゅうぶんありますから、青物が掛かっても耐えて引き寄せられるでしょう。
ギア比の設定は6.2対1なので、ハンドルを1巻きすると93センチのラインを巻き取ることができるように作られています。
これならラインスラックが発生しても、テンポよく回収してスーパーライトジギングゲームを展開できますよね。
自重は260グラムとやや重め、最大ドラグ力は10キロありますから、大型魚が掛かっても余裕をもって引き寄せてください。
ラインキャパは、PEラインなら1.0号を200メートル巻けます。
ボールベアリングは5個搭載、ハンドルの長さは60ミリで、ハンドルノブはT型が付いています。
実際に手に取ってみると、さほど重く感じることはありませんでした。
ハンドルノブは握りやすく、負荷が掛かっても滑ってしまうことはなかったです。
ドラグの出はスムーズですが、滑りが一定という感じではなく、グッと耐えてジーッと出ていくイメージでしょうか。
ローター回転もハンドルの回りも、滑らかな状態を維持してくれますよ。
実売価格は1万円台と、とても安い価格帯に設定されているのが嬉しいですね。
タックル購入の予算を低く抑えたい人に、おすすめの機種といえるでしょう。
釣行後は、ラインローラーやスプール・ハンドル周りをしっかり水で洗浄してください。
塩が残っていると、ザラザラ感が発生して次回の釣行から使いにくくなりますよ。
ダイワのスーパーライトジギングロッド・ソルティガSLJの特徴や、おすすめのリールを取り上げましたが、いかがでしたか?
スーパーライトジギングゲームを実践している乗合船を予約して、実際のロッドワークを覚えるところから始めてみましょう。
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