アウトバックライトの写真

「釣りたい」を即実行する50cmの高性能モバイルロッドが登場。

FISHING JAPAN 編集部

みなさんは「想定外の釣りのチャンス」に遭遇したことがありますか?

仕事が早く終わって自由な時間ができた。

出張先が海の近くだった。

家族とアウトドアに出かけたら絶好の釣りスポットがあった・・・。

不意にやって来るチャンスは意外と多いのではないでしょうか。

また、そんな時ロッドを持ち合わせておらず、悔しい思いをしながら釣り場を後にしたことがある方も多いのではないかと思います。

今回紹介するテイルウォークのOUTBACK LIGHT(以下アウトバックライト)は仕舞寸法(=竿をしまったときの長さ)50cm以下という驚異のコンパクトさで、気軽にバッグに入れておけるロッドです。

いつでもどこでも、「釣りたい」と思った時にバッグから取り出して釣りが楽しめるアウトバックライトの魅力に迫ります。

進化が止まらない大人気モバイルロッドシリーズに新作が登場

2021年ゴールデンウィーク頃発売のアウトバックライトは名前のとおりライトゲームに特化したシリーズです。

すでに16モデルが展開されている大人気シリーズ・アウトバックのコンセプトである“Your free time can be fishing time”「片手間で釣りをしよう、帰り道に旅をしよう」を継承しつつ、既存モデルよりもさらに性能をブラッシュアップさせたものとなっています。

フレッシュ・ソルトを問わず、あらゆる魚をターゲットに狙うことのできる汎用性の高いロッドです。

アウトバックライトはモバイルロッドの限界を超越する

モバイルロッドは持ち運びしやすい反面、継ぎ目が多くて性能が劣るという印象を持っている方もいるかもしれません。

しかしアウトバックライトはこれまでのモバイルロッドよりも携帯性をさらに高め、かつ機能性の課題をクリアした仕上がりで、従来の印象を塗り替える逸品となっています。

これからアウトバットライトをパーツごとに紹介していきますが、読めばきっと「これまでのモバイルロッドとは違うんだ!」と納得していただけるはずです。

全てのモデルが仕舞寸法50cm以下!ビジネスバッグにも収納可能

アウトバックライトはコンセプトの通り、マルチピースで気軽に持ち運べるのが最大の魅力です。

どのモデルも仕舞寸法が50cm以下と、非常にコンパクトな作りになっています。

A3の書類が入るバッグであればアウトバックライトを収納することが可能です。

仕事帰りや出張先など、突然訪れる釣りのチャンスも、アウトバックライトをバッグに入れていれば逃すことはありません。

マルチピースとは思えない柔軟なカーブを表現

アウトバックライトシリーズは5本継ぎ(S604Lのみ4本継ぎ)構造です。

マルチピースロッドは携帯性が高い反面、継数が増えるほど曲がりが不自然になると言われています。

しかし、このアウトバックライトは継ぎ方を適材適所で変えることによって、しなやかなカーブが表現できるようになっており、マルチピースロッドのデメリットを見事に克服しています。

釣りをしている最中はマルチピースであることを忘れてしまうほどの抜群の使用感を発揮します。

高品質なSiCガイドを採用

ガイド(=ラインを通すパーツ)部分には富士工業製のSiCリングを採用しています。

SiCリングはケイ素(Si)と炭素(C)の化合物で、ダイヤモンドに次ぐ硬さを誇ります。

釣りをするとラインには目に見えない砂や塩が付着し、長いヤスリのようになりますが、SiCガイドは削れにくく減りにくいため、擦れに非常に強いです。

また、SiCリングは仕上げの際に顕微鏡で見ても表面がなめらかなほど磨き上げられるため、ラインにかかるダメージも飛躍的に軽減されます。

モノフィラメントライン(=編み糸ではなく1本の素材で出来ているライン)や極細のPEラインを使用する釣りに最適です。

高級感溢れるデザイン

眺めるだけで高揚感を得られるスマートなデザインもアウトバックライトの大きな特徴と言えます。

特にグリップ部分の光沢感とダイヤモンドカットのメタルパーツからはテイルウォークの並々ならぬこだわりが感じられます。

持ち運んで移動する時間まで楽しませてくれるロッドです。

あらゆるシーンで実力を発揮する5モデルを紹介

アウトバックライトは2021年4月現在5モデルが発表されています。

(注)頭文字に「S」の表記があるものはスピニングロッド、「C」の表記があるものはベイトロッドになります。

S604L

最軽量のショートレングスモデルは繊細なルアーさばきを実現

6ft(=1.82m)の短いレングス、自重は驚異の68gという軽快感あふれるモデルです。

ショートレングスを活かしてルアーを繊細に操作することができます。

トゥイッチ(=ロッドを小刻みに動かしてルアーに不規則な動きを与えること)やドッグウォーク(=ルアーを左右に振るように動かすこと)で攻めるのに最適です。

また、ティップ(=竿先)が非常にスリムに仕上げられているため、水中の微妙な変化を感じやすく、食いつく力の弱い豆アジなどのターゲットのバイトも明確に捉えることができます。

全長(ft,in)仕舞寸法(cm)継数自重(g)ルアー(g)ライン(lb)定価(円)
650468MAX4MAX624,000

S665UL

長すぎず短すぎないレングスで多様なフィールドにマッチ

6ft6in(=1.98m)というちょうどいい長さで、ロングキャスト(=遠投)やピンスポットキャスト(=狭い釣り場への投げ入れ)など多様なテクニックに対応するモデルです。

どんな軽量ルアーでもそつなく扱える懐の広さで幅広いフィールドにマッチします。

人気のアジングやメバリングにもってこいの機種です。

全長(ft.in)仕舞寸法(cm)継数自重(g)ルアー(g)ライン(lb)定価(円)
6.644584MAX3MAX424,000

S725L

しなやかな曲がりを最大限に楽しむロングレングス

7ft2in(=2.13m)のロングレングスで、アウトバックライトの持ち味であるしなやかな曲がりが最も実感できるのがS725Lです。

ソルトゲームになると足場の高い場所で釣りを行うことがしばしばありますが、これだけの長さがあれば安心してゲームに挑めます。

5gまでのスモールプラグ(=魚の形をした小型のハードルアー)、特にシンキングペンシル(=沈むタイプのハードルアー)との相性が抜群です。

大物がかかった際にも、引きに合わせてスムーズな弧を描き柔軟に対応します。

全長(ft.in)仕舞寸法(cm)継数自重(g)ルアー(g)ライン(lb)定価(円)
7.248587MAX5MAX825,000

C665L

狙ったところにキャストが決まるベイトフィネスモデル

ベイトフィネス(=ベイトロッドを使った繊細な釣り)仕様のモデルです。

他の機種と同様柔軟に曲がるのが持ち味で、カーブを活かして軽量のプラグを狙ったところに投げ入れることができます。

狭い場所であってもばっちり投入を決められるため、「投げているだけで楽しい!」と感じさせてくれるようなロッドです。

ブラックバスやトラウトなど、レギュラーサイズのターゲットがかかっても存分にファイトが楽しめます。

全長(ft.in)仕舞寸法(cm)継数自重(g)ルアー(g)ライン(lb)定価(円)
6.6445100MAX5MAX825,000

C725L+

パワーが必要なベイトフィネスで実力を発揮

前に紹介したC665Lよりもさらにパワーが必要な状況で活躍する機種です。

小型のプラグを使った釣りのほか、ライトテキサスリグ(=ワームに弾丸のようなオモリをセットする仕掛け)でボトムを中心に攻めるゲームとも相性が良いです。

こちらもベイトフィネスを楽しみたい方におすすめの一本です。

全長(ft.in)仕舞寸法(cm)継数自重(g)ルアー(g)ライン(lb)定価(円)
7.2485105MAX8MAX1026,000

あらゆる海や川で・・・カバンを開けばライトゲームの始まりだ

今回はアウトバックライトを紹介しました。

バッグにすっぽりと入ってしまう仕舞寸法で、移動の際に気軽に持ち運びができるこのシリーズ。

一本手に入れておけば、今後訪れるありとあらゆる釣りのシーンですぐさま活躍してくれるでしょう。

より充実したライトゲーム、そしてより充実した釣りライフを約束してくれるアウトバックライトをぜひチェックしてみてください。

個性溢れるテイルウォークのロッド、まだまだあります。

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