ダイワの人気ベイトリール特集!ユーザー評価の高い機種おすすめ10選
総合釣具メーカーのダイワがリリースしているベイトリールには、ユーザーの人気が集まっています。 デザインがカッコイイですし、先進技術が豊富に搭載されていてライントラブルが抑えられ…
FISHING JAPAN 編集部小粒で可愛いクランクベイトといえば、ダイワならピーナッツが挙げられるでしょう。
1980年代の前半、アメリカから取り入れた金型によって製作がスタートした、ダイワルアーの中の人気シリーズです。
とにかくコンパクトでシンプル。
どこから見ても、オーソドックスなクランクベイト形状は、奇をてらったデザインを好まない多くのアングラーから支持を受けるようになりました。
もう40年にも及ぶわけですから、その人気の高さは他に比較するものがないとさえいえるでしょう。
ここでは、ダイワのピーナッツの特徴や、実際に使ってみたカラー別インプレをご紹介します。
サイズやリップ形状のバリエーションも豊富ですから、自分の好みのピーナッツを見つけてくださいね。
目次
ダイワのピーナッツシリーズとは、フローティング仕様のバス釣り用クランクベイトのことです。
頭部のアゴ下にリップが突き出しているので、キャストしてリトリーブするとそこに水が当たってアクションを発生する仕組みになっていますよ。
平らな面に垂直に水が当たることになるので、リップの左右、ひいてはボディの左右と背中部分に対して水流が抜けることに。
この水流の中で、丸く太った可愛いボディが、浮力にフラフラと振り回されながら、ウォブリングやローリングといったクランクベイト独特のアクションを発生させるわけです。
バスは、このアクションに惹かれるのではありません。
アクションによってピーナッツの周囲の水が攪拌され、全方向に押し出されます。
この水押しを、肌で感じて振り向き、強い興味を示すことにつながっていきます。
水押しの弱いルアーでは見向きもしなかったバスが、ダイワのピーナッツが通り過ぎただけで猛然と襲いかかるシーンは圧巻のひと言。
まさに捕食スイッチをオンにする要素が、ギュッと詰まっているとしか言いようのない、卓越したルアーだと言い切れるでしょう。
それをこんなコンパクトでシンプルなデザインでこなしてしまうところに、アングラーも強く惹かれるのです。
ダイワのピーナッツには、3つの種類のリップが用意されています。
SRは、シャローエリア全般を1メートル前後潜りながら泳がせるのに向いています
SSRは、リップが進行方向に対して立ち気味で、あまり潜ることができません。
そのおかげて水面をかき回しながら泳がせるのに適していますよ。
DRは、リップが最も長くて前方に突き出しています。
そのおかげかよく潜り、水深1.5メートル前後まで到達することができます。
ボトムをノックしながらトレースできるので、底質を調べるのに適していて、ついでにバスも釣れてしまいます。
ダイワのピーナッツには、さまざまなサイズも用意されています。
体長50ミリサイズは、ピーナッツⅡと呼ばれていて、現在のスタンダードモデル。
前述のSR・SSR・DRも、このピーナッツⅡに含まれています。
それ以外には、ちょっと大き目のデカピーナッツⅡ、ちょっと小さ目のタイニーピーナッツ、よく潜るワイルドピーナッツ、そして回転ペラ+ブレードチューンされたデカピーナッツと、かなり豊富ですよ。
どれを選ぶかは、アングラーのお好み次第。
あまり難しく考えずに、キャストしやすそうなものから手元に置いて、さまざまなシチュエーションで試してみましょう。
ダイワのピーナッツには、数多くのカラーが用意されていて、どれを選ぼうか迷ってしまいます。
そこで実際に使ってみたインプレをご紹介しましょう。
実はバス以外に、海釣りでも最近人気を集めていますよ。
シーバスゲームやチヌゲームで注目のカラーも、併せてピックアップするようにしますね。
ダイワのピーナッツに限らず、このリバースクローというカラーは、クランクベイトに多用されるようになりました。
アメリカの寒い時期に開催されるバストーナメントで、エレキモーターによるドラッギング、つまりトローリングによって大型魚がバンバン釣れたのがきっかけだったのですが、そもそもこのカラーは日本で効くのか?という疑問があったので、徹底して使ってみました。
結果、プリスポーニングの時期以外ても、コンスタントにバスのバイトを呼び込んでくれることが判明。
それどころか、河口域でキャストし続けると、ハゼやチヌがやたらと釣れることも発覚。
やはりよく出来たカラーなのだと、認めることに至りました。
ザリガニに似ている、つまり甲殻類に似ているカラーだから釣れるのでしょうか?
それよりも、赤色に寄った濃いオレンジ系に、黒い線が複数混ざっているのが刺激になっているように感じます。
黒で赤を分断することで、ランダムに見える・見えないを発生させるような刺激の一端を担っているのではないかと。
チャート系のベースカラーに黒の縦縞模様が施された、ダイワのピーナッツです。
これも黒で分断する系の刺激を、しっかりと表現しているカラーといえるでしょう。
虎の模様に似ているので、マットタイガーと命名されているのも分かりやすいですよね。
チャートというカラーは、白の王様のようなもの。
膨張するような発色効果があるので、魚眼レンズを通すと対象物のシルエットが判別できないくらいに膨れ上がるといわれています。
魚にとってみれば、「こいつはナニモノ?」と感じてしまうでしょう。
よく判別しようとして、通常よりも近づいて見ようとします。
その接近行為が、口を思わず使ってしまう距離にまで到達することにつながるわけです。
定番といわれているクロキンカラー、ここにも黒が使われていますよ。
濁りなどが入った水質では、光を強く反射するミラー仕上げのカラーが有効とされてきました。
シルバークロームなら、小魚そのもののようなギラリ感を演出できますよね。
そのシルバー部分をゴールドに変えたのが、クロキンカラーといえそうです。
太陽光の反射を観察していると、ゴールドの要素が強いケースが多々ありますから、小魚の体側面に対する反射をうまく表現できているカラーなのかもしれませんね。
スピナーベイトのブレードカラーを、シルバーとゴールドで使い分けるように、ダイワのピーナッツも使い分けて釣果を伸ばしてみましょう。
ちなみに海にチヌゲームで用いると、バツグンの集魚力を発揮してくれますよ。
ピンク系のカラーは、アングラーにとって視認しやすいメリットがあります。
特に背中部分をピンクに塗ってもらうと、少々潜らせてもルアーがどこにあるか分かりますよ。
当然魚がバイトしてきた瞬間も、きっちりと見定めることができるので、フッキングするのにタイムラグが生じにくいメリットがあります。
またピンク系カラーは、どのフィッシュイーターからも大人気。
バス・ナマズ・雷魚は文句なしに反応してきますし、シーバス・チヌ・ハゼ・カマス・メッキなども追従してくる確率が高いですね。
そしていよいよ黒カラーの登場です。
吸収色といわれるカラーで、ルアーのシルエットもくっきり伝わりますよ。
発信する情報が明確である以上、魚に居場所と存在感を伝えるのに、これほど効果的なカラーはないといえます。
ただし、情報が明確ということは、何度もキャストすると飽きられることにもつながる可能性を含んでいるわけで、周囲の情報量が落ち気味な夜中などに投入すると、よく釣れるかもしれません。
チャートやピンクなどの膨張色と、うまくローテーションしながら使い分けてみたいですね。
こちらはアメリカ発の人気カラー・セクシーシャッドです。
ボディ中央に走っているイエローカラーが効く!などと言われていますが、こんなにコンパクトなルアーの一部に配色されているカラーが、突出して魚を刺激するとは考えにくいでしょう。
それよりも、単純に小魚=シャッドに似ている配色が、フィッシュイーターの捕食本能を刺激しているのでないでしょうか。
ただし、常に揺れ動いているルアーですから、動いている状態でどんなカラーに見えているか?に注目して使うほうが、好釣果につながるかもしれません。
ダイワのクランクベイト・ピーナッツの特徴や、おすすめカラーについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
豊富な種類が、我々アングラーに可能性の大きさを与えているのが、人気の秘密かもしれません。
そして実際に使ってみると、よく釣れるという釣果が信頼感をより膨らませてくれます。
最新の重心移動システムも積んでおらず、シンプル過ぎるルアーではあるものの、そのシンプルさが飽きの来ない魅力を生んでいるのかもしれず。
ダイワのピーナッツは、まだまだこれからも多くのアングラーと魚を、同時に魅了し続けるに違いありません。
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