バス釣り初心者のためのスタートガイド!バス釣りを始めるにはどうすればいいの?
「バス釣りを始めたいんだけど、何からスタートすればいいの?」 こういう初心者の人が、たくさんいますよ。 バス釣りに詳しい先輩がいれば問題は解決しそうですが、そんな恵まれた環境…
FISHING JAPAN 編集部バス釣りによく使うのがワームですが、なかなか食い付いてこないときがあります。
おかしいな?いつもならすぐにバイトがあるはずなのに・・と感じたら、次の一手を繰り出しましょう。
それが、バイトバスリキッドです。
液体状になっていて、フタを開けると強烈なニオイがっ!
いったいどうやって使うのか、バイトバスリキッドの扱い方や、それにマッチするおすすめワームをご紹介しましょう。
目次
バイトバスリキッドとは、ノリーズからリリースされているワーム用のソークオイルのことです。
ソークオイルとは、それを付着させることで集魚効果が高まる液体フォーミュラですね。
昔はラバージグそのものをソークオイルに浸して、水中で艶めかしく動くように仕込んでいましたが、そのオイルにエビなどのバスが好む味付けをして、ワームに付けて使うように改良されたものと考えていいでしょう。
本場アメリカではガーリック風味のラメ入りフォーミュラが、ワーム用にすでに販売されています。
何か液体に浸してワームを使うというスタイルには、長い歴史と積み重ねがあったということでしょう。
バイトバスリキッドを世に知らしめたのは、若手ナンバーワンの活躍をしている伊藤巧プロです。
密封容器を用意して、ソークしたいワームを入れた上から、バイトバスリキッドを流し込んでいますよ。
強烈なエビ臭が漂いますから、できれば戸外で作業をしたほうがいいでしょう。
ワームが液体にしっかり浸る状態にまで仕込んだら、きっちりフタをしてそのまま放置してください。
期間は長いほうが、ワームへの染み込み効果が期待できます。
基本的には30分もすれば、じゅうぶん使えるレベルになっているとは感じますが、まる1日漬けたものや1週間漬けたもの、1ヵ月や1年間という漬物のようなレベルのものも出現していますよ。
伊藤巧プロは、自身の漬物のことを“タクミ漬け”と呼んでいます。
このネーミング、とても伝わりやすくてGOODですよね。
実際にバイトバスリキッドを用いて、タクミ漬けを実践してみました。
どんなワームでも適応するように感じますが、塩の含有量の多いワームだと、漬け込みで表面が崩れやすくなったりしましたよ。
ずっとフタをしたままにせず、時折開けてワームの様子をチェックするほうが良さそうですね。
染み込みが充実してくると、ワームのカラー自体が別の色調に変わってきます。
それくらいが食べごろ、いやバス釣りでの使いごろなのかもしれません。
3年モノや5年モノにトライするのは自由ですが、漬けてあることを忘れて「これ何だろ?」と不意に開けたときの衝撃といったら・・・。
用意する密封容器は、耐久性の高いものにして、割れたりしないようにしなければなりません。
それでは、バイトバスリキッドにマッチするおすすめワームを取り上げてみましょう。
どのメーカーのものでも、まずは試してみることが肝要です。
あれたダメだ!これでなきゃいけない!なんて足枷のような意見に、耳を傾ける必要はありません。
まずは30分、液体にワームを浸らせるところから始めましょう。
こちらがノリーズから発売されている、バイトバスリキッド本品です。
何やらフェイス用の化粧品にも見えますが、絶対に顔には塗らないでください。
フタを開けるとエビの香りが辺りに充満します。
これが水中で広まることで、バスの嗅覚を刺激して引き寄せることにつながるのです。
指に着いても服に着いても臭いますから、取り扱いにはじゅうぶんに注意してください。
密封容器は、食品用のものからワーム専用のものまであるので、ワームのボリュームにフィットした使いやすいサイズを選んでみましょう。
マルキューからは、粉状になったヨセアミも発売されています。
タクミ漬けの際に、密封容器にこれも一緒に入れておくと、ニオイ付きの粉まみれワームが出来上がりますよ。
水中へ放り込むと粉はあちこちにニオイ付きで解き放たれますから、より一層の集魚効果が見込めるでしょう。
磯釣りの撒き餌のようなイメージでしょうか。
実際に水に入れてみると、粉はワームを透明にコーティングしますよ。
透明な厚みのある被膜が出来上がった状態になるので、バスは興味を示すに違いありません。
ワームを入れて漬け込むのに適した、専用ケースです。
4点式でフタをロックできるので、密封のレベルが高いですよ。
ただし、大きなワームを封入するにはサイズが足りない場合がありますから、市販の食品用タッパーを転用するのもいいでしょう。
100均ショップにも適当なものがあるかもしれませんね。
バイトバスリキッドと相性のいいワームの一番手は、ノリーズのエスケープツインです。
付着の具合や染み込みがバツグンで、生命感が増す感じになるのがたまりませんね。
テロンテロンにパドル部分がなりますから、テキサスリグやリーダーレスダウンショットリグなどにセットして使ってみると、ボトムに緩やかに倒れ込んでくれるでしょう。
少し鮮やかな発色に変わるような気がします。
こちらもノリーズのワーム・サンカクティーサンです。
変形のストレート系ワームなので、ロッドアクションに対して捻じれるように動いてくれますよ。
それがソーク後は、より柔らかく滑らかに動く感じに切り替わります。
漬け込みには時間をかけたほうがいいかも!と思える瞬間が、このワームなら味わえるでしょう。
ジークラック(GEECRACK) ワーム ベローズギル 3.8インチ #292 パーシモン
ジークラックから出ているワーム・ベローズギルです。
複数の深いリブで構成されているので、バイトバスリキッドが染み渡りやすいデザインといえるでしょう。
30分ほどソークしたものをキャストしてみたのですが、バスとギルの接近が凄まじいですね。
フッキング効率の良い柔らかさにも変わっていましたから、これはなかなかの武器になってくれるはずです。
サイズも大小揃っているので、釣り場のシチュエーションに合わせてローテーションしてみましょう。
ジャッカルのファイボスも、ソークすると気持ちテロンテロンになってくれますね。
特に2枚の大きなパドルの動きに生命感が溢れ出て、フリーリグなどでブレイクライン沿いを探ると、きっちりバイトを取ることができます。
フッキングも良くなった感じがしますから、本体部分も柔らかくなっているということでしょう。
表面の発色も鮮やかで、視認性は高まっているはずです。
ケイテック(Keitech) スイングインパクト ファット 4.8インチ #418 ブルーギルフラッシュ
ケイテックのシャッドテール系ワーム・スイングインパクトファットも、全身リブ構造ですから、バイトバスリキッドが入り込む余地だらけです。
漬け込めばやや変色し、しなやかなアクションに切り替わりますよ。
ニオイの要素は純正のままでも付加されていますが、そのフォーミュラと重なってより強烈なものに仕上がった感じでしょうか。
ジグヘッドリグをペースにして、ノーシンカーリグなとでカバー周りを丁寧に打っていきましょう。
リング系ボディのシャッドテールワームです。
比較的安価なので、各色揃えて大量に漬け込みたい人におすすめです。
染み込みが早く、一度染まるとなかなか抜けない素材なので、短い時間でソークを完了して使えるのが嬉しいですね。
オフセットフックに装着してヘビーキャロライナリグで広範囲をチェックするのに向いていますよ。
スローに丁寧にテールをアクションさせながら、バスを誘ってみましょう。
deps(デプス) ワーム ブルフラット 3.8インチ #115 グリーンパンプキン/パープル&グリーンフレーク
デプスの人気ワーム・ブルフラットです。
こちらも染み込みが早いので、すぐに釣り場でキャストしたい人に向いているでしょう。
ワーム自体の外観は、エビには似ていませんが、ニオイがエビならバスのほうは問題なさそうです。
表面積が広いので、バイトバスリキッドの染み渡っている面積も大きいことから、その効果はバツグンに効いていると体感できるはずです。
カバー周りはもちろん、係留しているボートの陰や係留用ロープなどを、ノーシンカーリグで撃ってみましょう。
思わぬビッグバスが、ボトムの方向から浮き上がってきて猛然とバイトしてくれるかもしれませんよ。
バイトバスリキッドの特徴や、おすすめ関連アイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ワームのチューニングや自作をしているようで、とても楽しいですよね。
バス釣りに限らず、ソークしたワームは海のロックフィッシュゲームなどにも使うことができますよ。
強烈な集魚効果を体感しながら、さまざまな釣りスタイルに転用することもぜひ試してみてくださいね!
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