タックルハウスのソルトゲーム用ルアー写真

タックルハウス特集!青物やシーバスをターゲットにした人気ルアーのインプレをチェック

FISHING JAPAN 編集部

青物やシーバスゲームを楽しむことに目覚めた時期、日本にはまだそれほど多くのルアーが存在しませんでした。

ボーマーのロングAやラパラのミノーといった海外製のルアーに頼らざるを得ない状況が、1980年代まで続いていたのです。

タックルハウスは、その状況に割って入り、K-TENブルーオーシャンなどの名作をリリースした日本のルアーメーカーです。

それ故に数多くのソルトゲームアングラーから熱狂的な支持を受け、現在に至っていますよ。

ここでは、タックルハウスがリリースしている人気ルアーについて、その評判やインプレを詳しくご紹介します。

進化し続けるタックルハウスのルアー

タックルハウスが作るルアーは、他メーカーのものよりボリュームのあるデザインが多いのが特徴です。

そのボリュームが要因となって、水を押すチカラが強まり、広範囲の魚に対してルアーの存在を知らしめることに長けていると考えられています。

水押し=ディスプレイスメントの有効性は、各国のルアーメーカーで追求され続けているテーマですが、具体的にデザインとなって表れていることで、ユーザーは迷うことなくタックルハウスのルアーを手に取ることができるのです。

ルアーデザインが持つ説得力が、にじみ出ているといっても過言ではないでしょう。

最近のタックルハウスのルアーラインナップでは、青物・シーバス向けにとどまらず、ライトソルトゲームやエリアトラウトのルアーアイテムも充実してきました。

釣り人の多様化するニーズに応えるべく、タックルハウスは進化し続けているのです。

おすすめタックルハウスルアー①ベゼル

タックルハウス(TackleHouse) ジグミノー コンタクト ベゼル 100mm 36g イワシ・レッドベリー #08 BEZEL.36 ルアー

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タックルハウスからリリースされているルアー・ベゼルは、オフショアやショアの青物狙いで用いるためのジグミノーです。

実際に使ってみたインプレとして、リトリーブしてもトゥイッチやジャークを入れても、レスポンスよくアクションしてくれるという点が、他のジグミノーにはない強みに感じました。

独特の形状をしたリップとボディ本体でしっかりと水流をとらえて、青物が好みそうなローリングアクションを発生させます。

また、キャストの際には安定した飛距離を稼ぎますから、広範囲から魚を呼び込んでバイトに持ち込むことができるでしょう。

120ミリサイズのほうが自重48グラムで、100ミリサイズのほうが自重36グラムです。

海上にナブラを見つけたら、素早くこのベゼルを投入して、魚の視線を釘付けにしたいですね。

ちなみに48グラムタイプなら、ツナ=マグロ用のタックルとも相性がよく、追いかけているベイトフィッシュが小さいときに効果を発揮してくれますよ。

おすすめタックルハウスルアー②K-TENセカンドジェネレーションK2F

タックルハウス K-TEN F-122 No.110 SHイワシ/RB K2F122#110

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タックルハウスのK-TENセカンドジェネレーションK2Fは、162ミリタイプがオフショア・ショアでの青物に、142ミリタイプが青物やヒラスズキゲームに、122ミリタイプは河川域のシーバスゲームに向いています。

過去のK-TENモデルによって蓄積されたルアー製作のノウハウが、じゅうぶんに活かされているルアーだといえるでしょう。

使用インプレは、キビキビとメリハリのあるアクションを発生させるので、魚に気づかせたいときに効果的な印象です。

それからリトリーブの際の引き抵抗が、他メーカーのルアーよりも柔らかく、例えばロッドティップが曲がり過ぎるような強めの抵抗は感じません。

そのメリットは、いきなりバイトがあっても魚を弾かないことにつながります。

海のキャスティングゲームをおこなっていると、魚を弾いてしまうトラブルにひんぱんに見舞われます。

「伸びのないPEラインを使っているんだから仕方ないや。」とあきらめモードの人が結構いるのですが、ラインのせいして片付けてしまっては、バラシが減りません。

そこでこのK-TENセカンドジェネレーションシリーズにルアーチェンジしてみると、バラシの軽減が体感できるのです。

ぜひ試してもらって、その有効性を理解してもらいたいですね。

おすすめタックルハウスルアー③フィードポッパー

タックルハウス(TackleHouse) ポッパー コンタクト フィードポッパー 100mm 21g クリアイワシ #19 CFP100

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タックルハウスのトップウォータールアー・フィードポッパーは、ポッパーサウンドを意図的に発生させやすいルアーです。

ルアーの頭部に配置されたマウスカップが、独特の形状になっていて水を含み確実に弾き飛ばしてくれますよ。

コンパクトなボディに高比重なウエイトバランスが組み込まれていますから、より遠くへキャストすることが可能です。

足場の高い釣り場からでも、容易にアクションさせられるのが強みですね。

青物やシーバスが回遊してくるのを積極的に狙ってみましょう。

水面では直立姿勢で静止しますから、下から浮上してくる魚が吸い込みやすいでしょう。

またアクションの後、直立しようとキックバックするので、短い移動距離の中でしっかりとアクションを繰り返せますよ。

強いアピールで魚を引き寄せたいときに重宝するでしょう。

ウエイトがボディの内側面をぐるりと移動することで、水の流れに順応しない動きを引き出すことも可能です。

フィードポッパーの水面アクションシーンをチェック

タックルハウスの便利アイテム・マグネットルアーホルダーってどんなもの?

タックルハウスから釣りの便利アイテムとして、マグネットルアーホルダーがリリースされて大人気です。

このアイテムには、ライフジャケットやゲームベストのD環などに装着できる、ネオジム磁石が装備されています。

これがなかなか強力で、ボディを折りながら一旦挟み込んでしまうと、カンタンには外れません。

その状態で磁力が発生していますから、例えばルアーを近づけるとフックがすぐに吸い付いてしまいます。

ラインシステムを組み直すときや、ルアーのラインアイにラインを結ぶときに、とても重宝しますよ。

刺さると危険なフックが、完全に吸い付いてハリ先が突出しないようになるのですから、安心して結び換えなどの作業に移れるでしょう。

ルアー以外にも、ラインカッターや他の金属アイテムも、このホルダーに装着して預けておくことが可能です。

風の強い日や、素早く作業をこなしたいときなどに、ぜひ試してみてください。

マグネットルアーホルダーの活用方法を確認しよう!

大人気ローリングベイトのシーバス実釣シーンはこちら

タックルハウスのルアーの中で、シーバスアングラーからの評判が高いのが、ローリングベイトです。

ローリングベイトは、シンキングやスローシンキング仕様に設定されているスリムなルアー。

背中部分に独特なデザインのリップが付いていて、ラインアイを囲むように仕組まれています。

水を確実に受けながら左右へ流し、それをボディに落とし込むことで、絶妙なローリングアクションを生み出すわけです。

ローリングアクションは、下から見上げているシーバスからすると、素早い明滅効果を起こしているように映っているはず。

それが継続して届くことによって、生命感のある刺激となり、捕食モードへと切り換わるのでしょう。

実際に使ってみたインプレは、よく飛びよく動くということ。

それはこの動画のアングラーも認識しているようで、よく活用するローリングベイトの力をじゅうぶんに理解している発言が並びます。

シーバスが釣れたときの喜びは、誰しも共有する感覚ですから、ローリングベイトをキャストしてあなたもその安定した釣果を実感してください。

タックルハウスのローリングベイトでシーバスゲームを楽しむ!

タックルハウスのチヌゲーム用ペンシル・クロナッツをキャストしてみた!

チヌ=クロダイゲームが盛んになりましたが、タックルハウスからも専用ルアーがリリースされていますよ。

その名は、クロナッツ。

サイズは全長67ミリ・6.5グラムと、79ミリ・9.5グラムの2種類が用意されています。

どちらもお腹の辺りがくびれているので、水が左右に通り抜けやすい構造になっているのが特徴ですね。

チヌを誘う際に、この左右へのボディの振りが効果的なのです。

単なる首振りドッグウォークでは、水を押していることがチヌに伝わりにくいですが、このクロナッツならボディ側面でしっかり押して波動を起こしているのが分かります。

内部に搭載された球形ウエイトの配置を見ても、カウンターウエイトになっていますから、メリハリのあるトゥイッチやジャークでスライドアクションを発生させましょう。

カラーは、ピンク系カラー・オレンジ系カラーがおすすめ、その釣り場にいるベイトフィッシュのカラーに合わせるのもOKです。

タックルハウス・クロナッツの水面スライドアクション動画

信頼できるタックルハウスのルアーでソルトゲームを楽しもう!

タックルハウスのルアーは、過度な宣伝によって広まったものではなく、アングラーひとりひとりが実際に使って高く評価した釣り道具です。

そこから生まれる信頼が、次のルアーのベースを作り続け、ルアーメーカーとしての基盤が出来上がっています。

タックルハウスのルアーなら安心だよ!という声が、今日も多くの釣り場で挙がっていることでしょう。

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