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ヒラメを落し込みで爆釣しよう!最後は根気勝負!?ベイトを食わせてから最後の一手まで気を抜かないプロのテクニックとは?
釣り人の皆さん、ヒラメの落し込みって聞いたことありますか?
それは、エサが掛かるまで何度も何度も仕掛けを巻き上げては落とす行為を繰り返すという意味で生まれた呼び名です。
その原理は、弱肉強食という食物連鎖を巧みに利用しており、条件が揃えばヒラメだけでなくブリやヒラマサ、カンパチなどの青物から、マダイやマハタなども釣れる多彩でアクティブな釣りなのです。
そんな魅力的な釣法について、早速ご紹介しましょう!
弱肉強食がゆえ、サビキにベイトを食わせることが最優先!
まずは、道具立てから紹介しましょう。
竿は落とし込み専用のものがたくさん市販されていますが、ヒラメをメインに狙う場合は、ミディアムアクションぐらいがいいでしょう。
長い仕掛けを使うので竿の長さも2.5mぐらいは欲しいですね。
ダイワだとゴウイン落とし込みのMー243J、シマノのリアランサー落とし込みMー245あたりがお勧めです。
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リールは3~4号のPEラインが最低200m以上巻けるもので、青物が掛かったりすることが多いためドラグ性能の良いものを選んでおきましょう。
手巻きリールでも釣りは出来ますが、エサがなかなか釣れない時、何度も何度も仕掛けを巻き上げては落としを繰り返すため、手巻きだと疲れてしまいます。
巻き上げスピードが速いほど手返しも多くなるので、やはり電動リールがイチオシですね。
ダイワだとシーボーグ300J、シマノはビーストマスターの2000があれば十分です。
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PEラインも細くて丈夫なものがいいので、シマノのマスターシップ船EX8の8本ヨリがしなやかで強度もアップしてお勧めです。
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ヒラメ用の落とし込み仕掛けは、全長が3mまで、幹糸10~12号、ハリス8~10号で4~6本バリ、カラバリ仕掛けかフラッシャーが付いたものでも構いません。
あとは道糸と仕掛けの間に太さ2mm、長さ50cmぐらいのゴムクッションを付けておきます。
オモリは水深や潮の速さで号数を決めるため、40~80号ぐらいまでを用意して下さいね。
これで道具の準備は完了です!
ベイトは根気よく落とし込んで食わす!
船は沖にある魚礁をあちこち回りながらベイトの群れを探します。
ヒラメの大好物はイワシなので、イワシが沢山付いている魚礁を探し当てれば、もう釣れたも同然かも知れません。
ただし、ベイトの群れを見つけてもまったく仕掛けに食いついてくれないことがあるので、安心するのは早いかも知れません。
イワシの群れがいない時は、小アジの群れでもいいですね。
船長は魚探をにらみながらどこにベイトの群れがいるのか指示してくれます。
水面から40mにベイトがよく写っているとアナウンスがあったら、そのタナを中心に勢いよく仕掛けを落とし込んでベイトを掛けて下さい。
落とし込みはサビキ仕掛けにベイトが食わないと成立しない釣りなので、ベイトが食いつくまで何度も巻いては落とし込んでを繰り返しましょう。
よく、何度仕掛けを落とし込んでもベイトが付かないので、ベイトがいるタナで仕掛けを止め、陸っぱりでやるサビキ釣りのように竿を上下に動かしてベイトを食わせようとする人がいますが、これをやってもベイトの機嫌が悪い時はほとんど食いません。
それよりも根気良く、何度でも仕掛けを落とし込んで食わせる方が効率がいいのです。
底を1~2m切ってアタリを待とう!
ようやくベイトが食ったらそのタナでアタリを待つのではなく、ゆっくり仕掛けを落とし込んでいって、オモリが底から1~2m上にある地点で止めアタリを待ちます。
ヒラメはエサを見つけたら底から4~5mぐらい跳び上がってエサを捕食するので、仕掛けを底から1~2m切ってアタリを待っていても何の問題もありません。
首尾良くベイトが食ってアタリを待っているときは、むやみに仕掛けを動かさない方がいいですね。
竿を水平に構えて竿先をにらみながら待っていると、ヒラメが食いに来た時に前アタリが出ます。
竿先が小刻みに震えだしたら、それはベイトがヒラメに食われまいとして暴れるために出るアタリです。
この時点ではまだエサは食われていないので、次の本アタリを待ちましょう。
プルプルと小刻みに震えていた穂先が、いきなりドスンと突き刺さるように曲がったら、それが本アタリです。
ここでしっかりと合わせてフッキングさせておき、あとはヒラメの引きを楽しみながら上げて下さい。
ヒラメはカンパチのように根に入る魚ではないので、底さえ切れば安心してやり取りできますよ。
ただし、ここでフィニッシュが大事です!
ヒラメを水面まで浮かせて取り込む時、空気を吸わせると暴れるので、水面下30cmぐらいのところで巻くのを止め、魚が水中にいる状態で頭の方から静かにタモを入れて下さい。
こうすると暴れなくなります。
釣り人の皆さん、落し込みのテクニックはいかがでしたか?
ぜひ落し込み釣りに挑戦して、最後まで根気勝負でヒラメをゲットしてみてくださいね!