ルアーのアップ写真

ベントミノー76に2024年新カラーバリエーション登場!湾曲したリップレスミノー

FISHING JAPAN 編集部

ボディが後半部へ行くにしたがって湾曲している、OSPのベントミノー76。

リップの無い独特な形状が、弱ったベイトフィッシュをきっちり真似ることに成功しています。

2024年には、新しいカラーバリエーションが追加ラインナップ。

その特徴や使い方について、詳しくご紹介しましょう。

ベントミノー76ってどんなルアーなの?

ベントミノー76とは、OSPから発売中の、バス釣り用フローティングミノーのことです。

ミノーといっても、一般的なリップの付いたタイプではありません。

ボディに独特な湾曲=ベントを与えていて、そこに水流が当たってアクションを発生する仕組みになっています。

当然リップ付きよりも、イレギュラーなアクションを発生させ、それが生命感溢れる演出につながっていきます。

短い移動距離で発生しますから、ピンポイントのカバーに潜むフィッシュイーターを引きずり出したり、ニュートラルな状態のテンションに火を着けたりすることが可能です。

ベントミノー76の全長は、76.0mm。

とてもコンパクトなので、河川や湖・池・水路などに生息している、淡水の小型魚に見間違えてしまうでしょう。

ウエイトは、4.3g。

スピニングタックルなら、ロングキャストも実践できるはずです。

フックは、お腹側の側面と最後尾に、10番サイズのトレブルフックが装備されています。

小魚が、横たわった状態で水面に浮かんでいて、そこから残ったチカラを振り絞って泳いでは、また静止してしまう感じを引き出せます。

特にハードなロットワークを求められません。

ロッドティップを下に向けて水面を指し、手首を軽く返すまでもなく、たるんだラインを巻き取るだけで、トゥイッチを施したかのようなアクションを発生させます。

当然強くトゥイッチすると、そのダートアクションの幅は大きくなり、強い水押し効果で広範囲からフィッシュイーターを呼び込むこともできます。

潜行深度は、最大で水深50cm程度でしょうか。

それでも深場からじゅうぶんフィッシュイーターを引き寄せられますから、シャローエリアはもちろん、さまざまな水深のエリアで積極的に使ってみましょう。

ベントミノー76の実釣インプレはこちら!

ベントミノー76を実際にフィールドでキャストしてみました。

使ったタックルは、6ft台でULパワーブランクスのスピニングロッドに、2500番サイズのスピニングリールを装着したもの。

ラインには、細いPEラインを巻いて、水面で漂いやすいセッティングを心がけました。

ロングキャストして、沖合いのブレイクラインの真上辺りに着水。

すぐに移動させるのではなく、着水による波紋が消えるまで静止。

時間でいえば7秒ほどでしたが、その間になんとバイトが発生!

掛かったのは30cmほどのバスでしたが、ベントミノー76はノーアクションでもじゅうぶん誘えることを実証してくれました。

もう一度ロングキャストして、波紋が消えてからさまざまなロッドワークを敢行。

少しダイブさせては浮かせるのを繰り返していると、またもやバイト!

カバー周辺を直撃してもバイトが取れましたから、まさにどんなシチュエーションでも活躍してくれるルアーといえそうです。

合計2種類のカラーバリエーションが追加!シチュエーションに応じて使い分けよう!

ベントミノー76には、2024年新しい2種類のカラーバリエーションが追加ラインナップされます。

●旨ワカサギカラー

●マットHF寒ワカサギカラー

どちらもリアルでナチュラルな配色に仕上がっていて、湾曲したボディがベイトフィッシュらしさを際立たせています。

ワカサギの群れが泳いでいるところはもちろん、他のベイトフィッシュが群れているところでも、どんどんキャストしてみたくなります。

ベントミノー76をロングキャストするのにおすすめのタックルを選んでみた!

ベントミノー76をロングキャストして誘いをかけるのに向いている、おすすめのスピニングタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、6ftクラスのしなやかなスピニングロッドがマッチします。

リールは、2500番サイズのスピニングリールなら、ライトラインを大量にストックできるので、ロングキャストやドリフトアプローチに使いやすいでしょう。

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シマノからリリースされているバス釣り用スピニングロッド・エクスプライドシリーズのラインナップから、264ULを選んでみました。

全長は1.93mなので、振り回しやすくて、さまざまなロッドワークを繰り出しやすいものです。

2ピース仕様ですが、グリップジョイント方式を採用しているので、仕舞寸法は165.3cmにまで縮まります。

やや長めなので、クルマから取り出す際には、ロッドティップやガイドがドアに干渉しないよう、注意してください。

ウエイトは、85gと軽めの設定。

ブランクスの先径は、1.4mmと細め。

適合するルアーウェイトは、2gから7gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら2.5lbから5lbまでで、PEラインなら最大0.8号まで使えます。

グリップの長さは200mmで、ブランクスのカーボン素材含有率は、99.5%に設計されています。

実際に手に取って継いでみると、とても軽くてしなやかに曲がり込むブランクスだと感じました。

グリップは細身で握りやすく、これなら大型魚が掛かっても、しっかり支えながら時間をかけて弱らせることができるでしょう。

実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

エクスプライドシリーズは、価格を抑えた上で豊富なスペックを搭載しているロッドとして、多くのアングラーから支持されています。

選べる機種も多いですから、ベントミノー76にマッチしたものを自分で選んでみるのも楽しいでしょう。

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シマノから発売されている汎用型スピニングリール・ストラデイックシリーズの中から、2500番サイズのノーマルギアモデルを選んでみました。

ギア比は5.1対1なので、ハンドル1巻きにつき75cmのラインを回収することができるようになっています。

実用ドラグ力は2.5kgで、最大ドラグ力は4.0kg。

ウエイトは220gと軽めで、スプール寸法は、直径/ストロークが47/17mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら5lbを110m、PEラインなら0.6号を200m巻けます。

ハンドルアームの長さは50mmで、ボールベアリングは6個搭載されています。

実際に手に取ってみると、とても軽くて剛性感の備わっているスピニングリールだと感じました。

ハンドルの巻き心地が、滑らかで軽快。

ローター回転も、スムーズに回るように作られています。

ドラグの利きも申し分なく、ライトラインを駆使して魚とのやり取りを、安心して楽しめるでしょう。

実売価格は1万円台と、とても低価格な設定に抑えられているのが嬉しいです。

ドラグを締め気味にすれば、カバー周りから魚を引き離しやすく、とても扱いやすいスピニングリールになっています。

ベントミノー76追加カラーの気になる発売日はいつ?

ベントミノー76追加カラーの気になる発売日は、2024年の3月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、1,815円で、既存モデルのアバロン使用カラーのみ2,035円です。

ワームリグ一辺倒では、なかなか魚にたどり着かないことがあり、そんなタフコンディション攻略にベントミノー76を投入してみましょう。

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