偏光グラスのアップ写真

STL501は2024年新登場のタレックス製レンズ入りボストン型偏光グラス!

FISHING JAPAN 編集部

丸みを帯びたボストン型フレームを、やや大型にしたデザインを採用しているシマノの偏光グラスが、2024年新登場します。

その名は、STL501。

定評のあるタレックス社製偏光レンズを使っているので、釣り場で活躍してくれるのは間違いないでしょう。

そのスペックについて、詳しくご紹介します。

STL501とは

STL501とは、2024年シマノからリリースされる、釣り用偏光グラスのことです。

水面に日照が当たってギラつきが発生すると、釣りをする際の邪魔になります。

水中の様子がよく見えなくなるので、魚の位置や地形変化・沈下している障害物などを確認することが困難に。

そういう状態を解消するのが、偏光グラスの役割です。

目を紫外線や飛んでくるものから保護する役割も持っている、アングラーの必須釣りウェアといえるでしょう。

シマノの偏光グラス・STLシリーズは、掛け心地がとても良好です。

アングラーのためのフィッティングを研究し、長時間の着用でも押さえ込みによる痛みが出にくいように作られています。

使用している偏光レンズには、タレックス社で製作したものを採用しています。

反射光による眩しさを抑えつつ、水中の様子をきっちりとらえることができるので、高い評価を多くのアングラーから得ています。

偏光グラスのフレームのフロントとテンプルをつなぐ丁番=ヒンジは、軽くてしなやかなチタン製です。

バネ状のヒンジが、個々の顔の幅に合わせて変形してくれます。

ホールド感も保持しながら、締め付け感が少なく、掛けていて痛くなりにくい配慮が嬉しいです。

STL501のテンプルの先セル=先端には、形状調整ができる金属芯を採用しています。

個々の耳や顔のサイズに合わせてサイズ調整が可能で、フィット感が増すでしょう。

STL501のフレーム幅は145mm、レンズの横×縦は51×43mm、折り畳み収納サイズは176×69×87mmです。

サイズ的には、これまでのボストン型よりも、やや大きくデザインしている印象を受けます。

そのぶんレンズの面積が広がり、偏光の効果が得られやすいのではないでしょうか。

フレームの素材はナイロンで、レンズの素材はプラスチックです。

レンズカラー別の特徴はこちら①トゥルービュースポーツ②イーズグリーン

STL501には、タレックス社製の偏光レンズが、全部で4種類のカラー別で用意されています。

●カラー名・トゥルービュースポーツ

偏光度は99%で、可視光線透過率は30%です。

水質や天候を問わず、オールマイティに使えるカラーで、掛け替えを極力避けたいときに有効なレンズカラーです。

シモリや藻の状態を、色で見分けやすく、程よいコントラストで水面に浮くウキやルアーなどを際立たせる効果があります。

水面のヨレを判別しやすい特徴も持っています。

●カラー名・イーズグリーン

偏光度は90%で、可視光線透過率は40%です。

朝夕のマズメ時や曇天などのローライトの際に、釣りをするケースに使いやすいです。

明るい視界が欲しいと感じたら、このレンズカラーを選びましょう。

明るくはなっても、水面のギラつきは抑えることができます。

レンズカラー別の特徴はこちら③ラスターオレンジ④トゥルービュー

●カラー名・ラスターオレンジ

偏光度は95%で、可視光線透過率は32%です。

朝夕のマズメ時や曇天などのローライトの際に、釣りをしたい人に向いています。

ブレイクラインやストラクチャーの位置・カタチを把握するために、メリハリのあるコントラストが欲しいときに有効です。

シモリや藻場のエッジが、明るくハッキリととらえられます。

オレンジ色のウキやマーカーが、際立って見えます。

視界が暗くならずに、ストラクチャーの位置や途切れ目をとらえやすいです。

●カラー名・トゥルービュー

偏光度は99%で、可視光線透過率は30%です。

水質や天候に関わらず、裸眼に近い感じで見えるカラーです。

掛け替えを極力避けたい人に適しています。

水中のシモリや藻の状態を、その発色で見分けやすくなります。

石などの色も、ありのままに近い色で見ることができます。

STL501を装着して渓流トラウトゲームを楽しみたい!おすすめのタックルを選んでみた

STL501を装着して、渓流トラウトゲームを楽しんでみましょう。

おすすめのタックルを取り上げてみました。

ロッドは、細身ブランクスでしなやかに曲がるスピニングロッドが合います。

リールは、1000番から2000番サイズの小型スピニングリールなら、ライトラインを扱いやすいでしょう。

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シマノからリリースされている渓流トラウトゲーム用スピニングロッド・カーディフNXシリーズのラインナップから、S54ULを選んでみました。

全長は1.63mとショートレングスで、2ピース仕様。

仕舞寸法は、84.3cmにまで縮まります。

これなら狭い渓流の岸際でも、枝や草などの干渉をかわしながら安心して歩くことができるでしょう。

ウエイトは71gと軽めで、ブランクスの先径は1.5mm。

適合するルアーウェイトは、1gから7gまでです。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら2lbから6lbまでで、PEラインなら0.2号から0.6号まで使えます。

ブランクスのカーボン素材含有率は、93.2%に設計されています。

実際に手に取って振ってみると、とても軽くてしなやかなブランクスに仕上がっているという印象を受けました。

ガイドは小径なのでラインが絡まりにくく、連続キャストを繰り出すのに向いています。

グリップは小振りで握りやすく、各種ロッドワークを実践しやすいでしょう。

実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

渓流域では、先行しているアングラーを優先しつつ、地元のルールに則って行動するように心がけましょう。

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シマノから発売中の汎用型スピニングリール・ツインパワーシリーズの中から、C2000番サイズのハイギアモデルを選んでみました。

ギア比は6.1対1なので、ハンドル1巻きにつき82cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

実用ドラグ力/最大ドラグ力は、2.0/3.0kg。

ウエイトは180gと軽めで、スプール寸法は直径43mm、ストロークは13.5mmです。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら3lbを110m、PEラインなら0.6号を110m巻けます。

ハンドルアームの長さは45mmで、ボールベアリングは9個搭載しています。

実際に手に取ってみると、とてもコンパクトでハンドルの巻き心地は滑らかに感じました。

ローター回転はスムーズですから、糸フケを瞬時に回収することができます。

ドラグのレスポンスは良好で、ライトラインを用いたアプローチでも、安心して実践することができるでしょう。

実売価格は3万円台と、購入を検討しやすい価格帯に収まっています。

巻き取りの際には、ラインがスプールにきっちり収まっているのを視認してください。

ふわりと浮いた状態になっていると、キャストの際にラインが引っ掛かってしまい、イメージ通りの飛距離を叩き出せなくなってしまいます。

ベールを起こして少しラインを引き出し、きっちり巻き取ってからキャストに移りましょう。

STL501の気になる発売日はいつ?

STL501の気になる発売日は、2024年の3月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、33,000円から35,000円です。

偏光グラスにより水面からの情報が的確になるのを、ぜひ体験してみてください。

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