ライザーベイト007Rに2023年新カラー登場！使い方＋おすすめロッドもチェック

頭部から上向きに突き出している金属製のリップ＝ライザーリップが、ライザーベイト007Rのシンキングボディを急速に水面まで引き上げてくれます。

そのままリトリーブを続けると、水面を攪拌しながら、V字の引き波を起こしてくれます。

2023年には、新しいカラーバリエーションが追加ラインナップ。

ますます魚へのアピール度が増したライザーベイト007Rの特徴や、使い方についてご紹介しましょう。

ライザーベイト007Rとは、ジャッカルから発売中の個性的なトップウォータールアーのことです。

スリムなボディなので、ミノーやシャッドに見えるのですが、なんとシンキング仕様でトップウォータールアーのカテゴリーに含まれます。

全長は70mmとコンパクトで、ウエイトは8.2gあります。

フックは、10番サイズのトレブルフックが、お腹側と最後尾に付いています。

ライザーベイト007Rで特徴的なのは、やはりリップでしょう。

頭部の先端から前方へ向けて突き出しているので、ここに水流が当たっても潜行することはほとんどありません。

その代わりに、まるでサーフィンボードを使って波に乗るように、水面へとボディを急浮上させます。

アングラーは、ロッドを立ててリトリーブを繰り返すだけ。

ライザーベイト007Rが水面に浮上したら、その状態をキープ。

リールハンドルを回すのを止めずに続けていると、いきなりフィッシュイーターが飛び掛かってくるでしょう。

ジャークやトゥイッチといった、ロッドワークは要りません。

ただ巻きリトリーブを実践すれば、V字型の引き波や泡が発生します。

その上に乗っかっていくようにライザーベイト007Rはポジショニングするので、まるで追われているベイトフィッシュが、水面を逃げ惑うかのような演出を実践できるわけです。

ミノーのようにリップが下向きに突き出ていないので、キャストの際の空気抵抗はしっかり抑えられ、そのぶん飛距離はかなり伸びるでしょう。

使い方は、河川などのシャローエリアで、ひんぱんにボイルが発生しているときに投入します。

するとフィッシュイーターの目が、ライザーベイト007Rのアクションに惹き付けられ、しっかりとバイトに持ち込めるでしょう。

ロングキャストを引き出したいなら、スピニングタックルのほうがいいかもしれません。

ただ、ウエイトが8.2gもあるので、ベイトタックルでもキャストすることは可能です。

太いラインでカバーやストラクチャー周りをトレースしたいなら、モノフィラメントラインをスプールに巻いたベイトリール+ベイトロッドでいいのではないでしょうか。

既存カラーのライザーベイト007Rを、実際にフィールドへ持ち出してみました。

河川では風の影響を強く受けるのでは？と考えていたのですが、スピニングタックルでキャストすると、圧倒的な飛距離を稼げました。

ロッドを立て気味にして、リトリーブを開始。

ハイギアやエクストラハイギアを搭載したリールのほうが、水面までライザーベイト007Rを浮上させやすいでしょう。

浮上後は、再度水面下に沈んでしまわないように、リトリーブスピードには気を使わなければならないでしょう。

釣りを続けていると、いきなりボイルが発生することがあります。

そこ目掛けてロングキャストを実践すれば、バスやシーバス・チヌ・キビレなどが獲れました。

フッキング動作は、ライザーベイト007Rが完全に水面から消えてからおこなうと、バラシトラブルは激減しました。

ライザーベイト007Rには、全部で6種類のカラーバリエーションがラインナップされています。

●マルハタクリアーヒウオカラー

●マルハタシブ銀タイガーカラー

●マルハタエスケープグリーンバックカラー

●マルハタフラッシングワカサギカラー

●クラシカルジャパンベイトカラー

●PHオーロラブラックカラー

水面においてクッキリとルアーのシルエットが、浮かび上がる配色になっています。

ライザーベイト007Rを自在に操りたい！と考えたら、ロングキャストしやすいスピニングロッドがマチします。

アブガルシアブランドから、ズームサファリZMSS-705MLを選んでみました。

全長は2.13mで、仕舞寸法は49.4cmにまで縮まります。

ウエイトは144g、適合するルアーウエイトは3gから20g。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら4lbから10lbまで。

ブランクスのカーボン素材含有率は、95%になっています。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。

ライザーベイト007R追加カラーの気になる発売日は、2023年の7月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、1,980円です。

初めての釣り場に到着したら、このルアーでフィッシュイーターの活性をチェックするところからスタートしてみましょう。