アユイングXは2022年新発売の鮎ルアー釣り専用ロッド!
鮎釣りといえば、友鮎を用いた昔ながらの友釣りの印象が強いですが、ルアーによるアプローチも試みられるようになってきました。 2022年にはダイワから鮎ルアー釣り専用のロッド・アユイン…
FISHING JAPAN 編集部シマノのバーサタイルロッド・ワールドシャウラシリーズがリリースされたのが、2018年です。
ラインナップが年々増えて、かなり充実してきました。
その中から実釣に使ってみた機種をピックアップ、詳しくインプレしてみることにしましょう。
マッチしそうなおすすめリールも、ベイトリール・スピニングリールともにご紹介します。
目次
ワールドシャウラとは、シマノからリリースされている、バーサタイルロッドのことです。
キャスティングゲームはもちろん、エクステンションバットに交換して、バーチカルジギングにも対応できるようになっています。
淡水エリアから海、そして船の上からでも自在にアプローチできるのが、このロッドシリーズの強みでしょう。
強みといえば、ブランクスにはシマノ独自のスパイラルXコアが採用されています。
実際に手に持って魚を掛けてみると、強度がかなり高いことが体感できます。
ブランクスはしなやかに絞り込まれますが、そこから復元しようとする戻りのチカラがかなり強く、魚に主導権を奪われてしまう展開にほとんどなりません。
ハイパワーXで外装からブランクスを絞り込んでいることも手伝って、ネジレに対する復元が素早いのです。
強度が釣り方を制御し、アングラーの圧倒的な優位性を保てるのが、ワールドシャウラの本質ではないでしょうか。
保持したときに持ち重り感をさほど感じないのも、集中力をキープする上で大切な要素になっています。
それでは実際にフィールドで使ってみた機種のインプレをご紹介しましょう。
①ワールドシャウラ・15101F-3
追加モデルとして1581F-3がリリースされましたが、それまではこの機種が最短のブランクスで、MLパワー前後の張りを持っていたベイトロッドになります。
全長は1.78mと短めなので、オーバーヘッドやサイドハンドキャストはもちろん、バックハンドキャストもカンタンにおこなえるようになっています。
ファストテーパーで継数は3本、仕舞寸法はワールドシャウラ統一の130cmです。
この仕舞寸法にすると、航空機に乗せて海外遠征に携行するのにとても便利です。
ウエイトは110gと軽めで、先径は1.7mm。
適合するルアーウエイトは5gから20gまでで、バーチカルに操るメタルジグなら最大120gまで背負うことができます。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまで。
PEラインなら1.5号まで操れるようになっています。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.6%です。
実際にフィールドで振ってみると、とても振り抜けがよくシャープな張りを持っている印象です。
ブランクスのブレはすぐに収束しますし、グリップは細身で握りやすく、保持が安定します。
ロッドティップが自然と持ち上がるウエイトバランスも、操りやすさに拍車をかけているでしょう。
何よりガイド径が大きいので、太いラインを使ってもすり抜けやすく、ラインがバタバタと接触する感じがありません。
マッチするルアーは、ラバージグやフリーリグ・クランクベイト辺りでしょうか。
カバーや地形変化に触れながら、少しロッドを送って根掛かりしないように操作できるのが嬉しいです。
②ワールドシャウラ・1652R-3
全長が1.98mもあるので、軽く振るだけで飛距離を伸ばせる扱いやすいベイトロッドです。
レギュラーテーパーで継数は3本、仕舞寸法は統一の130cmです。
ウエイトは115gと軽めで、先径は1.9mmと太目。
適合するルアーウエイトは7gから28gまでで、ジグなら160gまでぶら下げることができます。
ラインはモノフィラメントラインなら12lbから22lbまで使えますし、PEラインなら2号までを目安にしてください。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99.9%です。
ダブルフットガイド仕様ですから、大きな負荷が掛かっても楽に対処できるのがメリットでしょう。
ベシテーションが張り詰めたようなカバーゲームでも、強引なやり取りをおこなえます。
汽水域へ持ち込んだことがあるのですが、大型チヌを掛けた際に、ロッドを立てただけで寄せることができました。
③ワールドシャウラ・2702R-2
全長2.13mとやや長めの、レギュラーテーパーブランクスを持ったスピニングロッドです。
7ftを超えると2ピース仕様になり、仕舞寸法は130cmで統一されています。
ウエイトは105gと軽めで、先径は1.8mmと太目。
適合するルアーウエイトは7gから20gまでで、ジグは最大120gでぶら下げることができます。
適合するモノフィラメントラインは8lbから20lbまで、PEラインなら1.5号まで使えます。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99.9%になっています。
淡水でもソルトでも扱いやすく、シンペンやミノー・バイブレーションルアーなどをキャストして誘いをかけるのに向いています。
ワールドシャウラに装着して使うのに向いている、おすすめのリールを取り上げてみましょう。
ベイトリールなら、太いラインを豊富に巻けるこのモデルがマッチします。
ロングキャストにも長けているので、広範囲を素早くチェックするのに使ってみてください。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸リール バス スコーピオンMD 2021 301XG LEFT バス釣り
オフショアゲームで多用するグラップラーシリーズのサイズ程度に設計されている、キャスティングゲーム用のベイトリールです。
もちろんオフショアジギングにも転用できるので、極めてバーサタイルで強度のあるリールといえるでしょう。
ギア比は7.9対1で、ハンドル1巻きにつき107cmのラインを巻き取れるようになっています。
最大ドラグ力は8.0kgで、自重は320g。
スプール寸法は、直径が43mmで幅が22mmです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら25lbを135m、PEラインなら5号を140m巻けます。
ハンドルの長さは45mmで、ボールベアリングは7個搭載されています。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール ソルトウォーター ツインパワー XD 2021 C3000XG ショアジギング ショアキャスティング シーバス
ツインパワーXDシリーズの中から、C3000番のエクストラハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は6.4対1なので、ハンドル1回転につき94cmのラインを巻き取ることができるように作られています。
実用ドラグ力/最大ドラグ力は、3.5/9.0kg。
自重は200gで、スプール寸法は直径47mmでストロークは17mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら3号を150m、PEラインなら2号を200m巻けます。
ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは10個搭載しています。
実売価格は3万円台と、ハイスペックならではの価格帯に収まっています。
ノーマルタイプのツインパワーやステラと比較しながら、自分の釣りスタイルを膨らませてくれそうなスピニングリールを手に取ってみましょう。
ワールドシャウラの特徴やおすすめの機種をご紹介しましたが、いかがでしたか?
アイテム数がかなり増えているので、どれを選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。
6ft以下のショートレングスなベイトロッドが充実していますから、ぜひ釣具店で手に取ってチェックしてみることをおすすめします。
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