アルファスSV TWに2022年シャロースプールモデル【800S】新登場!
軽量コンパクトボディで人気のダイワ・アルファスSV TWシリーズに、2022年新しい機種が登場します。 その名は、アルファスSV TW800S。 どんなスペックに仕上がっているのか、詳しくご紹…
FISHING JAPAN 編集部ダイワの小型ベイトリール・アルファスSV TWなら、バス釣りはもちろん、チニングゲームやロックフィッシュゲームなどのソルトウォーターゲームにも対応することができます。
実際にフィールドで使ってみた感想を、詳しくご紹介しましょう。
2022年の7月にはシャロースプールを搭載したモデルもリリース予定、ますます目が離せないアイテムといえそうです。
目次
アルファスSV TWとは、ダイワから発売中の小型ベイトリールのことです。
いわゆる800サイズなので、ラインキャパが12lbのモノフィラメントラインで最大90mまで巻くことができます。
ウエイトは175gとかなり軽く、シマノでいえば20メタニウムシリーズと同じ。
軽快にルアーゲームをおこなうのに、じゅうぶんなスペックを備えているといえるでしょう。
ボディフレームにはアルミニウムを用いていて、ダイワ先進のハイパードライブデザインを採用しています。
エアブレーキシステムやSVコンセプト、TWSやドラグシステム・UTDを載せているので、安心してルアーゲームを展開することができます。
実際にフィールドに持ち出して、既存モデルの800Hタイプを使ってみました。
ギア比は7.1対1ですから、ハンドル1回転につき71cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
まず最初に出向いたのは、海水と淡水の交じり合う汽水域。
河口よりもやや上流部なので、市街地の中を縦横に流れる小規模な河川エリアです。
護岸はきっちりとコンクリート壁で覆われていて、ところどころに水路がクロス。
それが地形変化を構築していることから、大小多数の魚たちが居付いています。
中でもチヌは、50cmクラスのトシナシサイズが混じっていますから、アルファスSV TWで攻略してみることにしました。
真っ先に用いたのは、50mmのフローティングポッパー。
キャストして着水させても、さほど大きな着水音にはならず、チヌを驚かしてしまうことにはなりません。
水面にたるんだラインが残らないように、アルファスSV TWのリールハンドルを回してラインメンディング。
真っ直ぐになるようにラインを整えた状態で、しばらくそのまま放置。
こうするとラインの気配が消え、浮かんでいるポッパーのみにチヌが集中しやすくなります。
バイトして来なかったら、リールハンドルだけを回してアクションを加えてください。
あえてロッドを振らないことで、ラインに過度なたるみを発生させないようにします。
チヌが定着していれば、これだけで反応してくることがあり、豪快にポッパーを持ち去ってくれるでしょう。
ポッパーなどのトップウォータールアーに反応が無かった場合、ワームをフリーリグにセットして、再度アプローチします。
コンクリート護岸の変化に沿うように、フリーリグを落とし込んでみましょう。
ワームには、バス釣りやロックフィッシュゲームで用いるホグ系ワームを選んでください。
シンカーは5g前後に抑えておくと、根掛かりしにくい状態で底を取ることができます。
アルファスSV TWなら、狙ったピンポイントへフリーリグを送り込めますし、ピッチングによるアプローチでもしっかり届くでしょう。
強めのフッキングをおこないたいなら、ドラグノブをしっかり締めておきます。
UTDならかなり強く締まってささえてくれるので、心置きなくフッキング動作へ移れるでしょう。
アルファスSV TWにフリーリグを組み合わせれば、海の岩礁帯エリアでロックフィッシュを狙うこともできます。
岩場の隙間にフリーリグを落とし込んで、奥まで探るようにしてください。
アタリが無ければ、クランクベイトに結び直して、岩礁帯そのものを舐めるようにトレースしてみましょう。
バス釣り用に使うクランクベイトでかまいませんから、リップの先端で岩をとらえられる程度の潜行深度のものを選んでください。
アルファスSV TWならバックラッシュトラブルを気にせずに、何度もキャストしてリトリーブを繰り返すことが容易でしょう。
アルファスSV TWを装着してルアーをキャストするのに向いている、おすすめのロッドを取り上げてみましょう。
まずは、チニングゲームから。
長さ7ft前後のベイトロッドで、チヌのアタリを弾いてしまわないテイストなら、扱いやすいでしょう。
ダイワ(DAIWA) バスロッド リベリオン 6102MRB 釣り竿
2ピース仕様のバス釣り用ベイトロッド・リベリオンシリーズを、チニングゲームに使ってみましょう。
全長は2.08mと、じゅうぶんな長さを誇っています。
仕舞寸法は109cmにまで縮まりますから、さまざまな釣り場へ持ち込むのが便利です。
自重は109gと、とても軽く作られています。
先径/元径は2.0/12.4mmなので、やや太目といえるでしょう。
適合するルアーウエイトは、5gから21gまで。
これならフローティングポッパーからフリーリグまで、柔軟に使いこなせそうです。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまで。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99%です。
実際に手に取って振ってみたのですが、シャープでトルクフルな印象を持ちました。
継目も安定していて、美しいベントカーブを描いてくれるブランクスに仕上がっています。
グリップ周りは細身なので、チカラを込めて握りやすいです。
実売価格は1万円台と、とても安い価格帯に収まっています。
ガイド径は小さ目で、キャストの際にラインが暴れ過ぎることはなく、キャストフィールも上々です。
ダイワ(DAIWA) ロックフィッシュロッド HARDROCK X 73LB 釣り竿
アルファスSV TWをロックフィッシュゲームに投入するなら、このベイトロッドがマッチするのではないでしょうか。
全長は2.21mなので、ロングキャストするのに適しています。
継数は2本で、仕舞寸法は115cmまで縮まりますから、岩礁帯エリアなどに持ち込みやすいでしょう。
自重は112gと軽めで、先径/元径は1.3/10.4とかなり細目になっています。
適合するルアーウエイトは3gから15gですから、フリーリグやテキサスリグでタイトに攻めることができます。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら最大10lb前後まで、PEラインなら最大1.0号まで使うことが可能です。
ブランクスのカーボン素材含有率は、86%になります。
実際に手に持ってみると、ライトな作りになっていて、軽めのリグやルアーをキャストして操るのに向いています。
防波堤周りのテトラ帯などでも、重宝するベイトロッドになりそうです。
実売価格は9千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
ロックフィッシュゲームをベイトタックルで始めたいと考えたとき、検討する1本に含んでみてください。
キャストしてサーフに点在するシモリを撃っていくのにも、じゅうぶん対応できるでしょう。
アルファスSV TWの特徴や使い方、おすすめのベイトロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ベイトリールを海で使った後は、必ず稼働部を真水で洗浄しましょう。
具体的には、レベルワインドやスプール周り・ハンドルノブなどに、海水が残らないようにしたいものです。
アルファスSV TWに2022年シャロースプールモデル【800S】新登場!
軽量コンパクトボディで人気のダイワ・アルファスSV TWシリーズに、2022年新しい機種が登場します。 その名は、アルファスSV TW800S。 どんなスペックに仕上がっているのか、詳しくご紹…
FISHING JAPAN 編集部アルファスAIR TWを実釣インプレ!おすすめの使い方やマッチングのいいロッド特集
ダイワからベイトフィネスリール・アルファスAIR TWがリリースされて約1年、実釣で使ってきましたので、インプレをしてみましょう。 とてもコンパクトで軽量なボディですから、パーミング…
FISHING JAPAN 編集部アルファスCT SVは2019年新発売のCTコンセプト+SVスプール搭載ベイトリール!
ダイワから2019年新発売となるアルファスCT SVは、CTコンセプトとSVスプールを搭載したベイトリールです。 長年に渡り親しまれてきたロープロファイルモデルに、新しい息吹が吹き込まれま…
FISHING JAPAN 編集部DAILYランキング