2020年秋新発売!okumaの屈強なレバードラグリールCAVALLAを調査した!
いよいよ2020年も終盤になり、新年を迎えようとしていますが、アングラーの皆さんはどのような1年を過ごしましたか? あまり釣りに行けなかった人も、いつも通り満喫した方もそれぞれいる…
FISHING JAPAN 編集部アメリカやヨーロッパを中心として、世界中のアングラーに愛用されている海外釣具メーカーokuma(以下オクマ)をご存知でしょうか?
1986年に台湾で設立されて以来、世界各国様々なフィールドでテストを行いながら商品開発を行うこのメーカーは、幅広いジャンルのハイスペックなリールを扱っています。
また、そのこだわりを詰め込んだ性能の高さとは相反するコストパフォーマンスの良さから、国内産リールの人気が根強い日本でも、近年”知る人ぞ知る”人気釣具メーカーになっています。
新型コロナウイルスの影響もあり、密にならないアウトドア・アクティビティに注目が集まっている今、やはり野外で思い切り楽しむことができる釣りにも、新しいファンが続々と加わってきていると言われています。
今回はそんなビギナーにもオススメなアイテム、オクマのAria(アリア)糸付きスピニングリールをご紹介させていただきたいと思います!
そもそも、基本的にリールには糸が巻かれていない状態で販売されており、これから釣りを始めたい方や最近釣りを始められた方にとって、下巻きやスプールに糸を巻く量などまだまだ難しい、わからないと感じることが多いのではないでしょうか?
そしてどんなに良いリールを使っても、巻き方次第ではライントラブルの原因になり、悲しいことに破損してしまう恐れもありますよね。
ビギナーにとって、そのような不安をスパッと解消してくれるのが、リールに糸が巻かれている状態で販売されている糸付きリールです!
糸付きリールの最大の特徴は、釣りたい時にすぐに釣れる、その手軽さにあると言えるでしょう。
先述したように、ビギナーにとっては巻き方に頭を悩ませることもなく、ライントラブルなどの心配もなく、ストレスフリーに素早くターゲットとのやり取りをお楽しみいただけます。
また自分の好きな糸でもっと楽しみたい!という経験者にとっては、少し物足りなさを感じてしまうのではないか?という点が気になりますが、釣り経験のないご家族やご友人と釣りを楽しみたい時の手段として、一般的なリールよりもお手頃な価格で手に入れることができることは、とても大きな魅力と言えますよね!
では、その中でもオクマの糸付きスピニングリールAriaの特徴は一体どこにあるのか、詳しく見ていきたいと思います!
オクマのAriaは、これから釣りを始める全てのアングラーに向けたナイロン糸付きスピニングリールで、コンパクトなサイズ感とシンプル且つ洗練されたパールホワイト×ブラックのモノトーンで彩られたリールです。高級感がありオシャレですね!
またそのデザイン性の高さだけではなく、機能性にもたくさんのこだわりが込められていますので、3つの大きな特徴をメインとして、順番に説明していきたいと思います!
まず1つ目の特徴は、サイクロニック・フロー・ローター(Cyclonic Flow Rotor)です。
こちらの性能は、ローターの形を大胆に削ぎ落とすことで大幅な軽量化に成功し、ローター回転時の力を軽減させたことから、立ち上がりの早い糸の巻取りと安定した回転を実現させました。
また回転したローターが作る空気の流れは、付着した水分を振り払い、リール内部への水の侵入も最小限にしてくれる優れものです。
リール内部へ侵入してしまった水滴は、周囲の空気をリール内部へ取り込み、素早く排出させると同時に取り除くことで、防サビ効果も発揮してくれます。
ビギナーにとってメンテナンスが難しいリール内部も、使用しながら少しでもケアできるのは嬉しい一石二鳥ですね!
続いて2つ目の特徴は、LCS(ライン・コントロール・スプール Line Control Spool)です。
こちらはオクマの上位機種で標準採用されている構造で、スムーズなキャスティング性能とライントラブルの減少、そして軽量化を実現したものです。
一般的にアルミニウムは、軽く加工しやすく耐食性が良いと言われている一方で、柔らかい素材のため表面が傷つきやすく、状況によっては腐食が進む場合があると言われています。
そこでオクマのAriaでは、それを補うためにアルマイト加工を施しています!
アルマイト加工とは、アルミニウムの表面を保護するために、強制的に自然の状態よりもさらに厚く頑丈な酸化皮膜でコーティングすることです。
その加工により耐腐食性、耐久性をさらに強化したスプールリップ形状(スプールの先端部)に進化してきました。
次に3つ目の特徴は、SUS製ベールワイヤーです。
ベールのトラブルとしてよく考えられるのは、使用していくうちに起こる摩耗や経年劣化などの影響によって、ハンドルを回しても上手くベールが動かないというのが主なトラブル原因ですよね。
そのようなトラブルを防ぐために、Ariaでは耐久性、耐腐食性、高い強度のあるSUS製(ステンレス)ベールワイヤーを採用しています。
もちろん長くご愛用いただくためには、使用後に塩分や水分が残らないようお手入れする必要はありますが、使用方法やメンテナンスによって十分防ぐことができる上に、優れた機能性があれば、使用する側としても安心感があることは間違いなしですね!
上記で挙げた大きな特徴の他にも、「日本製オイル使用フェルトドラグワッシャー」「1ボールベアリング」の採用や「耐腐食性フレーム」などの充実した機能性を取り入れています。
また、上位機種にも使用されている「RESⅡ ローターバランスシステム」というスプールのぐらつきを徹底的に排除し、ライントラブル防止になる機能も搭載していますよ。
これまで挙げてきた特徴から、軽量且つ安定した回転、耐久性、防サビ・耐腐食性、優れた強度などビギナーアングラーはもちろん、経験者にとっても嬉しい性能が盛り込まれたリールになっていることがよくわかりますよね!
Ariaの動作が分かる動画と詳しいスペック表を確認して、自分にピッタリな1本を見つける参考にしてみて下さい!
品番 | ギア比 | ベアリング数 | 自重(g) | 最大巻上長(cm) | 最大ドラグ力(kg) | 標準スプール ナイロン糸巻量(mm) PE糸巻量(#号) |
---|---|---|---|---|---|---|
Aria-20a | 4.8:1 | 1BB | 183 | 60.7 | 5.4 | 0.15/250, 0.20/140, 0.25/90 #0.6/380, #0.8/275, #1/230 |
Aria-30a | 5.0:1 | 1BB | 220 | 70.7 | 7.2 | 0.20/300, 0.25/200, 0.30/130 #1/340, #1.5/230, #2/170 |
Aria-40a | 5.0:1 | 1BB | 234 | 84.8 | 7.9 | 0.25/260, 0.30/180, 0.35/130 #1/470, #1.5/320, #2/235 |
Aria-50a | 5.0:1 | 1BB | 223 | 84.8 | 8.0 | 0.30/230, 0.35/170, 0.40/130 #1.5/415, #2/305, #3/210 |
様々なジャンルの釣りに対応しているリールを扱っているokuma(オクマ)の中でも、今回は糸付きのビギナー向けスピニングリールAria(アリア スピニングリール)について詳しくご紹介させていただきました!
たくさんのこだわりが詰まったハイスペックな凄いリールにも関わらず、品番により3,000円前後から5,000円以下で購入できるコストパフォーマンスの良さやスタイリッシュな外見も本当に魅力的ですよね。
これから釣りを始めようか迷っている方やビギナーアングラーはもちろん、経験者にも是非手にとっていただきたい高性能且つ扱いやすいアイテムになっています。
世界中のアングラーと一緒にその抜群の使い心地を、あらゆるフィールドで体感されてみてはいかがでしょうか?
2020年秋新発売!okumaの屈強なレバードラグリールCAVALLAを調査した!
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