20ルビアスが登場!超軽量でモノコックなスピニングリールが2020年新発売!2500Sでなんと155グラム
待ちに待ったダイワの軽量スピニングリール・ルビアスが、2020年フルモデルチェンジします! LTコンセプトとモノコックボディの融合は、超軽量でタフなリールへの進化を支えていますよ。 …
FISHING JAPAN 編集部2018年にフルモデルチェンジした、ダイワのハイエンドスペックモデルのイグジスト。
その前の機種は、2015年にリリースされたモデルでしたから、ずいぶんと早いニューモデルの投入だったことが伺えます。
その最新型イグジスト登場からもすでに2年が経過し、巷にはヘビーユーザーが溢れ返っていますよ。
実際に使ってみてどう感じたのか、人気のスピニングリールを詳しくインプレしてみましょう。
イグジストとは、ダイワのハイエンドスペックを満載したスピニングリールのことです。
これ以上がない位置にあるリールなので、どうしてもシマノのステラと比較されてしまいます。
ステラは質実剛健なイメージで、本体の剛性・耐久性を信じてゴリゴリ巻き取ると、その強さが伝わってくるタイプ。
イグジストは、そういう線を狙ってないですよね。
とても軽量で滑らかな巻き心地、LTコンセプトに伴ってタフさも備えていますが、アングラーならその経験上、軽い道具で無茶はしません。
ですから、イグジストに酷な負荷をかけまくるような使い方はしないでしょう。
実売価格が7万円を超えるという要素も、無茶使いから切り離される理由にはなります。
アジングやエギング、ライトショアジギングなどで大切に使いたい!そういう人のニーズにビシッ!とハマるのではないでしょうか。
それでもエギングで2キロを超えるアオリイカに翻弄されることがありますし、ライトショアジギングのつもりでキャストしていたのに、エイに引っ張り回されることも体験しました。
そういう事態でイグジストがどのようになったのか、実体験を元に書いてみましょう。
ちなみに、15イグジストのヘビーユーザーでもあったので、モノコックボディの採用やタフデジギアの搭載による滑らかな巻き心地への変化には、とても感動を覚えました。
シンプルに、大きな進化を遂げたと感じたフルモデルチェンジだったのです。
イグジストLT2500を手に入れて、まずはシーバスを釣りに出かけました。
巻いたラインは0.8号、これならイカが漂っているのを見つけたら、すぐにエギンガーに変身できるからです。
ラインキャパは、200メートルジャストまで巻けるので、オールラウンドな使い方をするにはベターな番手でしょう。
ノーマルギアモデルを選んだのは、シーバスゲームでシンペンをメインに泳がせたかったから。
木製のスローシンキングなシンペンにハマっていて、それをリトリーブするのにハイギアではラインを回収し過ぎるのです。
実際にキャストしてみると、スプールエッジに引っ掛かることなくスムーズにラインが放出されていきますよ。
エアベールはシームレス仕様で、ラインに余計な負荷がかからないのがいいですね。
巻き取りながら伝わってくるのは、ザイオン製のローターの軽やかさ。
こんなに滑らかに、しかもほぼ無音で回転していて、シーバスがヒットしたらどうなるんだろう?と少し心配になりましたね。
潮目を抜けて、回すハンドルが軽くなった瞬間、ヒット。
暴れるシーバスをいなしながら寄せてきて、そのときはロッドワークに気が回らずにゴリ巻き寄せで。
それでもしっかりランディングネットに収めることができましたし、最中に異音や不具合が出ることはなかったです。
スプールにラインが食い込むこともなく、次のキャストからもスムーズさは変わりません。
同じ状態が幾度となく続き、耐久性が備わっていることもじゅうぶんに実感できました。
イグジストLT2500を、エギングに連れ出します。
4号エギをぶら下げて、下げの潮に乗せて沖へ流していきます。
途中でシモリにぶつかりますから、その都度ロッドを立ててはアタリがないか確認しながら、またドリフト。
スプールからラインが無くなりそうになれば、ゆるゆると巻き戻します。
このときはハイギアのイグジストが欲しくなりますが、ノーマルギアに任せてリトリーブしていると、ロックフィッシュがひんぱんに当たってくることが。
シーバスも噛みに来ることがあるので、フッキングには至りませんが、魚影の濃さだけは確認できますね。
そういった細やかな情報収集にも、イグジストが持っている感度が役に立ちます。
イカが抱いてきて大きな負荷が掛かったときでも、イカの噴射や浮上してくる様子がイメージできますから、イグジストのセンサーとしての役割は機能し続けているといっていいでしょう。
これまた無事にランディングを完了して、次のキャストの際にイグジストの変化をチェックするのですが、これといって崩れたものは感じ取れません。
ハンドルノブが、やたらと滑らないです。
こんなにホールド感の良いT字標準ノブは初めてですね。
イグジストは、アジングやショアジギングでも使っていますから、それぞれの機種のインプレもご紹介しましょう。
とにかく軽いので、それまでやってきた自分の釣りスタイルに、強力な感度が加わる状態です。
魚が当たってきた!という感度より、潮を乗り越えた!とか状況を読み取る感度がアップした印象が強いですね。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 18 イグジスト FC LT2000S-P (2018モデル)
番手の前のところに付いているFCって、何の略かご存じですか?
これは、フィネスカスタム、つまり通常の番手とは異なる仕様のイグジストであることを示しています。
では、何が違うのか?手持ちのLT2500と比較していくと、マグシールドの有無でした。
FCと命名されている機種には、防水機能であるマグシールドが装備されていません。
でも、アジングに用いるようなリールですから、外海や岩場なとで波をかぶりまくることはありませんし、無くてもだいじょうぶなのでしょう。
無いことでより一層軽やかに滑らかにローター+ハンドルが回転してくれます。
ジグ単をフォールさせてからのリトリーブで誘いたいアングラーにとっては、このほうがありがたいかもしれませんね。
英断だと感じている人も多いでしょうが、マグシールドそのものの賞味期限を縮めることにはならないのでしょうか?
そんな心配もしてしまう、イグジストのヘビーユーザーのひとりです。
あ、それからスプールに付いている新しい形状のラインストッパーは、とても使い心地がいいですね。
0.4号のエステルラインでも滑らずにホールドしてくれますし、太いショックリーダーラインも留めておくことができます。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 18 イグジスト LT4000-C (2018モデル)
PEラインの1.5号を200メートル巻きたかったので、4000番にしてみました。
ハイギアモデルにしなかったのは、ショアジギングをするつもりなのにジグを素早く回収するつもりがなかったからです。
岩礁帯などの複雑なボトムに対して、スローに落とし込んではリトリーブで誘うような、ライトショアジギング寄りのスローアプローチをしてみたい!と考えていました。
実際に柔らかめのロッドに装着して、40グラム前後の幅広ジグをキャストしてみると、めっちゃ扱いやすい!感度が良い!心地イイ!
これなら何度でもキャストを繰り返せますし、手首や腕・肩などにも負担がかかりません。
それもそのはず、イグジストの自重がたったの205グラムしかなく、トーナメントZ時代と比べると、どんぶりとお箸ぐらいの差(そんなにはないはず)ぐらいに感じてしまいます。
技術の進化は驚くべきもので、たまに掛かる青物やサゴシ程度ではびくともしない剛性・耐久性も持ち合わせていますね。
シーバスゲームをこのリールで展開するほうが、もしかすると楽しいかもしれません。
イグジストの特徴やインプレ、おすすめの機種を取り上げましたが、いかがでしたか?
軽さを体感するには、2000番と4000番モデルがおすすめです。
タフさは、長い時間イグジストと過ごすことで実感できるでしょう。
インプレは、あくまでも個人の意見であり、参考程度にとどめておくのがベターです。
特にデメリットは感じなかったのですが、唯一あるとすれば価格でしょう。
3台も4台も購入するのはちょっとツライ!今ではセルテートやルビアスといった優れた機種がリリースされましたから、比較検討してからイグジストを選ぶことも大切ではないでしょうか。
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