パックロッドはどれを選べばいいの?振出式・並継式のおすすめアイテムをピックアップ
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FISHING JAPAN 編集部レスターファインというメーカーを知っていますか?
オフショアジギングやトラウトゲーム・バス釣り用のロッド製作やルアー製作などを手掛けている会社で、滋賀県の大津市に拠点を置いて活動しています。
ロッドにこだわりを持って釣りを展開しているアングラーなら、すでに使っている人もいるはず。
ルアーのキャスティングやジギング、流行りのオモリグにも対応していますよ。
ここでは、レスターファインについて詳しくご紹介しましょう。
「確か金属繊維を用いたロッド作りをおこなっているんだよね?」
その金属繊維のことをボロンと呼んでいます。
カーボンやグラスは金属ではありませんから、本来なら相容れないものとして扱われるのですが、ボロンが持つ圧倒的な強度に魅せられたレスターファインは、これをロッド素材に使うことに力を注いできたのです。
完成度の高いロッドは、多くのアングラーから支持されていますよ。
目次
レスターファインとは、オフショアのキャスティングゲームやジギングゲーム・バス釣り・トラウトゲームなどのロッドを製作する釣具メーカーのことです。
滋賀県の大津市に拠点があって、さまざまなアイテムをリリースしていますよ。
特に注目したいのが、ボロン素材を使ってロッドを仕上げていること。
カーボンやグラスとコンポジットするのが難しいといわれてきた金属素材ですが、レスターファインの技術にかかればフルレングスの構造パターンをロッドに活かせるようになっています。
例えば、大物が掛かったとき、限界までロッドが曲がったとしても、そこからまだ粘りを発揮できるのがボロンなのです。
となれば、釣りの主導権は常にアングラー側にあり、魚が余力を残した状態でもランディングに持ち込める強みが発生しますよ。
釣り上げた全ての魚を持ち帰るわけではありませんから、リリースしてあげることを考えれば、レスターファインのロッドは魚に優しい要素に満ちていることにもなるでしょう。
筆者は1970年代からバス釣りをしていましたから、レスターファインが当時リリースしたバスロッドも手にしたことがあります。
金属製のソリッドな感触が伝わってくるグリップに、それまで味わったことのないブランクスが装着されていました。
それがボロン素材の特性で、当時アメリカのフェンウィックもボロンXというロッドを発売していたので、実釣でもよく比較したのを覚えています。
フッキングからランディングまで、安心してやり取りを楽しめたのは、まぎれもなくレスターファインのロッドでした。
レスターファインからリリースされている、各種オフショアゲーム用のロッドシリーズをチェックしてみましょう。
ブルーブレイズシリーズは、フルレングスボロンとNANOカーボンのハイブリッド素材を使って製作している、オフショアゲーム用のキャスティングロッドです。
大型青物のヒラマサや憧れのキハダマグロなど、大型の回遊魚をターゲットにしていますよ。
ボロンとカーボンのメリットをしっかりと引き出していて、圧倒的な飛距離と魚が掛かってからの粘り、ゲームロッドとしての強さを体感させてくれる名竿です。
このモデルをブラッシュアップし、もっと飛距離が伸びるように作られたのが、ブラックブレイズシリーズですね。
どちらも超人気で、なかなか手に入らないのが残念です。
その他エクスカリバーやマスターブレイドなど、人気モデルが豊富に揃っていますよ。
レスターファインからは、バス釣り用ロッドもリリースされています。
その名は、レジェンドリーム。
琵琶湖が拠点に隣接していますから、モンスタークラスのバスでロッドのテストをおこなえるのがいいですね。
こちらもフルレングスボロンを採用していて、適合するルアーウエイトの幅がとてつもなく広くなっています。
2オンスから3オンス程度の負荷なら背負えてしまえますから、流行りのビッグベイトを操るのにも適しているでしょう。
最大7オンスのルアーまでキャストできる機種が用意されているので、フルサイズのスーパービッグベイトも難なく操れますよ。
それでは、レスターファインのロッドから、おすすめのアイテムを取り上げてみましょう。
個性的かつ質実剛健なロッドばかりですから、長く手元に置いておきたいものが多いですね。
レスターファインのBlue Sea’s積丹カスタムは、フルレングスボロンのブランクスを採用したオフショアジギングロッドです。
北海道・積丹沖の回遊魚のようなビッグサイズを相手にするために、しっかりとビルドアップされていますよ。
ロッドが曲がるほどに粘りの強さを発揮するようになっているのは、ボロンならではの特徴でしょう。
ボロン素材に多重パターン+平織りカーボンクロスを施してあるので、粘りが強力になっています。
ロッドハンドルからロッドエンドまでの全体で、ベンディングパワーを引き出していますよ。
ハンドルパーツは、FujiのACS・ECS・TCSから選べますよ。
ガイドシステムは、標準仕様ならステンレスフレームKガイドで、チタンフレームガイドへのカスタマイズが可能です。
全部で6機種用意されていて、全て6フィート以下のショートレングス、自重は200グラム未満で作られています。
レスターファインから発売中のタイラバロッドです。
機種は1つ、AEC-68という番手のみになります。
日本海におけるディープゾーンでのタイラバゲームでテストを実施し、作り上げたものです。
鍛えたのは独特な味付けのブランクスで、グラス素材のロッドとは思えない高い感度を実現していますよ。
あえてソリッド素材を使わないことで感度が落ちず、代わりのグラス素材選びを入念におこなって、ボロン素材と融合させています。
例えば、ドテラ流しなら200グラムを超えるタイラバを操ることができ、そこに発生している変化をつぶさに感じ取れるようになっています。
当然グラス素材ですから、カーボンよりも曲がり込みながらの感度が良好ということに。
長さ6.8フィートで自重134グラム、PEラインの1.2号まで適合するように仕上がっています。
レスターファインからリリースされているトラウトロッドです。
渓流のトラウトはもちろん、海から遡上してくるサクラマスやヒラメなどもターゲットにすることができますよ。
合計で14機種も用意されていて、短いものは5.6フィート、長いものは11フィートを選ぶことができます。
河川の中・下流域もカバーされているので、このシリーズのみでネイティブトラウトを攻略することが可能です。
汎用性の高いモデルもありますから、1本でさまざまなシチュエーションのトラウトを釣り上げてください。
またフォーチュンライトというネーミングで、5.6フィートから9フィートまでのMLパワーブランクスを採用したトラウトロッドも発売されました。
ソルトウォーターゲームだけにとどまらないロッド製作のノウハウが、このメーカーには存在しているのです。
シマノ(SHIMANO) PEライン オシア EX8 400m 4号 70.0lb マルチカラー PL-088L
シマノからリリースしている、オフショアゲームでとても扱いやすいPEラインです。
1号から2.5号まではジギング専用にチューン、3号と4号はジギングでもキャスティングでも使えるようになっていて、5号以上はキャスティングで使いやすく仕上げられていますよ。
8撚りで滑りが素晴らしく、ライントラブルを気にせず操作できるのがいいですね。
レスターファインのオフショアゲーム用ロッドにベストマッチでしょう。
レスターファインのロッドの特徴や、おすすめのアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ネット通販サイトでは、ほとんど在庫のない状況が続いています。
それだけ人気が高く、多くのアングラーから待ち望まれているロッドだといえるでしょう。
丁寧に作り上げていく工程には、時間と手間がかかりますから、使う側としては腰を据えて待つ他はありません。
一日も早く、レスターファインのロッドを振り回してみたいですね。
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