ラインノットのアップ写真

釣りで用いる結び方=ラインノット特集!カンタンで強い結び方をマスターしよう

FISHING JAPAN 編集部

紐と紐を結束することをテグス結びと呼びますが、もちろんテグスという言葉は、釣り道具から引用されているもの。

最近では、着用するマスクの紐の結び方にも注目か集まっていますよね。

ほどけないようにするものや長さを自在に変えられるものなど、いろいろあるようです。

ここでは、釣りに用いるさまざまな結び方=ラインノットについてご紹介しましょう。

そもそもテグス結びとは

テグス結びとは、フックに結ぶハリスのことをテグスと呼びますから、そこから紐の端と端を結束する方法を指すようになりました。

今ではラインのことをテグスと呼ぶことも、かなり減って来たように感じます。

釣りではラインの結び方が疎かになると、せっかく掛けた魚を取り逃がしてしまうことにつながりますから、アングラーなら誰しも丁寧に確実に結びたいと望んでいるはず。

「でもめっちゃムズかしいんだよ、特に細いPEラインとショックリーダーラインを結ぶのは至難の業かなぁ~、、」

だいじょうぶです!まずは動画をチェックしながら、さまざまなラインノットについて確認してみましょう。

①PEラインとショックリーダーラインの結び方

まずは、道糸であるPEラインと、ショックリーダーラインの結び方からチェックしてみましょう。

よく話題に上がるのが、FGノットです。

結び方がとても難しいといわれているのですが、ゆっくりと時間をかけて何度もトライしてみると、ラインテンションの掛け方が分かってきます。

こればかりは失敗をしながら覚えていくしかありませんから、面倒に思わずに実践してください。

最初は太目のライン同士を選ぶと、うまく結べますよ。

何度もFGノットを作りながら、使うラインを徐々に細くしていくとマスターできるようになるでしょう。

FGノットを分かりやすく解説している動画はこちら

400万回を超える再生回数を誇っている動画ですから、基本を学ぶにはじゅうぶん過ぎる内容になっています。

釣行前に自宅で、時間のあるときにこの動画を観ながら練習してみましょう。

でも、もっと早く的確にFGノットを結べるようになりたい!と考えている人は、どうすればいいのでしょうか?

実は、FGノットを結ぶための補助器具が第一精工からリリースされています。

こちらの動画をご覧ください。

補助器具を用いてFGノットを仕上げている動画はこちら

第一精工 ノットアシスト 2.0 カーボンブラック

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ラインを結ぶ際にこのような補助器具があると、常に同じレベルで仕上げることができますよね。

自分のラインノットにまだ自信のない人は、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

当然釣り場へ持ち込んで、ラインブレイクなどで結び換えの必要が生じた際に取り出して使ってみるのもいいかもしれませんね。

ただし、素早く仕上げるには自宅での練習が不可欠です。

動画を観ながら、時には止めつつ時間をかけながら、FGノットをマスターできるように努力してみましょう。

②ルアーやスナップ・スイベルなどへのラインの結び方

ルアーのラインアイやスナップ、もしくはスイベル・オモリなどへ直接ラインを結ぶには、どのようにすればいいのでしょうか。

実はライン同士を結ぶよりもカンタンで、数回練習すれば釣り場でも実践できるようになる結び方ばかりです。

強度があってほどけにくいものを取り上げてみました。

パロマーノットの結び方を解説している動画はこちら

パロマーノットは、とてもシンプルで分かりやすい結び方です。

ポイントは、ルアーなどの結びたい対象物をくぐらせること。

そうすることで、それが魚に引っ張られると、どんどん締まっていくカタチになります。

また結節部分がどの箇所も二重ラインになっているので、強度が高く破断しにくいのがいいですね。

慣れてくれば、あっという間に結び終えることができますよ。

ダブルクリンチノットの結び方を解説している動画はこちら

このダブルクリンチノットも、ルアーのラインアイやスナップ・スイベル・オモリなどに直接ラインを結びたいときに重宝します。

ラインを通す場所や、ラインを支える場面が何度か発生しますから、それらをきっちり覚えて結べるようになりましょう。

強度が高くすっぽ抜けしにくい結び方ですから、マスターしておきたいですね。

③フックへのラインの結び方

フックが管付きタイプなら、パロマーノットやダブルクリンチノットでかまわないのですが、そうできない昔ながらのエサ釣り用釣り針の形状なら、外掛け結びや内掛け結びを実践しなければなりません。

これも練習を重ねると、釣り場でカンタンにこなせるようになりますから、まずは自宅でトライしてみてください。

フックの先端は鋭く危険ですから、周囲に配慮しながら練習するようにしましょう。

外掛け結びの結び方を解説している動画はこちら

大きなフックと太い紐で実演してくれているので分かりやすいですよね。

しっかり締め込んで寄せる作業も忘れないようにしましょう。

もうひとつの結び方として、内掛け結びの動画も観ておいてください。

内掛け結びの結び方を解説している動画はこちら

内掛け結びも外掛け結びと同様、しっかり締め込んで寄せる作業を確実におこないましょう。

締め込みが甘ければ、フックがすっぽ抜けてしまうことがあります。

せっかく掛かった魚を取り逃がさないように、きちんと結べるようになるまで練習を重ねてください。

釣具メーカーからは、電動の針結び器も発売されていますよ。

もしまだ結び方に不安があるようなら、現場へ針結び器を持参するのも一手かもしれませんね。

ラインの結び方をフォローしてくれるおすすめアイテムをピックアップ!

それでは、さまざまなラインの結び方を助けてくれる便利アイテムをご紹介しましょう。

前述したノットアシスト2.0に似たタイプや、電動でフック結びを完了してしまうものなど、豊富に揃っていますよ。

暗がりの釣り場でも安心してノット作業をおこなえそうですね。

シマノ(SHIMANO) ボビンワインダーヘビータイプ TH-202N ブラックゴールド

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シマノからリリースされている、ラインとラインを結ぶためのフォローアイテムです。

PEラインの1.5号から8号までに対応しているので、オフショアゲームなどで使うのに便利でしょう。

キャスティングゲームやジギングゲームの現場で、強力なノットを作り上げてください。

自重57グラムで全長75ミリとコンパクトなデザインに仕上げられています。

昌栄 システムスティック NO.759 レッド

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全長8.3センチで自重32グラムのノットアシストツールです。

編み込みと締め・ハーフヒッチをサポートしてくれますよ。

摩擦系ノットの代表格であるFGノットを組み上げるのに適していますよ。

これをゲームベストやバックに固定して使えますから、自分の両手がフリーになります。

またメインのラインにテンションを掛けながら、密度の高い編み込みに仕上げることが可能です。

ハピソン スピードコントロール付 ラインツイスター YH-717P

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細目のPEライン・0.6~3号に、ショックリーダーラインの1.5~12号を均等に巻き付けていくのに便利な電動アイテムです。

ボディサイズは、約65×115×28ミリととてもコンパクト。

重さは乾電池を含んで115グラムと軽めに作られています。

アジングやメバリング、エキングゲームなどで活用したいですね。

ハピソン 針結び器(太糸用) YH-714

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こちらはハピソンからリリースされている、フックにハリスを結び付けるための針結び器です。

単四乾電池2本で動くようになっていて、約100本分のフックを結ぶことができますよ。

適合するフックは、伊勢尼の9~15号やヒラマサ針の10~14号など。

適合するラインは、ナイロンやフロロカーボンの3~14号です。

ボディサイズは、約92×46×68ミリで、重さは、電池を含んで約121グラムとなります。

まだラインとフックを結ぶのに自信のない人は、ぜひ試してみるといいのではないでしょうか。

ラインノットをマスターして釣りを楽しもう!

テグス結びに代表されるラインノットの特徴や結び方動画、おすすめの便利アイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?

ラインを結ぶことは、釣りの基本です。

しかもしっかりと強度のあね結び方が実践できないと、憧れの大型魚を釣り上げることは難しいでしょう。

自宅で時間の空いたときに、ラインを持ち出して繰り返し練習してください。

その積み重ねが、あなたの釣りをより一層楽しいものに変えてくれるに違いありません。

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