ヒイラギって魚知ってる?釣り方からさばき方、おすすめの料理法まで一挙ご紹介!
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FISHING JAPAN 編集部ヒメダイって釣ったことはありますか?
小さいサイズなら磯場で掛かることがたまにありますが、成魚を本格的に狙うのなら、舞台は船釣りになります。
深海100メートルを超える岩礁帯エリアに生息するヒメダイ、その特徴や食べ方についてご紹介しましょう。
「お寿司屋さんでヒメダイの握りや刺身を食べたことがあるかも!」
そうなんです!料亭や寿司店に並ぶことはあっても、スーパーの鮮魚コーナーではほとんど見かけない高級魚なのです。
ヒメダイとは、スズキ目フエダイ科に属している魚のことです。
体長は、成魚で40センチ前後にまで成長し、稀に1メートルを超える魚体のものもあるとか。
タイと呼ばれているからには、マダイにどこか似ているのかな?と比較してみましたが、身体は細長いですし、各ヒレの形もそっくりとはいえません。
尾ひれは二股に分かれていますが、体色もマダイのそれとは異なるでしょう。
アカチビキ=ハマダイの色に近いかもしれませんね。
ちなみに紀伊半島エリアでは、ヒメダイのことをチビキとかホンチビキと呼びます。
水深100メートル前後の深い層を好み、300メートルまでの岩礁帯というか、海山で釣れるケースが多いですね。
ただし、ヒメダイ専門で狙って釣るのではなく他の魚、例えばアジやイサキをビシ釣りで狙っていると、たまに釣れてしまうことがあります。
ひんぱんに釣れないので、高級魚扱いになっているのかもしれませんね。
ヒメダイの旬は、5月前後から夏にかけて。
実際にその時期に食べると、脂が乗っていて美味しいですよ。
たぶん産卵の時期と重なっているのでしょうが、ヒメダイがいったいどの辺りに産卵するのか、確かなことは分かっていません。
お盆の時期に漁で獲れたヒメダイを食べた経験がありますから、夏場の魚とみていいでしょう。
生息分布は、日本付近からインド洋・太平洋、そしてアフリカ・オーストラリアまでと、かなり広い範囲で確認されています。
比較的暖かいエリアを好むのは、間違いなさそうですね。
ヒメダイの食べ方は、他の魚と同じようにさばいて、刺身・寿司・塩焼き・煮付けなどに料理するのがおすすめです。
あまり鮮度のよくないものは、フライなどの揚げ物にすれば美味しく食べられるでしょう。
ただし、一般の鮮魚店やスーパーなどで並んでいるところを見たことがありませんから、自ら船釣りで釣り上げるか、知り合いのアングラーからおすそ分けをもらうくらいしか、料理できる可能性はないと考えてください。
時折ネット通販で、冷凍モノのヒメダイが販売されているのを見ることがありますが稀でしょう。
ヒメダイを丁寧に美しくさばいている動画を見つけましたので、ご覧ください。
ヒメダイそのものも含め、関連する商品をネット通販サイトで探してみました。
冷凍モノのヒメダイを見かけたことがあるのですが、粕漬けなどの加工を施したものなら販売されているようです。
常に水揚げされていない魚かもしれませんから、ネット通販サイトで偶然見つけたら、すぐに購入するのが得策かもしれませんね。
他の魚との組み合わせセットで販売されている、ヒメダイの切り身です。
粕漬けや味噌漬けにすれば、風味に甘さが加わりそうですね。
瀬戸内で70年以上魚を扱っているところの粕漬けなら、一度は食べてみたいですね。
ダイワ(DAIWA) 船竿 アナリスターアマダイ 195 釣り竿
これはアマダイ釣り専用の釣り竿ですが、ヒメダイ釣りにも使うことが可能です。
ライトアマダイ用の竿としても活躍するかもしれませんが、100メートルの水深をターゲットとするなら、この竿がオモリの負荷に最も適しています。
柔軟な7対3の調子で操作がしやすく、ソリッドガラス製のティップで細かいアタリも捉えられます。
全長は1.95メートル、2ピースのため、持ち運びが容易で、自重も132グラムと軽めです。
100号のオモリ負荷にも対処できます。
ダイワ(DAIWA) 電動リール 18 シーボーグ 300J (2018モデル)
ダイワの電動リールの300番です。
水深100メートル前後をPEラインの3~4号で狙うなら、潮に流されることを考慮すると、これくらいの糸巻き量は必要でしょう。
ジョグダイヤルが付いているので、片手でカンタンに操作できるのがいいですね。
船電源よりリチウムバッテリーの予備を用意しておくほうが、安定した巻き取りで釣りを展開できるでしょう。
使うラインを細くするのであれば、200番の電動リールでもかまいませんが、糸巻き量は余裕のあるほうが釣りやすいですよ。
ダイワ(DAIWA) PEライン UVF棚センサーブライトNEO+Si2 4号 300m 5カラー(カラーマーキング付)
ダイワがリリースしているPEラインです。
耐摩耗性能がアップしていて、毛羽立ってくるトラブルがかなり抑えられている印象です。
実売価格も安いですから、コスパはかなり優秀といえるでしょう。
ただし、マーキングの中で赤の部分の視認性が他と比べて低く感じますから、発色を変えてみたほうが扱いやすいかもしれません。
最も仕掛けに近い側の色を、パープルにしているのは特徴的。
パープルは魚から見えにくい色とされていますから、食い付きの良さにつながっているといえるでしょう。
ヒメダイの特徴や食べ方、関連商品をご紹介しましたが、いかがでしたか?
なかなか獲れない深海の魚だからこそ、自らの手で釣り上げてみたいですよね。
餌釣りはもちろん、オフショアジギングでもたまに釣れているようですから、チャンスが全く無いわけではなさそうです。
よく釣れている場所を探し出して、釣り船の予約から始めてみましょう。
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