エソってどんな魚?実は高級食品の原材料!?エソの食べ方をご紹介!
上の写真に映っている魚の名前をご存知ですか。 この魚の名前はエソです。 エソはタチウオやアジ等を狙っている時に外道として釣れるので、実際に見たことがある方もいるかもしれません…
FISHING JAPAN 編集部みなさんは、タマンという魚を知っていますか?
沖縄県ではポピュラーな釣りの対象魚で、かなり大きなサイズに成長することが知られています。
モンスター級の魚なら、なんとか釣ってみたくなりますよね。
今回は、そんなタマンの特徴や、タマン釣りにおすすめのタックルをご紹介します。
この記事を読んで、タマンについての知識を深めていきましょう!
タマンとは、スズキ亜目フエフキダイ科の魚のことで、ハマフエフキという名称でも親しまれています。
口先が尖っているので、笛を吹いているように見えることからその別名が付いたようです。
また、タマンは口の中が赤くその色が美しいとされ、クチビ(口美)と呼ばれることもあります。
体表は黄褐色ですが腹部が白く、顔に数本の白い筋が入っているのが特徴です。
成長すると、最大で体長は90cm前後、体重は7kg程度にまで大きくなる個体もいるため、まさにモンスタークラスの魚と言えるでしょう。
タマンの産卵は水温の下がる12月~1月を除き、ほとんど通年おこなわれます。
寿命は20年を超えるため、比較的長寿の魚です。
タマンと言われるとあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、実は鮮魚店などではフエフキダイとしてよく並んでいます。
食用としては、温暖な地域である沖縄県や九州地方を中心に、関西や関東でも流通している魚です。
透明感のある白身は、歯ごたえのある食感で人気があり、刺身やカルパッチョ、煮つけ、ソテー、塩焼きなどが主な調理法でしょう。
タマンのウロコは硬くて大きく、取りにくいため調理の際は注意が必要です。
ちなみに、タマンは餌を使った磯釣りの対象魚としても人気が高いですが、実はルアーにも果敢にアタックしてきます。
強烈な引きに耐えられるよう、フックには強靭な専用シングルフックを用意しましょう。
タマンの生息域をチェックしてみましょう。
日本では本州の千葉県南部エリア、すなわち房総半島の岩礁帯やサンゴ礁に棲んでいます。
また、伊豆半島・小笠原諸島・紀伊半島・屋久島の太平洋沿岸や、新潟県より南の日本海各地、さらには九州の北西エリアから南岸にかけても確認されています。
その他、琉球列島・済州島・台湾・インドなどにかけても、タマンは生息しています。
海外遠征してタマン釣りを楽しむのは、今の時期は控えたいので、自宅から近い最寄りのポイントへ出向くようにしましょう。
釣れる時期は、2月から11月ごろまで。
気候が暖かくなり、産卵活動が絡んでくると、タマンは浅瀬に出て来ますよ。
タマンの餌は、小魚やエビ・カニなどの甲殻類、それからイカなどの切り身も活用されています。
これなら現地調達しなくても、事前に購入しておいて釣り場まで持って行くことができます。
天秤に仕掛けをセットした投げ釣りスタイルが一般的で、タマンの強い引きにも負けないような、フック・ハリス・道糸などを用意すると良いですね。
ここで、タマン釣りに専用のタックルがあるのかどうか気になった方もいらっしゃるでしょう。
もちろん各メーカーからもリリースされていますが、もし磯の底物釣り、すなわちイシダイやイシガキダイを狙うタックルを持っているのなら、転用して使うことも可能です。
またオフショアのキャスティング用タックルなども、タマンを狙うのに向いていると言えそうです。
それでは、タマン釣りにおすすめのタックルをご紹介しましょう。
餌釣り用の竿やリールに始まり、ルアー釣り用のアイテムもピックアップしました。
せっかくタマンを掛けたのに、タックルバランスが悪過ぎてバラしてしまうようなことだけは、なんとか避けたいものです。
シマノ(SHIMANO) モバイルロッド 20 ルアーマチック MB S90ML-4 シーバス タチウオ ロックフィッシュ ライトショアジギング
シマノからリリースされている、タマンやガーラを釣るための専用ロッドです。
全長5.3mで自重410g、がっちりとした剛性と耐久性を兼ね備えていますよ。
カーボン素材を進化させることで、より軽い操作性を実現しています。
スタイリッシュな見た目にも定評があり、デザイン性にこだわりたい方にもおすすめです。
グリップ部分には滑り止め加工が施されているため、タマンの強烈な引きにも十分耐えられるでしょう。
発売中の大阪漁具(OGK)製のタマン専用竿は、大型のタマンも確実に仕留めることが可能なパワータイプです。
サイズは全長4.2m、自重は505gで、錘負荷は最大40号まで対応していますよ。
遠投に対応したガイド設定と、大きなリールもしっかりと支えられるパイプシートの仕様となっており、活発に動き回るタマンをきちんとキャッチすることができます。
価格性能に優れ、大阪漁具の特長とも言える仕上がりです。
仕舞寸法は101cmまでに折りたためるため、移動時に持ち運びが楽です。
プロックス(PROX) グラヴィスタマンエアーK 10号/5.0M GTAK1050
プロックスからもタマン専用竿がリリースされています。
全長5mで自重652g、錘負荷は45号まで乗せることが可能です。
ラインガイドは、オールSiCリングのKガイドにセッティングされており、強烈な引きでタマンが暴れ回っても耐えてくれそうです。
グリップ部分には、タマンの走りに耐えられるよう滑り止め防止処理が施されています。
大型のタマンを掛けて、じっくりとやり取りをしてみたくなる仕上がりですね。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 16 キャタリナ 6500H (2016モデル)
ダイワの6500番サイズのスピニングリールです。
本来ならオフショアゲームで使うものですが、剛性や耐久性などからタマン釣りにも向いていますよ。
グレードで1つ上のソルティガ6500番台も、おなじようにタマンの引きに耐えられるでしょう。
マグシールドやATDも標準装備しているので、安心して使うことができます。
ラインキャパは、PEライン6号で400mほど。
4号クラスをメインに使うので、十分過ぎる糸巻き量になりますね。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ステラ SW 8000PG ジギングモデル
シマノのステラSWです。
8000番でPEライン4号を300m巻けるようになっています。
タマンの走る距離から考えると十分な気もしますが、もう少し欲しいなと感じる人は、もう1番手上の機種を購入してください。
最大ドラグ力は25kgで、ギア比は4.9:1とパワータイプになっています。
タマンとやり取りするのにハイギアを用いる人が多いですが、モンスタークラス狙いとなると、こういったPGタイプも視野に入れておかなければならないかもしれません。
高い負荷がかかってもパワフルに巻き上げられるのが、ステラSWの真骨頂ですから、ぜひ検討してみてくださいね。
がまかつからリリースされている、タマン専用フックです。
靭性・剛性・耐久性が高いレベルでバランスよく保たれていて、とても扱いやすいのが特徴です。
実際の釣行で何度か使用しましたが、フッキングしてからの安定感はバツグンで、伸ばされたり折られたりという経験がありません。
きっちり貫通してバレにくく、管付きタイプなので太いハリスが使えるのも、大きなメリットでしょう。
ダイワ(DAIWA) シーバス ミノー モアザン クロスウェイク ゴールドグローイナッ子 90F SSR ルアー
シーバスゲームに使うシンキングミノーが、タマン釣りには適しています。
色々試してみたのですが、体長90mm前後のシンプルなミノーほど、タマンを誘いやすいイメージがありますね。
釣り場のベイトフィッシュにも合わせたいのですが、シャローエリアにキャストして丁寧にリトリーブを繰り返してみてください。
フックは、トレブルフックよりも、シーバス用シングルフックやジギング用アシストフックに換装してください。
そのほうがバレが減るでしょう。
ただし、アシストラインは短く、あまりフックが暴れないように設定したほうが、ミノーを操りやすいでしょう。
タックルハウス K-TEN ブルーオーシャン BKSP‐90 G‐4ピンク/オレンジ
タックルハウスのK-TENブルーオーシャンも、同じようにタマン釣りに活用できます。
90mmで12.5gですから、とても扱いやすくキャストも容易に決まるでしょう。
キャスティング鯛ラバで狙っている知り合いがいますが、タマンが釣れる前に違う魚がかかるとのこと。
やはり層はボトム付近ではなく、ちょっと上の層を一定以上のスピードでリトリーブすることで、タマンにアピールできているのかもしれません。
この辺が餌釣りとの相違点で、工夫を積み重ねる必要があるようです。
タマンの特徴や、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
餌に関しては、釣り場近くの釣具店・餌屋さんの情報が有効です。
じっくり聞き込んで、最適な地元餌をゲットするようにしましょう。
ルアーに関しては、まだまだ確立されていない状態ですから、ミノーを中心にいろいろ試してみるのが、タマンゲットへの近道です。
フックの強度やラインの見直しなど、個人レベルで取り組まなければならないことが数多くありますから、それも楽しみのひとつにしてくださいね。
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FISHING JAPAN 編集部この記事に関するよくある質問
タマンとは、スズキ亜目フエフキダイ科の魚のことで、ハマフエフキという名称でも親しまれています。体表は黄褐色ですが腹部が白く、顔に数本の白い筋が入っているのが特徴です。成長すると、最大で体長は90cm前後、体重は7kg程度にまで大きくなる個体もいるため、まさにモンスタークラスの魚と言えるでしょう。
タマンは、日本では本州の千葉県南部エリア、すなわち房総半島の岩礁帯やサンゴ礁に棲んでいます。また、伊豆半島・小笠原諸島・紀伊半島・屋久島の太平洋沿岸や、新潟県より南の日本海各地、さらには九州の北西エリアから南岸にかけても確認されています。気候が暖かくなり、産卵活動が絡んでくると、タマンは浅瀬に出て来ますよ。
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