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ゾディアスのインプレ特集!シマノのハイコストパフォーマンスロッドを詳しくチェック

FISHING JAPAN 編集部

シマノのバスロッド・ゾディアスは、発売以来そのコスパの優秀さで高い人気を博しています。

バス釣りはもちろんのこと、海のシーバスゲームやチニング・ロックフィッシュゲームにも対応できていて、ファン層が拡大していますよ。

何よりアイテム数が豊富で、グラスコンポジットタイプまでラインナップされていますから、さまざまな釣りが楽しめるのは当然といえるでしょう。

ゾディアスシリーズの中から、注目されているアイテムのインプレをご紹介します。

ゾディアスとは

ゾディアスとは、シマノがリリースしているバス釣り用ロッドです。

1ピースと2ピースの2種類の仕様から選べるようになっていますよ。

携帯性の高さから、長めのロッドは2ピースを選ぶ人が増えている傾向がありますね。

人気機種は、オカッパリなどで使用頻度の高い172MH・172H・1610M辺りに集中しています。

どんなルアーでもバーサタイルに使いこなせるところが評価されているようです。

シマノのバスロッド・ゾディアスのデモンストレーション動画はこちら

ゾディアス158ML-2ってどんなロッド?注目のインプレをチェック

6フィートを下回る長さのバスロッドは、10年くらい前からあまり製作されなくなり始めました。

理由は、バスボートユーザーや琵琶湖アングラーが長いロッドを前面に押し出して、メディア等で紹介するようになったからでしょう。

長いほうがよく飛ぶ!と言われれば、そうかなぁ~と信じてしまう人が結構多かったのかもしれません。

しかしながら、細やかな操作やアキュラシー精度を上げたキャストをおこなおうとすれば、ショートロッドに分があるケースも再認識されるようになって、再度製作されたのがこのロッドです。

ゾディアスシリーズには、これよりも柔らかいタイプや硬いタイプもラインナップされているので、自分の釣りに適したショートロッドを探すのに好都合といえます。

シマノ(SHIMANO) ベイトロッド ルアーマチック B66ML バスフィッシング ロックフィッシュゲーム

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6フィートが短いかどうかは、人それぞれの釣り経験値に影響されるでしょう。

でも7フィートロッドと比べれば、圧倒的に短いということは理解できます。

当然その使い道もイメージできますから、フローターやカヤックなどの小さな乗り物に乗ってバス釣りを楽しんでいる人から、強く支持されるのは分かる気がしますね。

乗り物が小型になると、デッキ上が狭くなります。

多くのタックルは置けなくなりますし、ロッドも短めのほうが扱いやすくなるでしょう。

また、乗り物が小型になるということは、ポイントに接近しやすくなることに。

となれば、遠投の必要性よりも、正確にポイントへルアーを撃ち込むアキュラシーの精度が問われるようになります。

6フィート以下のショートロッドに需要があるとすれば、アングラーの乗り物が多様化していくことで将来的に膨らんでいくといえるかもしれません。

今はまだ、それほど増えているとは実感できませんが、ショートロッドが市場から全く無くなってしまうことだけは避けたいものです。

ゾディアス164L-BFSのインプレはこちら

ゾディアスの1ピース・ベイトフィネスロッドです。

軽くて感度がよく、軽量ルアーを遠投するのに適していますから、バス釣り以外にソルトのロックフィッシュゲームなどに転用できますよ。

バットパワーもじゅうぶんありますから、岩礁帯やテトラエリアからガシラやアコウを引き抜いてみてください。

シマノ(SHIMANO) ベイトロッド ゾディアス バス 164L-BFS 6.4フィート

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ゾディアスシリーズに限らず、ベイトフィネス用ロッドを海のロックフィッシュゲームに転用するアングラーが増え始めています。

ソルトゲーム用ロッドにもベイトフィネスタイプはあるのですが、如何せん種類がまだまだ少な過ぎ。

選ぼうにも価格が偏っていますし、機種間のスペックの差も感じられないアイテムばかり。

これではロックフィッシュゲーム愛好家たちを納得させることは難しく、彼らの手がコスパ優秀なバスロッドに伸びるのは、当然の成り行きだったといえるでしょう。

ゾディアスシリーズは、全般的に張り・コシのあるブランクスに仕上がっていますから、海の岩礁帯エリアやテトラ帯にルアーが引きずり込まれても、パワフルに引っ張り出すことが可能です。

まさにそういう使い方が、ロックフィッシュゲームには求められるので、ゾディアスシリーズが使われる展開となっていったのでしょう。

グリップがEVA素材で仕上げられていることも、海水で使うことにメリットを生んでいます。

ゾディアス170M-Gのインプレはこちら

7フィートのグラスコンポジットロッドもラインナップされていますよ。

自重は140グラムとさほど重くはなく、巻き物系ルアーをロングキャストして軽快にリトリーブするのに適しています。

1オンス前後のスイムベイトも扱えますから、これ1本あればかなりの種類のルアーを操作できることになりますね。

シマノ(SHIMANO) ライトジギング用ロッド グラップラー BB ベイト B632 ベーシックモデル

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ゾディアスシリーズのグラスコンポジット仕様は、とても評価が高いですね。

実際にバス釣りで使ってみました。

ラインに結んだのは、14グラムのミディアムダイバータイプのクランクベイトで、水深2メートル前後の地形変化を拾うのに向いています。

ゆったりとサイドハンドキャストで170M-Gを振ると、ティップからベリーに至るまで美しい弧を描いて曲がってくれます。

これが172MHや172Hでは、ルアーに重みがなければ弾いてしまうような曲がりしか発生しません。

こういう味付けの差を生むところに、シマノのロッド製作の工夫を垣間見ることができますね。

170M-Gに送り出されたクランクベイトは、20メートルほど飛んで着水。

そこからリールハンドルを回すと、軽くティップがラインに引き込まれて、ふらふらと揺れながらこちらのリトリーブリズムに合わせた動きをします。

無理がないというか、強過ぎないというか。

この状態でクランクベイトにバスが飛び付いても、弾いてしまうことはないでしょう。

この後の3投めで、30センチ後半のバスが掛かりましたが、フッキングせずともアゴにハリ先が貫通、その穴は広がっておらず、バレる心配は皆無でした。

ゾディアス264L-2のインプレはこちら

自重95グラムとかなり軽量な2ピースタイプのスピニングロッドです。

ワーミングやミノー・シャッドなどの軽量プラグをキャストして、バスを誘ってみましょう。

初心者の人にも扱いやすいですし、仕舞寸法99.2センチと携帯にも便利ですから、自転車などに乗ってランガンを楽しむこともできます。

シマノ(SHIMANO) スピニングロッド ゾディアス TECHNICAL SPIN 64 SERIES バス 264UL-S/2 6.4フィート

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シマノのバスロッドでは、スピニングタイプを数字の2で表すことがあります。

むむ、2ピースなのかな?と迷ってしまう原因にもなるのですが、ゾディアスシリーズの場合は、品番の末尾に「-2」と表記されているのが2ピース仕様の証し。

ですから、この264L-2は、長さ6.4フィートの2ピース仕様スピニングロッドということになります。

Lはライトパワーということですが、実際に振ってみると、なかなかパワフルな印象ですね。

硬いとまでは感じませんでしたが、しなやかに軟らかく曲がるイメージとは異なるシャープさが伴なっています。

ということは、オールラウンドにどのようなルアーでもキャストしてしまえる、フトコロの深さみたいなものが載せられているロッドと考えていいでしょう。

どのスピニングロッドにしようかな?と迷っているようであれば、この264L-2から始めてみてください。

ゾディアスシリーズはさまざまな釣りに使えるコスパ優秀なロッド!

ゾデイアスシリーズの注目すべき特徴は、その価格だと断言できます。

公表されている製造元の希望小売価格を確認すると、販売価格は大抵1万円程度です。

このたぐい稀なハイスペックのロッドを、非常にリーズナブルな価格で購入できるとは、本当に驚きです。

しかも、バス釣りだけでなく多くの釣りに適応し、利用できる種類も多いという利点が付いており、選択肢も豊富です。

主要な釣りロッドとして使っている人も少なくないので、その人気は今後も続くだろうと予想できます。

しかしながら、釣具製造業者では、発売から約5年を目安に製品の見直しを行うことがあります。

ゾディアスが市場に出てから、十分な時間が経過していますので、頻繁に使用する人でも準備をしておくべきでしょう。

「えっ、ゾディアスが変更されるのか?」

現状ではまだ分からないが、仮にモデルチェンジが行われても、シマノの製品ですので、ゾディアスに秘められたノウハウを新しいモデルに必ず反映してくれると思います。

低価格で簡単に使え、選べる機種が多く、ショートロッドも取り揃えているとしたら、新たな支持を得る可能性は高いと、確信しています。

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