キュウセン 写真

魚ってどうやって眠るの!?睡眠方法は3種類!それぞれの眠り方を要チェック!

FISHING JAPAN 編集部

人間と同様、魚も定期的に睡眠を取らなければ健康を維持することができません。

しかし、具体的にどのようにその睡眠を取るのか、知っていますか?

驚きのことに、魚の睡眠方法は魚種によって異なり、大まかに3つのスタイルに分けられます。

それぞれのスタイルについて見てみましょう!

昼働いて夜寝るタイプ

これは、ベラやブダイなどが当てはまります。

このタイプで一番規則正しい生活をしているのは、ベラの仲間のキュウセンです。

日が沈むと砂に潜って休み、日が昇ると起きだして活動する魚です。

曇天や雨の日は海の中が暗いために、あまり活発には活動しません。

また水温の低い冬場は、砂に潜って冬眠までします。

キュウセンが夏の魚だといわれるのはこのためです。

泳ぎ続けながら浅い睡眠をとるタイプ

カツオやマグロなどの大型回遊魚が該当する例です。

主導者の魚が眠り込むと、群れの組織が混沌とします。

群れの核心にいる魚は、同種に包囲されながら泳ぎ、一眠りして、適度に休息を得ると、前にいた仲間や周囲の魚と交替します。

ランナーがリレーバトンを手渡すことではないため、どのようにして魚たちは交替を行い、誰がその判断を下すのかを観察してみることは興味深いですね。

夜働いて昼に眠るタイプ

こちらは、アナゴやウナギ、ハモのような夜行性の魚です。

夜行性なので、当然夜は活動的ですが、昼は寝てしまいます。

居眠り中の魚がたくさん?

魚は睡眠中といってもほとんどの種類にはまぶたがないので、起きているのか眠っているのか分かりにくいです。

もしかしたら釣りをしている最中、あなたは寝ている魚にちょっかいを出しているのかもしれませんね。

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