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鳥も食べちゃう獰猛すぎる魚!通称GTと呼ばれるロウニンアジの迫力ある衝撃映像はこちら【動画】
釣り人の皆さんは、魚が鳥を食べるところを見たことはありますか?
鳥が魚を食べるところならよく見るけど・・・という方が多いのではないでしょうか?
実は、世界には、飛んでいる鳥まで食べちゃう獰猛で怖い魚がいるんです!
今回は、そんな驚愕の魚・ロウニンアジについて詳しくお伝えします。
まずは衝撃映像をご覧ください!
イギリスの公共放送のBBC(British Broadcasting Corporation)で放送された『BLUE PLANET II』という番組の中で衝撃的な場面があります。
水面に浮かんでいるの鳥が一口で魚に食べられている・・・
しかも水面に浮かんでいる鳥だけではなく、なんと空を飛んでいる鳥まで襲っています。
食べる瞬間、大きな口で鳥を丸呑みです。
キレイな海、キレイな青空には似合わない衝撃映像ですね。
鳥も、まさか魚に食べられるなんて考えたこともなかったのではないでしょうか?
この魚の名前はロウニンアジです。
ロウニンアジはこの映像のとおり獰猛な魚として知られる一方、釣り人の憧れの魚でもあります。
次のトピックで詳しい特徴を見ていきましょう。
ロウニンアジってどんな魚?
ロウニンアジはギンガメアジ属の中で最大のサイズを誇る魚です。
成長したものは全長1.8m、体重80kgにまで成長します。
これはアジ類の中ではヒラマサに次ぐ大きさです。
名前
名前に入っている「ロウニン」は所属地を離れて他国を放浪する武士の「浪人」から来ています。
ロウニンアジが群れを作らず単独で行動する様子が浪人のようだということでこの名前が付きました。
また、ロウニンアジの顔にえらぶたの骨の線が入っている様子が、顔に切り傷のある浪人をイメージさせるというのも由来となっているようです。
地方名のバラエティが豊かで、沖縄では「カマジャー」、宮古島では「ガーラ」と呼ばれています。
英語名は「Giant trevally(=巨大な ギンガメアジ属の魚)」で、釣り人の間では頭文字の「GT」という呼び名でも親しまれています。
外見
ロウニンアジは平面的な形状で体高が高めです。
大きな丈夫な顎と細めの目を備え、顔立ちはアジよりマダイに近いです。
長く大きな胸ビレがあるのは独特の特徴です。
成熟した魚は一般的にグレーの体色をしていますが、黒みがかったものや白っぽいものも存在します。
生息地
インド洋・太平洋に分布しており、日本では南日本や琉球諸島、伊豆諸島、小笠原諸島に生息しています。
沿岸部の水深100mまでの浅い海に棲み、水深約30~40mのサンゴ礁や岩礁のある場所を好みます。
ときどき黒潮の流れに乗って日本の関東地方まで泳ぎ着くロウニンアジもいますが、この水域まで来たものは冬の海水温の低さに耐えられず、死んでしまいます。
ただし、温かい工場排水が流れる水域では生き残るケースもあります。
生態
ロウニンアジは産卵や稚魚から成魚になるプロセスなど、不明な点が非常に多い魚です。
捕食対象は成長段階によって代わり、若魚の時は頭足類、成魚の時は小魚をエサとします。
先ほどの動画のように捕食の際には非常に獰猛な一面を見せ、小魚の群れを見つけると猛スピードで襲いかかります。
水族館で飼われているロウニンアジは同じ水槽内の小魚を襲うこともあるようです。
釣り・料理
ロウニンアジはその体格と豪快なパワーで釣り愛好家に人気の対象魚となっています。
特に日本では、沖縄県や鹿児島県などがよく訪れる釣りスポットです。
日本国内で釣れるロウニンアジでは、最大全長が160cm、体重が60kgほどの個体まで狙うことが可能です。
しかし、大型のロウニンアジにはシガテラ毒(=主に熱帯のサンゴ礁周辺に生息する魚が原因となる食中毒)を含むものがいるため、釣り上げた後の大半はリリースされます。
一方、成長途中のロウニンアジは大変美味とされ、秋から冬が最も美味しい時期となります。
さまざまな調理法が楽しめ、刺し身や塩焼き、唐揚げなどとして味わうことができます。
ロウニンアジを釣ってみたい!必要なタックルは?
「釣りをするなら、いつかは大きいロウニンアジを釣り上げてみたい!」という大きな志を持つアングラーの方のために、必要なタックルをお伝えします。
大物ゲットの準備に役立ててくださいね。
ロッド
ロウニンアジを狙う際は多くのアングラーの方がロウニンアジ専用ロッドを使用しているようです。
そのほか、50~200gのルアーが操作できる8ft前後の青物専用ロッドでも代用可能です。
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また、ロウニンアジに対応するロッドが通常50,000円以上するのに対し、オキナワマンビカは実売価格が25,000円前後になっているのも大きなポイントです。
ロウニンアジを狙うとき、釣行場所は種子島や沖縄などの南日本、また海外だとパラオやバリなどの南国がメインになります。
つまり、現地に行くだけでもかなりの遠征費用がかかるということです。
そのため、タックルにかかるコストを抑えることが通常の釣り以上に重要になってきます。
使用されている方の中には2本買って、遠征中トラブルがあった時の予備にしておく方もいらっしゃるようです。
さらに、こちらのモデルは3ピースロッドなので、移動中はコンパクトにまとめることができるのも優秀です。
リール
50~200gのルアーが操作でき、かつ200~300mのラインが巻けるリールを用意しましょう。
ドラグ性能はもちろん、ロウニンアジとのファイトに耐えられるような剛性の高いものを選ぶことも重要です。
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ツインパワーSWは圧倒的なパワーと万全の防水ガードが特徴のスピニングリールです。
ロウニンアジの圧巻の引き、移動中に打ち付ける容赦ない潮、そのどちらにも余裕を持って対応できる安心感があります。
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強靭なボディ、耐久性に優れたドラグ、ストレスフリーのキャスティング機能など、ロウニンアジ釣りに必要なリールの条件を満たして余りある仕上がりです。
ルアー
ロウニンアジを狙うとき、ルアーは主にポッパーとペンシルが使用されます。
ポッパーというのは口の部分にカップが付いていて、水面で大きな音を出すルアーのことで、ペンシルはターゲットのエサの魚の形に似せたルアーのことです。
重量は50~200gのものがよく使われています。
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ロウニンアジを始めとする大型のフィッシュイーターに効果を発揮します。
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希望通りのアクションが可能なペンシルベイトです。
ロウニンアジやマグロなど、アングラーが夢見る魚種が狙えます。
ライン
ロウニンアジ釣りではキャストで飛距離を出すことが重要です。
基本的に6号~10号のラインが使用されますが、初心者の方はキャストで飛距離が出しやすい6号、慣れてきたら8号、根ズレが多くラインが傷つきやすい場所では10号を使用するようにしましょう。
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知れば知るほど魅力的なロウニンアジ
今回はロウニンアジについて詳しく紹介しました。
インパクトのある見た目と大きさ、そして獰猛さで釣り人の心を惹きつけてやまないロウニンアジ。
ぜひ一度釣ってみたいものですね。
遠征の際にはパワーファイトを存分に楽しんでください!
この記事に関するよくある質問
ロウニンアジはどんな魚ですか。
ロウニンアジは全長1.8m、体重80kgにまで成長する巨大魚です。これはアジ類の中ではヒラマサに次ぐ大きさです。英語名は「Giant trevally」で、釣り人の間では頭文字の「GT」という呼び名でも親しまれています。
ロウニンアジはどこで釣れるの?
国内では沖縄県や鹿児島県が釣り場になります。海外のパラオやバリまで遠征に行く人もいます。ロウニンアジはその大きさとパワーの強さで釣りの対象魚として大変人気があります。