月下美人しらすJに2023年追加カラー登場！メバル用ジョイントシンキングペンシル

体長50mm前後のベイトフィッシュであるシラスに、メバルが固執するパターンがあります。

それに対応するのにダイワからリリースされているジョイント構造のシンペンが、月下美人しらすJです。

2023年には、新しいカラーバリエーションが追加ラインナップ。

その特徴や使い方について、分かりやすくご紹介しましょう。

月下美人しらすJとは、ダイワから発売中のメバリングゲーム用シンペンのことです。

全長は55mmで、2種類のウエイトが用意されています。

軽いほうが55SSという名称で、2.5g。

重いほうが55Sで、3.0g。

フックは、どちらも14番サイズのサクサス加工トレブルフックが、お腹側と最後尾に装備されています。

月下美人しらすJは、3連ジョイントボディ構造になっています。

滑らかで生命感溢れるスイミングアクションを発生しますから、メバルを効果的に誘えるでしょう。

腹部から張り出したウエイトルームは、メバリングゲームで重要な見た目のクリア感を表現しながら、低重心化を実現しています。

アウターウエイトの発想は、他のルアーでも見たことがあるのですが、クリア感が備わっているのは珍しいのではないでしょうか。

スリムボディは、スイムアクションが不安定になりがちですが、このウエイトルームによって重心が安定し、しっかりしたアクションにもつながっていくでしょう。

月下美人しらすJの頭部アゴ下にも注目してください。

極小のリップが突き出していて、適度な巻き抵抗を起こすことができます。

ルアーの存在感が手元に伝わりやすいですし、ファストリトリーブを実践しても、水面からルアーが飛び出してしまうのを防いでくれます。

スピードを切り換えても安定した泳ぎをキープしてくれるのは、メバリングゲームにおいてかなり有効といえそうです。

月下美人しらすJの55SSは、スローシンキング仕様になっています。

ハンドルを2秒で1回転させる程度のデッドスローリトリーブを得意としていて、潮の流れに乗せて流すドリフト釣法も仕掛けやすいでしょう。

有効レンジは、水面直下50cmぐらいまで。

ウエイトルームには、3つのウエイトボールが並んでいます。

頭部を左にした状態で、左からスチール・ガラス・スチールの順で配置されています。

ガラスは、オレンジに着色してあるのが特徴です。

月下美人しらすJの55Sは、シンキング仕様になっています。

ハンドルを1秒で1回転程度回す、ミディアムリトリーブに対応しています。

潮の流れが速いケースや、リトリーブするレンジが深い場合にベストマッチでしょう。

有効レンジは、水深50cmから1.5m程度。

ウエイトルームに配置している3つのボールは、全て鉛素材で、スチールやガラスは含まれていません。

じっくり沈めながらアプローチできるので、メバルがアタックしてくるレンジを探り出せるかもしれません。

フォール中のアタリも取れるように、ラインテンションは緩めたままにして、それが張り詰める瞬間を見逃さないようにしましょう。

ピンッ！と瞬間的に張りますから、それに視認した瞬間ロッドを立てて、リールハンドルを素早く回してください。

ロッドティップが曲がったら、メバルが掛かっている証しです。

リールハンドルを回す手を止めずに、ロッドを曲げた状態をキープ。

そのままランディングに移るようにしましょう。

月下美人しらすJには、2023年3種類の新しいカラーバリエーションが追加ラインナップされます。

●金アミちらしカラー

●ちりめんじゃこカラー

●半々チャートカラー

どれもメバルを惹き付ける魅力に溢れた配色で、じっくりと見せて後追いさせたくなります。

釣り場のシチュエーションに合わせて、上手くカラーローテーションをおこなってください。

ヒットカラーを見つけたら、しばらく使い続けて、アタリが遠退いたらローテーションに移りましょう。

月下美人しらすJをロングキャストしてリトリーブを実践するのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、長めブランクスのスピニングロッドなら、ロングキャストをおこないやすいでしょう。

リールは、2000番サイズ以上のスピニングリールに、極細PEラインを巻いて対応します。

ダイワからリリースされているライトソルトウォーターゲーム用スピニングロッド・月下美人MXシリーズの中から、モバイルタイプのMB610L-S-5を選んでみました。

全長は2.08mと長めブランクスなので、ロングキャストを敢行するのに向いています。

継数は5本なので、仕舞寸法は47cmにまで縮まります。

ウエイトは67gと軽めで、ブランクスの先径/元径は0.7/9.9mm。

適合するルアーウエイトは、0.5gから8gまで。

適合するラインは、PEラインなら0.1号から0.4号まで。

モノフィラメントラインなら、1.5lbから4lbまでです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、94%に設計されています。

実際に手に取ってみると、とても軽くて、継目が多いにもかかわらず、しなやかに曲がり込んでくれます。

持ち運びするのがとても便利なので、さまざまな釣り場へ持参して、メバリングゲームを楽しめるでしょう。

実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

遠征釣行で、メバルの居そうな漁港や磯場に遭遇したら、このスピニングロッドならすぐに釣りを始められそうです。

グリップは細身で握りやすいので、柔軟なロッドワークを駆使できるでしょう。

ダイワから発売中の軽量コンパクトなスピニングリール・フリームスシリーズの中から、2000番サイズのエクストラハイギア仕様を選んでみました。

ギア比は6.2対1ですから、ハンドル1巻きにつき81cmのラインを回収することができるようになっています。

最大ドラグ力は5.0kgで、ウエイトは185gと軽め。

ラインキャパは、PEラインなら0.4号を200m、モノフィラメントラインなら3lbを150m巻けます。

ハンドルの長さは40mmで、ボールベアリングは5個搭載しています。

実際に釣り場で使ってみると、とても軽くて扱いやすく、ハンドルの巻き心地は滑らかに感じました。

ローター回転も静かで軽快に回りますし、ドラグレスポンスも高めです。

ライトラインを駆使すれば、月下美人しらすJを遠くまで届けることができるでしょう。

リトリーブも安定していますから、同じレンジをトレースするアプローチに適しています。

実売価格は1万円台と、とても低価格な設定に収まっています。

メバルからアタリを感じたら、ロッドは静かに立てる程度にして、リールハンドルを回しながらフッキングを完了させましょう。

月下美人しらすJ追加カラーの気になる発売日は、2023年の10月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、1,300円です。

50SSと50Sを上手く使い分けながら、釣り当日のメバルの居場所を絞り込みましょう。

アタリがあるのに乗らないのは、やはり攻めているレンジがズレているのでは？と感じます。

何度もキャストを繰り返しながら、メバルが定着しているレンジを探し出してください。