アブガルシアの軽量スピニングリール・ゼノン特集!スペック&インプレ
アブガルシアから数多くのスピニングリールがリリースされていますが、軽量ウエイトでコンパクトなフォルムを徹底追求して出来上がったのが、ゼノンシリーズです。 シルバーカラーのボディ…
FISHING JAPAN 編集部太いラインでジャイアントベイトを豪快にキャストしたいなら、アブガルシアのベイトリール・レボビーストロケットは欠かせないでしょう。
37.5mmサイズの大口径スプールを標準装備していて、ギア比9.2対1が放出したラインを素早く回収してくれます。
その特徴や、マッチしそうなおすすめロッドもご紹介しましょう。
目次
レボビーストロケットとは、アブガルシアブランドから発売中の、大型ベイトリールのことです。
左右巻き両方ともラインナップされていて、ウエイトは270gとさほど重くは感じません。
注目のギア比は、なんと9.2対1に達しています。
これならハンドル1回転につき、108cmものラインを巻き取ることができるように作られています。
1巻き1m超えですから、手返しの俊敏さはかなりのレベル。
キャストしたビッグベイトやビッグペンシルなどを、素早く回収して次のキャストに移ることが可能です。
フッキングした魚には主導権を与えず、あっという間に足元まで引き寄せてしまうでしょう。
最大ドラグ力は11kgと余裕の値で、ラインキャパはモノフィラメントラインなら30lbを100mも巻くことができます。
ボールベアリングは7個搭載していて、メーカー希望販売価格は30,000円です。
レボビーストロケットには、さまざまなスペックが標準で装備されているので、ひとつずつピックアップしてみましょう。
●アルミニウム製のフレームを採用
アルミニウム製のボディフレームを採用しているので、強度を落とさずに軽量化を図ることができます。
淡水エリアのバス・雷魚・ナマズ釣りはもちろん、ソルトウォーターゲームでのタフユースに対応可能でしょう。
サイドプレート部分もアルミニウム製で、安定感のあるリトリーブを続けられるはずです。
●インフィニブレーキシステムを搭載
レボビーストロケットには、遠心力ブレーキとマグネットブレーキの両方が搭載されています。
遠心力ブレーキのほうは、6点式の遠心ブロックひとつひとつにバネが付いています。
向かい風が強いシチュエーションなどで、両方のブレーキのメリットを体感できるでしょう。
●大口径ブラスギアを搭載
メインギアの素材には、ブラス=真鍮を採用しています。
これにより耐久性と強度がアップしているので、大型魚が掛かっても安心してやり取りを続けられるメリットを持っています。
●直径37.5mmサイズのアルミマシンカットスプールを採用
直径で37.5mmに達する大型スプールを搭載しているので、モノフィラメントラインなら30lbを100m、PEラインなら5号を120m巻くことができるようになっています。
ラインキャパが多めですから、大型魚と対峙しても慌てずに対処できるでしょう。
スプールの素材は、ボディフレーム同様アルミニウム製です。
剛性・耐久性を期待できるので、豪快なフッキングを決めてください。
●クランクハンドル+ミドルラウンドEVAノブを採用
4mm厚で95mmの長さを持つハンドルアームに、軽量で握りやすいEVA素材のラウンドノブを搭載しています。
水に濡れた指でつまんでも滑りにくく、チカラ強く巻き取ることができます。
レボビーストロケットを実際にフィールドで使ってみました。
ラインは、ナイロンの30lbを巻いて、170mmのビッグベイトを結びました。
カヤックからのキャストでしたが、低弾道で伸びていく感じはとても扱いやすく、着水音も抑えられる印象です。
スプール幅がある程度広めなのでサミングはやりやすく、スプール回転はスムーズそのもの。
ハンドルの回転も軽やかで滑らかですから、ハイギア設定であることを忘れさせてくれます。
魚が掛かってからは、チカラを込めてハンドルを回せるので、魚に主導権を与えない展開に持ち込めるでしょう。
ロープロファイルデザインが効いていて、長時間の釣行でも疲れを感じてしまう状態にはなりませんでした。
それではレボビーストロケットを装着して使ってみたくなる、おすすめのロッドをご紹介しましょう。
バス釣りはもちろん、シーバスゲーム・ロックフィッシュゲームなどにも使えそうなものを選んでみました。
硬くて太いだけのロッドは扱いにくいので、しっかりと曲がり込んでくれるタイプを手にしたいものです。
AbuGarcia (アブガルシア) ソルティースタイル ロックフィッシュ SStyle Rockfish STRC-732H 釣竿 釣り竿 ロックフィッシュロッド
アブガルシアブランドからリリースされている、ソルトウォーター用のベイトロッドです。
継数は2本で、全長は2.21mとなっています。
仕舞寸法は114cmにまで縮まるので、さまざまなシチューエーションの釣り場に持ち込みやすいでしょう。
標準自重は153gと軽めで、先径/元径は1.9/15.0mmです。
適合するルアーウエイトは、10gから40gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら10lbから30lb前後までに設定されています。
実際に手に持ってみると、持ち重り感はあまりなく、しっかりと振り抜きやすいブランクスに仕上がっています。
継目も安定しているので、重めのルアーをラインに結んでフルキャストを敢行してください。
強めのフッキングにも耐えられますし、カバーやストラクチャーから魚を素早く引き離したい人におすすめです。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
ロックフィッシュゲーム用として作られていますが、シーバスゲームやチニングゲームにも転用が利く印象を持ちました。
ガイドにラインが絡まりにくいのも、大きなメリットといえるでしょう。
セパレートグリップ形状なので、キャストの際に握りやすく、魚を掛けた後はヒジに当てて引きを耐えることもやりやすいです。
ダイワ(DAIWA) バスロッド ブラックレーベルSG 7012MHXB-FR 釣り竿
ビッグベイトを操るためのロッドには当然マッチするレボビーストロケットですが、このような中空フロッグを操るベイトロッドにも、バッチリフィットするでしょう。
全長は2.16mで、継数は2本。
仕舞寸法は112cmと、とても携行性に優れています。
自重は120gと軽めで、先径/元径は1.9/14.9mm。
適合するルアーウエイトは、7gから28gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら10lbから20lbまで、PEラインなら最大5号まで。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99%になっています。
実際に釣り場で試してもると、水面に広がっているカバーを直接撃っていくのに適しています。
太いモノフィラメントラインを使うケースが多くなるので、レボビーストロケットのラインキャパは頼りになるでしょう。
硬過ぎないブランクスは、キャストフィールを良好なものにしてくれますし、安定した飛距離を望むこともできます。
実売価格は3万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
カバー周りを攻めるのに、ロッドとリールの性能で優位に立てるのではあれば、ビックフィッシュを釣り上げるのも難しいことではなくなるでしょう。
レボビーストロケットの特徴や使い方、おすすめのロッドを取り上げましたが、いかがでしたか?
太いラインを駆使しながら、魚が掛かったらゴリ巻き!を実践できるベイトリールです。
あなたの釣りスタイルに、大きな変化をもたらしてくれるのは間違いないでしょう。
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