鮎タビってどれを選べばいいの?中割や中丸タイプなど人気メーカーからおすすめ10選
鮎釣りを楽しむためには、専用のシューズ=鮎タビを履かなければ、安定した姿勢で鮎竿を振ることができません。 でも、鮎タビにはどんな種類があって、どれを選べばいいのでしょう? そ…
FISHING JAPAN 編集部アングラーの中には、新たに鮎釣りにチャレンジしたいと考えている人もかなりいます。
主に友釣りで行いますが、具体的な釣りの方法に手を付ける前に、一番重要となるのが釣り場ポイントの選び方です。
鮎釣りの専門誌やブログを参考にしても、なかなか探している情報に出会うのは難しいです。
そこで今回は、初めて鮎釣りをする人のために、釣り場ポイントの選び方について詳しく説明します。
目次
鮎釣りの解禁は、6月がメインとなりシーズンが始まります。
同じ時期に鮎釣りをスタートさせる初心者は、どこを狙えば貴重1匹に出会えるのでしょうか。
河川に足を踏み入れる前に、まずは友釣りで用いるオトリ鮎を購入しにいきます。
オトリ鮎の販売店は、鮎釣りが可能な河川のそばにあって、河川そのものに隣接しているところも少なくありません。
当然ながら、アングラー用の駐車スペースが広く設けられています。
そういう場所なら、養殖鮎を放流する作業車も駐車しやすいと考えられるので、放った鮎が定着しているかもしれません。
オトリ鮎の購入が完了したら、そばの河川の状態をじっくり観察してみましょう。
もし河川が大きく曲がっているようなら、ベストな釣り場ポイントかもしれません。
実際に近づいて、流れの状態や地形変化をよく観察します。
まずは、周囲に転がっている岩を見てください。
藻=アカが剥がれているようなら、鮎が食んだ跡とみていいでしょう。
手前が浅瀬なら、その沖合いに存在する深い淵に注目です。
水の色が濃い緑色に変わっているようなら、かなり水深があるのではないでしょうか。
鮎はそういう深い淵にきっちり溜まって、時折浅瀬に出張し捕食活動をおこないます。
それを浅瀬で待ち構えるのではなく、待機場所である深い淵を起点に、オトリ鮎仕掛けで流していくのです。
具体的には、より深くなっている掘れ込みを狙うようにしましょう。
深い淵から浅瀬へと向かう途中で、水深の変化により転がっている岩が見える箇所があります。
複数の岩がポツポツと並んでいるところを見つけたら、その岩と岩の間に注目。
周辺より水の色が濃くなっていたら、掘れ込みが存在している証しなので、そこにオトリ鮎を向かわせてください。
岩と岩の間に存在する掘れ込みにオトリ鮎を入れたら、水に馴染ませてから、岩の横を通過させます。
流れの向きを意識して、岩で流れを遮っている場所にオトリ鮎を入れてから、岩の左右に引っ張っていく感じでしょうか。
深い淵と岩の存在を念頭に置きながら、他のアングラーとの距離を取りつつ、アプローチを繰り返してみましょう。
1尾釣り上げた後でも2尾めが補充される可能性が高いですから、ひんぱんに移動を繰り返すのは控えたほうがいいかもしれません。
鮎釣りにおける釣り場ポイントの選定で、もうひとつ注目したいのは、岩肌の色です。
藻=アカがびっしり付着していて黒っぽく見えてしまうところは、鮎が食んでいない証しになりますから、攻めるのは回避したほうがいいでしょう。
逆に岩肌が白っぽく見えてしまっているところは、すでに鮎が食んだ後なので、別の場所へ移動してしまっているかもしれません。
黒っぽい色と白っぽい色の丁度中間、やや金色に近い薄い茶色なら、鮎が付いて捕食中の岩と判断して差し支えないでしょう。
そういう岩が深い淵に隣接していて、尚且つ浅瀬との間に点在しているようであれば、腰を落ち着けてアプローチを繰り返す価値があるといえそうです。
鮎釣り初心者が釣り場ポイント選びに悩んだとき、その手掛かりになるアプローチのひとつになると思って、上手く活用してください。
それでは鮎釣りに使ってみたくなる、おすすめのアイテムをご紹介しましょう。
まずは、鮎を保管するための引き舟です。
友鮎や釣り上げた鮎を、河川の流れの中で活かしておくのに不可欠なアイテム。
腰の鮎ベルトにロープをつないで、その先端に装着して使います。
これさえあれば、オトリ缶を置いてある場所まで戻ることがなくなり、テンポよく鮎釣りを楽しめるでしょう。
ダイワからリリースされている、扱いやすい引き舟です。
容量は約7Lと、じゅうぶんなスペースを確保しています。
カラーは、ブルーとレッドの2種類が用意されているので、自分の服装に合わせて選んでみましょう。
この引き舟の重心位置は、ボディの下側に設定されています。
それにより、流れの強いところでも舟が反転しにくく、仮に反転しても起き上がりこぼしの原理ですぐに元通りになってくれます。
チャラ瀬に立ち込んだときに、その衝撃音を和らげてくれる素材をボディに採用しています。
中の鮎に余計な負荷をかけないための、細やかな工夫といえるでしょう。
フタ部分にスリットが入っていますから、そこから舟本体への水の流入を期待できます。
速攻投入口が付いているので、釣れた鮎を楽に投入することが可能です。
大型の通水口を数多く設置、舟内部の水の循環が良好となり鮎が弱りにくいのが特徴です。
またスタビライザーを装備していることで、水の流れの中で引き舟がとても安定します。
砂ガミのトラブルも抑えていますし、オトリ鮎を交換する際に舟を持ち上げやすいハイマウントフックも装備。
初心者アングラーでも扱いやすいさまざまな工夫が、きっちり盛り込まれている印象です。
実売価格は9千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
これなら他の鮎釣り用品と一緒に、購入しやすい価格といえそうです。
ダイワ(DAIWA) タビ DT-2201VR(先丸中割) ブラック LL
鮎釣りをするのに、足周りをしっかり固める必要があります。
滑りにくく歩きやすい、ダイワの鮎タビを選んでみました。
一体式になったスーパーキュービックセンサーソール=フェルト仕様が、接地感を高めてくれます。
苔の付着した岩や石を踏んでも、しっかりと滑りを抑えて進みやすいでしょう。
屈曲性が高いので水底の変化をとらやすく、次の一歩を踏み出すのが楽になっています。
グリップ力は高めで、歩きやすくて疲れを軽減してくれるのが嬉しいです。
サイズ設定は7種類用意されていて、最も小さなSSサイズが24.0cm程度。
最も大きな4Lサイズで、28.0cm以上にマッチします。
水圧からつま先を守るために、つま先ガードが装備されていて、硬質ラバータイプになっています。
河川から出て素早く脱ぐことが可能な、キックオフが付いています。
また足のズレを抑えてくれる、パワーストラップ構造を採用しています。
実売価格は9千円台と、とても安い価格帯に収まっているのが特徴です。
河川に立ち込む際に腰周りに装着して、さまざまな釣りアイテムをつないでおくための鮎ベルトです。
ウエストの調整幅は、約85cmから125cmまで。
これならウェーダーを装着した上からでも、余裕を持って巻き付けることができます。
サイズの微調整をカンタンにおこなうことのできる、D.D.SYSTEM=ダイレクトダイヤルシステムを搭載しています。
また引き舟の動きに合わせてスムーズに可動する、新しい形状スイングベルトも装備。
肉厚なパッド構造になっていて、背パッドの厚みを増やしクッション性能とサポート性能をアップしています。
実売価格は8千円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
鮎釣りの釣り場ポイントの選び方や釣り方、おすすめの鮎釣りアイテムを取り上げましたが、いかがでしたか?
最初の1尾を釣ることができたら、鮎釣りの魅力にハマること間違いなし!
どんな釣り場が身近にあるのか、河川の情報を調べるところから始めてみましょう。
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