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ヌマガレイって知ってる?淡水に棲むカレイの釣り方やおすすめタックルをチェック

FISHING JAPAN 編集部

カレイヒラメは、海に棲む魚だと考えている人は多いでしょう。

河口部で生息しているので、ベイトフィッシュを追って遡上する個体がいても不思議ではないですよね。

中でもヌマガレイは、淡水エリアの田んぼに絡む水路付近まで入り込んできます。

どんな特徴や生態をしているのか、詳しくチェックしてみましょう。

「あれ?ヌマガレイってカレイなのに、目が左側にあるんだね!」

その通り!でもスズキ系カレイカレイ亜科カレイ科の魚なのです。

ヌマガレイの特徴や生態をチェック!

ヌマガレイとは、淡水域に棲む珍しいカレイの一種のことです。

河口に近い汽水域にも棲んでいるので、海水がダメ!というわけではありませんが、田んぼのある水路ぐらいまで入り込んでくる習性を持っていますよ。

サイズは30センチから40センチ程度のものが、河川で釣れます。

大きいものはこの倍ぐらいになるようですが、まだ実際に釣ったことはないですね。

東北や北海道エリアの河川で見かけますが、それより南だとほとんど釣れていないようです。

島根県には広い汽水域があり、そこでヌマガレイが確認されたことがあるようです。

千葉県の河川でも過去に釣られたようですが、本格的に狙うなら東北・北海道エリアまで足を運ぶほうがいいかもしれませんね。

ヌマガレイの産卵時期は、早ければ1月からで、春の5月ぐらいまで続きます。

食べて美味しい旬は、夏から秋にかけてでしょうか。

カレイ独特の白身ですが、身自体にあまり旨味はなくあっさりとした印象ですね。

実際に河川に出向いて釣ってみたので、ヌマガレイの釣り方についてご紹介しましょう。

捕食している対象は、エビなどの甲殻類かミミズなどの虫系がメインでしょう。

ハゼやドンコっぽい小魚がお腹から出てきたこともあったので、それらに似たワームを使うと手返しよく釣ることができます。

ジグヘッドを用意して、3インチ程度のピンテール系ワームをセット。

スピニングタックルで軽めにキャストして、底までテンションフォールさせます。

ヌマガレイの活性が高いと、このフォール中に食い付いてくるので、注意が必要ですよ。

底まで落とし込むと、まるで根掛かりしたようなグーンと重いアタリが出ることが。

他の魚ではあまり例を見ないアタリなので、あ!ヌマガレイだ!とすぐに判別できるでしょう。

ランディングネットを用意しておいて、早めにすくい取ることをおすすめします。

丸飲みしてくるので、細いラインだとちょっと心配ですからね。

ヌマガレイの泳ぎ方をとらえた貴重な動画はこちら

ヌマガレイの釣り方

ヌマガレイは、深場の隣接した岸際で狙うと、効率よく釣ることができます。

蛇行している河川のアウトサイド、しっかりと護岸されている側で釣り座を構えるようにしてください。

用意するタックルは、ライトリグをキャストすることになるので、スピニングタックルでいいのではないでしょうか。

シーバスゲーム用やメバリング用のタックルを持っているなら、それを転用してみましょう。

結構手前で食い付いてくることもあるので、ロングキャストオンリーではなく、底を丁寧にトレースすることを心がけてください。

ヌマガレイの食べ方

ヌマガレイの食べ方は、活け締めできているものなら刺身にしたいですね。

淡水魚独特の臭みが出ることがあるので、薄く仕上げるのがいいでしょう。

その他フライや唐揚げ・煮付け・塩焼きなどに調理しても美味しいですよ。

イシガレイとの混雑種もいるようで、釣り対象魚としてまだまだ研究される魚であることは間違いないでしょう。

飼育している人もいるようですが、結構大型に育つので、水槽もそれなりに大きいサイズを用意しなければなりません。

ヌマガレイを楽しく釣っている動画はこちら

ヌマガレイを釣るのにおすすめのタックルを選んでみた!

それではヌマガレイを河川で釣るのに、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。

シーバスゲームやメバリング用のロッド・リールでじゅうぶん対応できますよ。

ジグヘッドリグや鉄板系バイブレーションルアーを結んでキャスト、底までフォールさせてからのリトリーブが効果的です。

アタリがなければ、また底まで落とし込んでみてください。

覆いかぶさるようにバイトしてくるのか、アタリがとても重くて、ビニール袋を引っ掛けてしまったかのような感じになります。

それを根掛かりとは判断せずに、しっかりロッドを立てて引き寄せるようにしたいですね。

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ダイワから発売中の、メバリングが楽しめる万能スピニングロッドです。

ブランクが結構しっかりしているので、大物が掛かってもしっかり対応できる仕上がりです。

全長は2.03メートルとやや短めですから、正確なキャストをおこないつつ底の変化を手元で感じ取ってください。

継数は2本で、仕舞寸法は106センチです。

ここまで短く縮めることができれば、釣り場への持ち込みはとても楽になります。

自重は126グラムと軽め、先径/元径は1.2/8.9ミリとやや細目の設計です。

適合するルアーウエイトは、2グラムから10グラムなので、ジグ単や鉄板系バイブレーションルアーをキャストするのに向いているでしょう。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら3ポンドから8ポンドまでです。

ブランクのカーボン素材含有率は、88パーセントになっています。

実際に手にしてみると、軽くてしっかりと張りのある印象ですね。

キャストフィールは軽快で、イメージしたポイントまで正確にリグやルアーを届けることが可能です。

底まで落とし込んでズル引きすると、地形変化でロッドティップが細かく踊ってくれますよ。

あまり続けると根掛かりしてしまいますが、少しのトレースなら地形や地質を知るのに有効でしょう。

実売価格は5千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。

この低価格なら初めて釣りをする人にとって、購入しやすいロッドになりますね。

グリップ周りがEVAで処理されているので、水に濡れた手で握っても滑りを気にせず釣りを続けられます。

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ダイワからリリースされている、汎用タイプのスピニングリールです。

扱いやすくて低価格なので、釣りをスタートさせたい人にもバッチリ響くでしょう。

ギア比は5.3対1ですから、ハンドル1巻きにつき75センチのラインを巻き取ることができるようになっています。

結構回収が早いので、手返しよくポイントを攻められるのがメリットですね。

標準自重は220グラムと軽めで、最大ドラグ力は5.0キロです。

ハンドルの長さは55ミリで、ハンドルノブの形状は握りやすいT型ノブ。

ボールベアリングの数は4個で、ラインキャパはPEラインなら0.6号を200メートル巻けます。

実際に使ってみると、ローターもハンドルも滑らかに回ってくれるのがいいですね。

大きな負荷が掛かっても、ドラグがしっかり反応してラインを出してくれます。

ラインローラーのメンテナンスはマメにおこなって、PEラインからのほつれなどが溜まらないように心がけたいですね。

実売価格は6千円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に設定されていますよ。

もっと細いライトラインを使うつもりなら2000番でもかまわないですが、ヌマガレイは結構大きいですし引きが重いので、2500番ぐらいのほうが余裕を持って対処できるでしょう。

ラインには付着物が残りやすいですから、帰宅後は必ず水洗いメンテナンスを施してください。

洗った後はタオルで拭いて水分を取り、乾燥させてるようにしましょう。

ヌマガレイの習性を把握して大型サイズを釣り上げよう!

ヌマガレイの特徴や生態・釣り方・食べ方や、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

東北・北海道エリアまで足を運ぶのは、感染症が収まってからになりますが、現地のアングラーならぜひヌマガレイ釣りにチャレンジしてみてください!

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