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タトゥーラのロッドシリーズでビッグバスを釣りたい!大森貴洋プロのシグネチャーモデル

FISHING JAPAN 編集部

ダイワのタトゥーラといえば、ベイトリールのイメージが強いですが、実はロッドもリリースされています。

過去には幅広いラインナップが販売されていたので、中古市場において注目されていますね。

現行モデルのタトゥーラロッドとしては、大森貴洋プロが愛用しているタトゥーラエリートシリーズを購入することができます。

いったいどんなロッドに仕上がっているのか、インプレも含め詳しくチェックしてみましょう。

「大森貴洋プロって、アメリカを転戦しているバストーナメンターだよね!」

その通り!本場アメリカで活躍する日本人アングラーの先駆けとなった人ですね!

タトゥーラエリートシリーズとは

タトゥーラエリートシリーズとは、大森貴洋プロがプロデュースしているバス釣り用ベイトロッドのことです。

ダイワのブラックレーベルシリーズをベースにしているらしいのですが、ブランクのカラーは鮮やかなシルバーで統一。

巻き物用のクランキングロッドと、ジグ・スティックベイトなどをフリッピング・ピッチングするロッドの、合計2種類がラインナップされていますよ。

まずは巻き物用クランキングロッド・701MHRB-Gから見ていきましょう。

長さは2.13メートルで、1ピース仕様になっています。

自重は155グラムとやや重めで、56グラムまでのルアーをキャストすることができますよ。

ブランクのカーボン素材含有率は21パーセントですから、グラス素材のほうが多めのコンポジットロッドですね。

詳しくブランクを見てみると、HVF UDグラスのグラテック構造を採用していて、大きな負荷によるツブレを防ぎながら使えるようになっています。

グラス素材の持つ粘りが、前面に押し出されている味付けですから、巻き物ルアーを徹底してキャストしたい人に向いているでしょう。

そのブランクをX45で締め上げているので、ネジレを抑えつつ高い感度や軽さにもつながっています。

シャローエリアでのクランキングやバイブレーションルアー・スピナーベイト・チャターベイト・スイムベイト・ディープクランクベイトまでもカバーできてしまいます。

7対3調子のファーストテーパーに設計されていて、ロールキャストなどのひんぱんに繰り出すのに適していますよ。

実際に使ってみたインプレは、しっかりとした張りとパワーのあるクランキングロッドだということ。

キャストが狙ったポイントに決まりやすいですし、バイトしてきたバスをカンタンにフッキングに持ち込めます。

やや重く感じるのかな?と懸念していた自重も、キャストを繰り返していると気にならなくなっていきますね。

ガイドにラインが絡みにくいので、ストレスなく連続キャストを実践できるのもいい感じです。

タトゥーラエリートシリーズを詳しくチェック!

次に挙げるのが、タトゥーラエリートシリーズの731HFBです。

ブランクにはSVFナノプラスを採用していて、X45で締め上げています。

ネジレ剛性が強くて安定しているので、ピンスポットへラバージグやテキサスリグをフリッピング+ピッチングしやすいですよ。

高比重ワームのノーシンカーリグやヘビキャロまで、何でもキャストできてしまえるのがいいですね。

フッキングしてからのリフティングパワーも強烈で、シャローカバー攻略には欠かせないでしょう。

バットでジョイントする方式の2ピース仕様ですから、持ち運びしやすいのもメリットですね。

長さ2.21メートルで、仕舞寸法は185センチ。

自重は150グラムとこちらもやや重めで、42グラムまでのルアーを載せることが可能です。

ブランクのカーボン素材含有率は、98パーセントになっています。

実際に手にしてみると、結構濃いめのヘビーカバーでもテンポよく撃っていけます。

バイトがあったら即フッキング、バスが飛び出してきて宙を舞うのを見ることができるでしょう。

タトゥーラロッドの種類を増やして欲しい!

タトゥーラエリートシリーズに期待するのは、もっとアイテムを増やして欲しいということ。

大森貴洋プロからのリクエストをベースにして、実釣で使いたくなるような長さ・硬さのものがあると、自分の釣りが膨らんでいきそうです。

本場アメリカで求められているスペックとはどんなものか、それを体験できるだけでも嬉しいですよね。

6フィート前後のショートレングスモデルがあれば、カヤックやゴムボート・レンタルボート・フローターなどでも活用できるでしょう。

あ、大森プロは、短いロッドが好みではないのかもしれませんね。

大森貴洋プロがタトゥーラエリートシリーズのロッドを紹介している動画はこちら

タトゥーラエリートシリーズのロッドにマッチするおすすめのリールを選んでみた!

それではタトゥーラエリートシリーズに装着するのに丁度いい、おすすめのベイトリールを取り上げてみましょう。

まずは、巻き物クランキングロッドの701MHRB-Gにマッチするものから。

クランクベイトをスピーディーにキャストしてリトリーブを繰り返すつもりなら、ギア比高めなベイトリールが面白いかもしれませんよ。

ダイワ(DAIWA) ベイトリール 20 ジリオン10 10.0L-SV TW(2020モデル)

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ダイワからリリースされている、超ハイギアのベイトリールです。

あまりにもギア比が高いと巻き物ルアーには不向きだと言われがちですが、徹底した手返し重視を考えるなら、こういうリールもありなのではないでしょうか。

その注目のギア比は、なんと10.0対1。

ハンドル1巻きで106センチものラインを回収できるようになっています。

キャストしたクランクベイトやスピナーベイトを、あっという間に巻き取れそうですよね。

当然次のキャストへ移れるので、別のポイント・別のトレースコースをチェックできることに。

バスが釣れる可能性を、このリールを使うことで上げられるのは間違いないでしょう。

自重は215グラムとやや軽め、最大ドラグ力は4.5キロに設定されています。

ラインキャパは、モノフィラメントラインの16ポンドなら、最大で80メートルまで巻けます。

ハンドルの長さは、90ミリです。

実際に使ってみると、キャストフィールは滑らかで、ややブレーキの影響が出る感じでしょうか。

リトリーブの巻き抵抗は、リップ付きのハードルアーなら結構伝わってきます。

巻き取り自体の邪魔にはならないものの、重い感触は拭えないでしょう。

魚が掛かると、巻きアワセがカンタンに決まりますし、バラシを抑えた引き寄せがおこなえます。

実売価格は3万円台と、やや高めな価格設定となっていますが、スペックを考えたら妥当な線ではないでしょうか。

ソルトウォーターゲームで用いる大型のスピニングリールなら、このライン巻き取り量を経験したことはありますが、淡水のバス釣り用ベイトリールでは初めてです。

これまでの釣り方とは次元の違う要素が、ふんだんに盛り込まれてくる心地良さは、確実に実感できるでしょう。

ダイワ(DAIWA) ベイトリール 19 タトゥーラ TW 100SH(2019モデル)

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ダイワから発売中のコンパクトなベイトリールです。

さまざまな釣り方に活用できる汎用タイプといえるでしょう。

ギア比は7.1対1で、ハンドル1回転につき75センチのラインを巻き取れるようになっています。

自重は195グラムと軽めで、最大ドラグ力は5キロですね。

ラインキャパは、モノフィラメントラインの16ポンドなら100メートル巻けますよ。

ハンドルの長さは、90ミリです。

実際に使ってみると、手のひらで包み込みやすく、キャストの際もフッキングの際も安定して保持できるのがいいですね。

独特のブレーキフィールですが、SVタイプよりも後半が伸びる印象を受けます。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。

太目のラインを巻いて、カバー周りでガンガン使ってみましょう。

タトゥーラロッドを駆使してバス釣りを楽しもう!

タトゥーラのロッドシリーズの特徴やインプレ、おすすめのベイトリールをご紹介しましたが、いかがでしたか?

スペシャルなスペックのロッドを使いこなして、バス釣りをもっと深く楽しんでみましょう。

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