エギンガーがザワついた!理由はヤマシタ公開の新動画。動画紹介と途中流れる謎のメッセージを解読します!
今、アングラーの間で「ヤマシタ(=YAMASHITA。以下ヤマシタと記載。)が何か新しいものを出すらしい!」と話題になっています。 「ヤマシタ」は「イカ釣り」で世界トップクラスの海釣り…
FISHING JAPAN 編集部エギの名門ブランドであるヤマシタの2本の新製品PR動画は、その謎に包まれた内容や新製品への期待で、一瞬にして話題になりました。
そんな日本中のアングラーが「どんな新製品なのか」議論を白熱させているヤマシタの新製品の全貌が2021年6月3日、ついに明らかになりました。
今回は待ちに待った情報解禁に合わせ、ヤマシタが動画でPRしていた新製品の詳細をいち早く紹介していきます。
第一弾と第二弾の動画を見ていない人はこの記事を見る前に、下のリンクで確認してください。
目次
エギンガーがザワついた!理由はヤマシタ公開の新動画。動画紹介と途中流れる謎のメッセージを解読します!
今、アングラーの間で「ヤマシタ(=YAMASHITA。以下ヤマシタと記載。)が何か新しいものを出すらしい!」と話題になっています。 「ヤマシタ」は「イカ釣り」で世界トップクラスの海釣り…
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FISHING JAPAN 編集部今回ヤマシタが発表した新製品は、「NEON BRIGHT(=ネオンブライト。以下ネオンブライトと記載)」というヤマシタが開発した最新テクノロジーが搭載されているエギ王 LIVEです!
このネオンブライトが搭載されることにより、潮色・光量に応じた最適な紫外線発光アピールが可能になります。
紫外線が当たっていない時は下の写真のようにクリアなボディーですが、このクリアボディに紫外線が当たると、ネオンカラーのような赤・青・緑に発光します。
通常時はボディ(下地)がクリアですが↓
紫外線が当たると赤・青・緑に強く発光します
最近エギングシーンでも定番になっている「ケイムラカラー(=蛍光紫の略で、紫外線に当たると青白く発光する)」。
ケイムラカラーの強みはイカに対するアピール力で、例えばテープカラーや夜光カラーに反応しない状況下であっても、ケイムラカラーには反応するという経験をしたことのあるアングラーは多いのではないでしょうか。
ヤマシタはそのケイムラカラーに着目し、今よりもっとイカにアピールできるケイムラカラーはないのか研究し始めました。
「紫外線発光カラーの新たな可能性」を求めて素材の開発に励み、やっとの思いで完成したのが次世代の紫外線発光カラー「ネオンブライト」でした。
蛍光は、紫外線のエネルギーを受け取り、目に見える光に変換する特性を持っています。
そして色の波長によって、発光の仕方が赤・青・緑と異なります。
このような紫外線発光の色のバリエーションを潮の色に合わせて活かせるようにした技術が「ネオンブライト」です。
これにより、光の量や潮の色にあわせてイカにアプローチしやすいテープカラーを選ぶことと同じように、赤・青・緑の「3種類の異なる波長」を持つ「紫外線発光カラー」を選ぶことが可能となりました。
これまでの紫外線発光はケイムラの青一色でしたが、赤・青・緑とカラーの幅が広がったことで、より多くのシチュエーションで活躍できます。
ついに「紫外線発光カラー」を選ぶ時代が来た!
・朝マズメ/夕マズメ(太陽の光が赤くなる時間帯)
→ 赤に発光するネオンブライト・レッド
・潮が澄んでいる場合
→ 青く発光するネオンブライト・ブルー
・潮が濁っている場合
→ 緑に発光するネオンブライト・グリーン
上記のようにシチュエーションによって紫外線発光カラーの使い分けができるようになりました!
イカは色の濃淡・光の量を識別する能力が優れているため、エギ選びは重要だと言われています。
今回ヤマシタから新発売されるエギのカラーバリエーションは現在6色展開とのことで、エギングに慣れていない方からすると、どのエギを購入するべきか混乱してしまいますよね。
補足で説明すると、エギのカラーは、下地の色と背中の色のことを指しています。
そのうち背中の色は「潮の色に合わせるといい。」とされています。
そして、下地の色は「太陽の色に合わせるといい。」とのこと。
「どのエギを選べばいいのか分からない!」と迷ってしまう方は上記のカラーの選び方を参考にしてみてください。
ピンクの部分が背中、透明(紫外線を当てると赤に発光)の部分が下地です
ネオンブライトの下地の色、すなわち発光する色については、側線部の布の色とリンクしています。
側線部の布の色が赤であれば赤く発光するNBR、青であれば青く発光するNBB、緑であれば緑に発光するNBGとなっています。
さらに側線部にはテープが入っているためチラつき効果も加わり、ケイムラ+テープのダブル効果でイカに充分エギの存在をアピールすることができます。
発光する色は側線部の布の色で判断します
イカが認識しやすいピンクの背中に赤のネオンブライトボディを組み合わせたカラーです。
朝マズメ・夕マズメなどの光が少ない時にもしっかりとイカにアピールできます。
また、人間からも見やすいカラーであるためエギの位置を把握しやすくサイトフィッシング(見えている魚を釣る)にも有効的です。
夕マズメからナイトゲームで活躍する、シルエットを意識したカラーです。
赤い下地はアオリイカから見て真っ黒に見える色で、シルエットがハッキリします。
赤のネオンブライトボディと部分的な赤テープで存在感をアピールできます。
今まで、濁り潮のシチュエーションでは紫外線が海中に届きにくいため、紫外線で発光するケイムラカラーは避けられていました。
しかし、今まで苦手だった濁り潮の状況でも、存在感が際立つネオンブライト・グリーンの導入によりエギングの可能性が広がりました。
緑のネオンブライトボディと膨張色の背中の色の組み合わせで濁潮を攻略してくれます。
視界の悪い濁潮の中でもイカにエギの存在をアピールすることができます。
濁潮に馴染む背中の色に緑のネオンブライトボディを組み合わせたカラーです。
水温の変化によって発生する濁りや雨後の濁りなどでイカの活性の下がった時などに効果を発揮します。
海中の透明度が高いシチュエーションでおすすめされているのが、ネオブラ・ブルーです。
ネオブラ・ブルーは、通常より紫外線が少ない状況でもしっかりと発光してアオリイカに認識してもらえます。
ブルーバックにブルーのネオンブライトを組み合わせた澄潮キラーです。
澄潮に馴染むナチュラルなカラーがニュートラルなイカのスイッチを入れます。
ボディの色を最大限に生かした6色の中でネオンブライトアピールが一番強いカラーです。
日中・澄潮といった条件下で、紫外線発光+部分ホロのフラッシングで遠くのイカにもエギの存在をアピールすることができます。
重量は10g、15g、21gのものが発売される予定です。
重量(g) | 沈下速度(秒/m) | |
---|---|---|
2.5 | 10 | 5.5 |
3.0 | 15 | 3.5 |
3.5 | 21 | 3 |
全色揃えておくとどんな状況でも対応でき、非常に心強いですね!
ヤマシタの「ユーザーにエギングで釣果を上げてほしい!」という想いから紫外線発光の新しい可能性を見出し、ようやく開発されたネオンブライト。
出荷開始日は
・2.5号…7月上旬
・3号…7月中旬
・3.5号…8月上旬
とのことです。
ぜひ手にとって、今までにない「3種類の異なる波長」を持つ次世代の紫外線発光カラーの効果を体感しましょう!
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