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ハゼを釣りたい!どんな種類がいるの?おすすめハゼ釣りタックル特集

FISHING JAPAN 編集部

海や川の河口域でよく釣れる、小さくて可愛い魚・ハゼ。

世界中のあちこちで釣ることができ、かなりの種類が生息していますよ。

ここでは、ハゼの特徴や生態、おすすめの釣りタックルについてご紹介しましょう。

「どれくらいの種類のハゼがいるの?」

一説では、世界で2千種を超え、日本では500種類も居るといわれています。

ハゼとは

ハゼといっても種類が多いので、まずはマハゼから取り上げてみましょう。

マハゼとは、スズキ目ハゼ科に属している魚のことです。

基本的には海水魚ですが、川の河口域からずいぶん上ったところにまで生息域を広げていますよ。

成魚で体長20センチほどにまで育ち、腹ビレに特徴があります。

なんと吸盤のようなカタチをしていて、ひとつにまとまっているのです。

体型は円筒で、細長いフォルムですね。

体表には他の魚のような規則的に並んだ模様が無く、尾ヒレに斑点が並んでいます。

顔立ちはキュートで、目は真ん丸・口は大きめ。

孵化仕立てのことは、集まって水中を漂っていますが、サイズが大きくなってくると次第にボトムへ降りてきて、這うような泳ぎ方をしますよ。

エビやカニなどの甲殻類を捕食し、成長すると藻やゴカイなどを餌にするようになります。

釣り対象魚として人気が高く、夏から秋にかけて河川なとで延べ竿片手に数釣りを楽しむ風景をよく見かけますね。

さて、マハゼ以外の種類にも注目してみましょう。

南方のサンゴ礁エリアには、ハタタテハゼという種類が生息しています。

ネジリンボウも隣りで泳いでいるかもしれません。

ロックフィッシュゲームをおこなうような岩礁エリアには、ドロメ・チャガラ・キヌバリなどがいますよ。

砂地や泥底には、前述のマハゼやウロハゼ・イトヒキハゼなどが多数棲んでいます。

干潟エリアなら、有明海の有名なムツゴロウが挙げられるでしょう。

海水と河川が交じり合う汽水域では、ゴマハゼ・ミミズハゼ・シマハゼ・ツムギハゼなどが居ます。

ちなみにこのツムギハゼには、フグ毒・テトロドトキシンを体内に持っているケースがあるので注意してください。

その他チチブ・ヨシノボリ・ウキゴリ・ボウズハゼなどは、海と淡水域に存在し、ドンコは淡水域のみで暮らしていますよ。

ハゼの釣り方

ハゼ(ここではマハゼ)の釣り方について、注目してみましょう。

ゴカイなどの餌を用意して、延べ竿仕掛けで手返しよく釣ることができます。

河口域の浅瀬エリアなら、ハゼの泳いでいる姿を目で追いながら、食い付く様子も見れるかもしれませんよ。

最近流行っているのは、小粒サイズのクランクベイトを使ったルアー釣りスタイル。

シャローフラットエリアにキャストして、リップでボトムを叩きながら、ハゼを誘って食わせます。

結構軽いルアーウエイトなので、ライトラインにスピニングタックルの組み合わせのほうが、飛距離は伸びそうですね。

ベイトフィネスタックルでトライしている猛者も見かけますから、これからハゼのルアー釣りは進化していくのではないでしょうか。

ハゼの食べ方

ハゼの食べ方は、秋が旬なのでそれに合わせていろいろ料理を考えてみましょう。

まずおすすめなのが、天ぷらや唐揚げなどの揚げ物です。

きっちり開いた状態に下ごしらえをして、どんどん揚げていきましょう。

身は白身でクセがなく、骨は柔らかめなので揚げればカンタンに食べることができます。

その他煮付けや味噌汁の具にも適していますよ。

焼きハゼにして出汁を取るのも、美味しい食べ方のひとつでしょう。

ハゼを釣るのに使いたいおすすめタックルを選んでみた!

それではハゼ釣りに使ってみたい、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。

従来の延べ竿仕掛けではなく、最近流行りのルアー釣りスタイルのものを選びました。

スピニングタックルで、スプーンやスピナー・クランクベイトなどをキャストしてください。

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ダイワから発売中の振出式スピニングロッドです。

全長1.78メートルと短めなので、さまざまな釣り場へ持ち込みやすいですよ。

河口域のハゼ釣りなら、ぞんぶんに振り回せるので、飛距離を伸ばしながら広範囲をチェックしていきましょう。

仕舞寸法はたったの44センチ。

これならカバンやデイパックに入れて持ち運べますよね。

公共交通機関の電車やバスを使った移動も、選択肢に加えることができるので、行動範囲が一気に広がりそうです。

標準自重は100グラムと軽めで、先径1.5ミリ、元径10.9ミリと細めに作られています。

適応するルアーウエイトは、0.8グラムから10グラムまで。

適応するラインは、モノフィラメントラインなら3ポンドから8ポンドまでです。

ブランクのカーボン素材含有率は、73パーセントになります。

実際に手にしてみると、とても軽くてよく曲がり込んでくれますよ。

ハゼの小さなアタリでも、弾いてしまう心配は要らないでしょう。

ロングキャストもアキュラシー精度の高いキャストも、しっかりとこなせます。

グリップが細身でとても握りやすいので、安定したロッドワークを繰り出すことが可能です。

実売価格は5千円台と、とても安い価格帯に設定されています。

ハゼ釣り以外には、ちょい投げ釣りやバス・トラウトゲームなどにも転用できますから、1本持っておくと重宝するのは間違いないでしょう。

ダイワ(DAIWA) スピニングリール 18 レガリス LT2000S(2018モデル)

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ダイワのスピニングリール・レガリスの2000番です。

ギア比は5.2対1に設定されているので、ハンドル1回転につき68センチのラインを巻き取れるようになっています。

自重は190グラムで軽めに作られていますよ。

最大ドラグ力は5キロで、ラインキャパはPEラインなら0.5号を170メートル巻けます。

実際に2年ほど使っているのですが、目立ったトラブルもなく順調に動いてくれています。

気軽に持ち出せて、カンタンに釣りをスタートできるのがいいですね。

ラインローラーはしっかり働いてくれていて、糸ヨレで悩まされることはありませんでした。

ハンドルもローターもスムーズに回転してくれますし、水洗いメンテナンスと半年に1回の注油オンリーで、じゅうぶん機能してくれます。

チヌが掛かったときに、大きな負荷を耐えなければならないシチュエーションになりましたが、特に問題なくドラグも働いて、そのままランディングに持ち込めましたよ。

実売価格は7千円台と、とても低価格に抑えられています。

ロッドと一緒にスピニングリールの購入を考えている人は、ぜひ候補に挙げてみてください。

ダイワ(DAIWA) ハゼクランクMR クロキン ルアー

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ダイワから発売されたハゼ釣り用のクランクベイトです。

全体の長さは32ミリで、かなり小型に設計されています。

重量は2.9グラムなので、スピニングタックルを使えば十分に飛距離を出せるでしょう。

潜行深度は約1.3メートルということで、リップが地形やカバーに接触することがあります。

その際にはリトリーブを一旦ストップさせ、その場で浮かせることをおすすめします。

これにより根掛かりの防止と、ハゼの食いつきが良くなります。

フックにはシングルフックのケイムラピンク針が使用されており、そのサイズは6番です。

実際に使用してみると、そこまで長くないリップでもしっかりと潜ってくれます。

何か接触を感じたら、ハンドルを回す動作をすぐに止めてください。

ゆっくりと浮かんでくるクランクベイトに、ハゼはバイトすることが見込めます。

販売価格は千円台となっており、コストパフォーマンスが良い価格帯に位置しています。

他の色も合わせて購入し、釣り場でのカラーローテーションに活用してみてください。

これにより、これまで食いつかなかったハゼにアタックするチャンスが増えます。

ハゼの種類や特徴を理解して釣り上げよう!

ハゼの種類や特徴・釣り方・食べ方や、おすすめの釣りタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

釣れたハゼは食べる分だけ持ち帰るようにしましょう。

あまりに小さなサイズが釣れたら、そっとリリースしてあげたいですね。

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