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モロコって知ってる?琵琶湖の固有種が全国に!飼育や料理方法をチェック

FISHING JAPAN 編集部

モロコという名前の魚のことを、知っていますか?

正式にはホンモロコと呼ばれていて、元来は滋賀県・琵琶湖の固有種でした。

それが淡水魚の移植によって、全国各地に生息域を広めているようです。

奥多摩湖でホンモロコの姿を見ることも、可能になっていますよ。

食べて美味しいホンモロコについて、詳しくチェックしてみましょう。

モロコとは

モロコとは、正式名・ホンモロコのことで、コイ科タモロコ属に属する淡水魚です。

ゴマモロコやヤナギモロコと呼ばれることもありますが、ここではホンモロコで統一することにしましょう。

ホンモロコは、琵琶湖産として有名なニゴロブナやハスなどと一緒に、琵琶湖の固有種として知られていました。

それが最近では、長野県の諏訪湖や山梨県の山中湖・東京都の奥多摩湖などでもその姿を見ることができます。

ホンモロコが生息しているのは、湖沼の中層域。

具体的には水深5メートル前後の中層辺りでしょうか。

ホンモロコの体長は、同属のタモロコよりも細長く、約15センチくらいまで成長するものもいますよ。

口ヒゲがあって動物プランクトンや水生昆虫・小型の甲殻類などを捕食して生きています。

となると、他の魚とエサがバッティングしていますし、最大で15センチほどの体長なら、バスやブルーギル・コイなどの肉食・雑食系のフィッシュイーターたちに襲われる可能性がありますね。

実際ホンモロコの数は減少傾向にありますから、我々釣り人が減らさない工夫や努力をしなければならない段階に来ているといっていいでしょう。

ちなみに琵琶湖における現状をチェックしてみると、1994年以前は350トンもの安定した漁獲量があったとのこと。

それが1996年以降では、漁獲量が最盛期の10分の1未満になってしまっています。

生息数が激減してしまった要因は、湖岸整備による産卵場所の減少や、越冬場所となる沖合いの環境悪化、カワウなどによる捕食圧の増加が挙げられていますよ。

これらマイナス要因をカバーするために、産卵場所の確保や養殖・放流を積極的におこなっているとのこと。

昔のようにホンモロコが多く棲む琵琶湖に戻ってもらいたいですね。

ホンモロコの産卵時期

ホンモロコの産卵時期は、毎年3月に始まり7月頃まで続きます。

大群となって湖岸や水路などの浅瀬に入って来て、1匹のメスを数多くのオスが追尾するようになりますよ。

浅瀬に生える草木の根部分に、たくさんの卵が産み付けられます。

孵化してからの寿命は2年から3年とされていますか、産卵した直後に死んでしまうメスが多いのも事実です。

飼育は、釣り上げたり網ですくった個体を持ち帰っておこなうことになります。

淡水魚で小型ですから、60センチまでの水槽に標準的な浄化機能を持たせた設備で、飼育は始められるでしょう。

ただし、絶滅が危惧されている魚でもありますから、釣れたらそっとリリースしてあげることも検討してみてくださいね。

食材としてのホンモロコをチェック!

食材としてのホンモロコは、琵琶湖で獲れたものが京都の料亭などで振舞われているようです。

とても高額になっていて、高級食材の仲間入りをしているとのこと。

料理の方法としては、塩焼きや煮物が一般的。

また天ぷら・唐揚げ・南蛮漬けなどに仕上げることもおこなわれています。

おみやげとして購入した経験があるのが、佃煮。

元々骨の柔らかい魚なので、難なく頭から食べられるようになっています。

モロコなどの小型魚を捕獲・観察するのにおすすめのタックルをピックアップ!

モロコなどの淡水の小型魚を捕獲・観察するのに、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。

まずは、ロッドから。

リール付きタイプではなくタナゴ釣りに用いるような、短くて軽い延べ竿でアプローチするのがいいですね。

仕掛けもシンプルなミャク釣りやウキ釣りで、じゅうぶん対応できますよ。

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プロマリンブランドから発売中の、コンパクトな延べ竿です。

テナガエビやタナゴを釣るためのものですが、浅瀬に入ってきたホンモロコを釣るのにも転用できそうですよね。

全長1.20メートルと短めで、継数は5本と小継ぎタイプになっています。

なので仕舞寸法は、たったの36センチしかありません。

これならクルマの中へ常備しやすいですし、カバンに入れてあちこち持ち運ぶのも便利です。

自重は32グラムしかありませんから、子供や女性でも手軽に釣りを始められるでしょう。

先径/元径は、0.8/18.3ミリととても細目。

繊細な釣り道具になるので、周囲のカバーなどに当てないように注意してください。

ブランクスのカーボン素材含有率は、92パーセントです。

実際に手にしてみると、とても軽くて取り回ししやすい印象ですね。

全長が短いことで、仕掛けの操作感もアップ。

魚が掛かっても、バラシを減らせるようなロッドワークを実践できます。

実売価格は千円台と、とても安い価格帯に収まっていますよ。

長さの異なるものをいくつか持っておけば、足場の高さに合わせて使い分けられるでしょう。

ホンモロコ以外にも多くの魚種を釣るのに使えますから、自分の釣りスタイルに合わせて活用してみてください。

延べ竿の釣りは、魚とのやり取りにダイレクト感があって、とてもスリリングです。

カバーやストラクチャーに巻かれないようにして、しっかりとランディングできるようになりたいですね。

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水の底に沈めて、一気に引き上げて上にいる小魚などをすくうための仕掛け網です。

これなら1匹ずつ釣らずとも、たくさん捕獲した小魚の中から、ホンモロコを見つけ出すことが可能になります。

網の直径は1メートルもありますから、しばらく沈めて多くの水生生物が乗っかってくるのを待ちましょう。

収納すれば、コンパクトな35センチほどの大きさになります。

編み目は3ミリ単位なので、ホンモロコはもちろん、タナゴ・メダカ・タニシなども捕獲できるでしょう。

実売価格は2千円台と、リーズナブルな価格に設定されています。

獲れた生き物を全てキープするのではなく、観察したいものだけを別の容器に移し替えて、他はリリースしてあげましょう。

水に返してあげれば、大きく成長しますし子孫も増やすことにつながります。

釣り人が率先して、魚を守ることに力を注ぎたいですね。

この網の上に乗せたまま、スマホなどで撮影すれば、魚体を傷めずにリリースできますよ。

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サイズが35×150×70ミリの、持ち運び便利な観察用水槽です。

釣れたり獲れたりした小魚を、水と一緒にいれて間近で観ることができますよ。

特に子供は、生きている魚の動きを直接見れるので、とても喜んでくれるでしょう。

ものさしがプリントされていますから、入れた小魚のサイズも測ることができます。

小魚の他には、水生昆虫や甲殻類なども入れてみると、詳しく観察することが可能です。

手で触ったり目で見たりすることで、自然界に棲む生き物を深く理解することにつながりますよ。

自宅に引きこもる時間が長くなっていますから、自然と触れ合う時間を有意義に過ごしたいですよね。

そのための観察用ツールは、いろいろと用意して持参したほうが楽しく過ごせます。

例えば、ルーペ。

この水槽に小魚を入れて、ルーペを片手により詳しく観察するというのはどうでしょう。

ウロコ1枚1枚の色調やエラの動き、各ヒレがどんな役割を担っているか等々、判明することが増えてきます。

希少価値の高まるホンモロコに対しても、自分なりの切り口で理解を深められるようになるはずです。

モロコの生態を詳しく観察して知識を増やそう!

モロコの特徴や生態、それらに触れるためのおすすめアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?

琵琶湖に出向いてホンモロコを見つけ出すことはカンタンではありませんが、接岸してくる産卵の時期に合わせて、出会いに行ってみるのもいいかもしれませんね。

モロコ以外の希少な生き物に出会えるかもしれませんから、水辺まで近い水路などに立ち込んで、詳しく観察してみましょう。

その際には、ウェーダーやライフジャケットを必ず装着して、安全対策万全で臨むようにしてください。

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