【ビッグバスに完勝】最速でビッグベイトの扱いがウマくなるコツをレクチャー!
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FISHING JAPAN 編集部ガンクラフトからリリースされている人気のビッグベイト・ジョインテッドクロー。
バス釣り用の大型ルアーとしてデビューしましたが、実は海・河川におけるシーバスゲームでもかなり有効であることが実証されています。
コンパクトな70サイズやアピール度の高い178サイズなど、豊富な種類に恵まれていますから、どれを使おうか迷ってしまいますよね。
ここでは、ジョインテッドクローの148サイズを用いて、シーバスをゲットするための釣り方や、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
目次
ジョインテッドクローとは、ガンクラフトからリリースされている、ジョイント構造のビッグベイトのことです。
アメリカからトローリング用のトラウトベイトが輸入されて、それをキャスティングゲームに転用するようになったのが、20年以上前のことでした。
当初は「こんなデカイもんで釣れるわけないだろ!」などと揶揄されていましたが、実際に使ってみると驚くほどの好釣果を上げたのです。
そこからビッグサイズルアー=ビッグベイトの国内開発競争がスタートしたのですが、先陣を切って完成度の高いものを世に出したのが、和歌山に拠点を置くガンクラフトだったのです。
ジョインテッドクローと命名されたガンクラフトのビッグベイトは、精度の高いシェイプによる動き出しの艶めかしさでバスを魅了し、そこに置いておくだけでバイトにつながるような引きの強さを見せてくれました。
もしジョインテッドクローが存在していなかったら、現在のビッグベイトブームもあり得なかったでしょう。
ボディ中央部に設けられたジョイント構造や、最後尾のソフトなテールパーツ、フローティング仕様とシンキング仕様から選択できる設定など、アングラー納得の魅力的なスペックによって、絶大な人気を構築して今に至っています。
アングラー注目のジョインテッドクローに、さまざまなサイズが作られるようになりました。
コンパクトで着水音の小さい70サイズなら、管釣りトラウトでも振り向かせることができます。
178サイズより大きなものも製作されるようになって、ずいぶんと選択肢が増えたことを喜ぶアングラーは、少なくはなかったでしょう。
当然バス釣りに使うだけではもったいない!という発想が出てきてもおかしくない状況の中、ついにシーバスゲームに活用するアングラーが現われ始めました。
シーバスは、あの大きな体格の割りには繊細な神経の持ち主で、大型のルアーに反応するのかどうか不明な点が多かったのですが、そんなのは使ってみれば分かること。
太いベイトロッドに大型のベイトリールで、まずは河口域に立って遠投キャストからアプローチするケースが見られました。
果たして、ジョインテッドクローでシーバスを釣れるのでしょうか?
ジョインテッドクローでシーバスを釣るには、そのサイズをメインに捕食しているシーバスを見つけなければなりません。
ジョインテッドクローの148サイズと同じくらいなベイトフィッシュといえば・・、河口域から河川に入り込んで群れを成している、ボラの子・イナが該当しました。
そこで汽水域のカバー+ストラクチャー周りにおけるビッグベイトゲームが、追求されるに至ったのです。
堰・水門といったカバー+ストラクチャーに潜んでいるシーバスは結構大きく、特にイナを狙っている個体は60センチ以上ばかり。
そういったポイントを見つけては、上流側へジョインテッドクローをキャストして、流しながら誘うのがポピュラーに。
そこからさまざまなアプローチが生み出されていき、ジョインテッドクローに猛然とバイトしてくる大型シーバスの姿を見ることができたのです。
この釣り方は今でも有効ですから、ぜひ自分で足を運んで大型シーバスをゲットしてみてくださいね!
ジョインテッドクロー148サイズで、ウエイトは1.2オンスから1.3オンスです。
これを自由に操作できるタックルを取り上げてみましょう。
超大型のビッグベイトではないので、2オンス程度のルアーをキャスト可能なロッドを選べは問題はなさそうです。
シーバスの豪快な引きに耐えられる、しっかりした作り込みのものがいいですよね。
シマノ(SHIMANO) バスロッド 17 エクスプライド ファストムービング&ビックベイト 1710H+-SB マグナムサイズクランクベイト 巻き系
シマノのバス釣り用ベイトロッド・エクスプライドです。
バス釣り用ですが、シーバスの力強い引きにもじゅうぶんに対応可能な、ブランクスの張り・パワーを保持していますよ。
全長2.39メートルで自重150グラムですから、振り回しやすくて軽さも大きなアドバンテージになってくれるでしょう。
適合ルアーウエイトは84グラムまでなので、ジョインテッドクロー148サイズなら余裕でキャスト&リトリーブすることができます。
ロッドティップがイメージより繊細で、変化をとらえたら曲がってくれますから、ただ巻きによる定速リトリーブをメインにアプローチを組み立ててみましょう。
ルアーの後ろにシーバスが追従していることに気づいたら、次第にスピードを上げていくとバイトにつながりやすいですよ。
いきなり制動をかけて止めたり、急激に加速したりすると、シーバスはバイトそのものをあきらめてしまうことがあります。
ローギアやノーマルギアのギア比を採用しているベイトリールを装着しておけば、ただ巻きに適した巻き取りスピードのコントロールを実践できるでしょう。
ラインテンションを常にチェックしながら、そのたるみを維持することでジョインテッドクローに生命感を溢れさせてください。
シマノ(SHIMANO) バスロッド 19 バンタム 2ピースシリーズ ベイトキャスティング ファストムービング&ビッグベイト 163H-SB/2 ショート テクニカル
全長1.91メートルと、結構短めのベイトロッドです。
100グラムまでの負荷に耐えられるので、ジョインテッドクロー148サイズなら余裕で扱えるようになっていますよ。
ワン&ハーフ仕様の2ピースモデルなのでも釣り場への持ち込みがカンタンですし、実際に使ってみても、周囲の障害物にロッドティップが接触することがなく、暗がりの状況では特に安心して振り回せるのが嬉しいですね。
Hパワーモデルですが、硬過ぎる印象は全くなく、ルアーの重さでバックスイングにしなりを与えて、押し出すようなキャストを繰り返すことができます。
当然アキュラシー精度も上がってくるので、狙ったピンポイントにきっちり届けられるのが、好釣果につながってきますよ。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 ブラックバス 18 バンタム MGL 右ハンドル ロープロベイト パワーゲーム
バス釣りブランドとして有名なバンタムシリーズのベイトリールです。
ノーマルギアで6.2対1のギア比が採用されていますよ。
これならハンドル1回転で66センチのラインを巻き取ることができます。
ラインにややたるみを持たせた状態でリトリーブすることができるので、ジョインテッドクロー148サイズをダート幅の広いS字スラロームで泳がせることが可能です。
そのほうが水流との干渉によって、イレギュラーなアクションが発生しやすいのがメリットです。
ラインキャパは、16ポンドラインで100メートル巻けますから、遠投することにもシフトしやすいでしょう。
自重は215グラムと軽め、当然ロッドに装着して振り回し続けても、疲れにくく扱いやすいのがいいですね。
アルミ素材によるコアソリッドボディを採用していますから、軽やかで滑らかなハンドル回転を維持。
シーバスが強烈な勢いで当たってきても、しっかりと対処できるでしょう。
ジョインテッドクローの特性やシーバスの釣り方、おすすめタックルなどについて少し紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
川辺の水門や堰の周りは、釣りが禁止されているエリアに指定されていることが多々あります。そのような指定を尊重しましょう。
また、よくあることですが、川の釣り場そのものが住宅地に隣接していることがあります。そのため、騒音を出さないように気を付けて釣りを楽しみましょう。
早朝から車をアイドリングさせたり、大きな声で友人と話し込んだりするのは避けるべきです。
釣り場の具体的な状況を自分の目で確認できるようになることが、シーバスゲームの楽しさを味わえるかどうかのキーポイントだと捉えてください。
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