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ノコギリガザミを食べたい!稀少で美味な高級ガニはどこで獲れるの?

FISHING JAPAN 編集部

ノコギリガザミを食べたことはありますか?

ドウマンガニとかエガニとか、各地方によって別名で呼ばれている高級食材として知られていますよね。

料亭に出向いても、常に並んでいる食材ではないので、とても希少なカニとして扱われています。

ここでは、ノコギリガザミの特徴についてご紹介しましょう。

「イシガニみたいにカンタンに獲れるのかな?」

中国や台湾などの東南アジアでは食用に飼育・養殖がおこなわれていて、カンタンに獲れるカニではなさそうですよ。

ノコギリガザミとは

ノコギリガザミとは、非常に稀少なカニの一種で、河口などの汽水域を好んで生息しています。

かといって、河口付近に出向いても、その姿をカンタンに見つけることはできません。

たいへん数が少なく、例えばカニ網などを仕掛けておいてもすぐに獲れるカニではなさそうですよ。

名前にノコギリという単語が含まれている由来は、甲羅の側面から大工道具のノコギリの歯のような突起物が突き出していることから来ています。

日本における呼び名はさまざまで、胴満蟹=ドウマンガニ・エガニなどと呼称されることも。

海外では、マッドクラブ=mud crab、これは泥蟹という意味ですが、マングローブクラブとも呼ばれることがあります。

日本ではアミメノコギリガザミ・アカテノコギリガザミ・トゲノコギリガザミの3種類が生息していますが、さほど差がないことから、ノコギリガザミとして扱われてきたようですね。

ノコギリガザミの身体の構造

ノコギリガザミの身体の作りを見てみましょう。

甲羅の幅が200ミリを超えるものもある、大型サイズのカニに分類されます。

甲羅の外観は、まるでイチョウの葉のような輪郭になっていて、かなりの厚みを持っています。

前述のノコギリの歯のような突起が、複数本飛び出していますよ。

とても鋭いので、触る際にはじゅうぶん注意しましょう。

体色は、背中側が褐色に近く、お腹側には黄白色が広がっているのが特徴です。

最大の特徴は大きなハサミ

ノコギリガザミ最大の特徴は、なんといっても大きなハサミでしょう。

ハサミは左右でサイズが異なっており、太さも全く違います。

例えば、餌となる貝を食べるときに、小さいほうのハサミでつかんでいることが多いですね。

そして貝殻は大きいほうのハサミで挟んで砕くようです。

強い圧がかかるため、大きいほうのハサミの歯は、丸みを帯びていますよ。

まるで人間の奥歯のような働きをするためでしょうか。

ノコギリガザミのハサミが持つ力は強烈で、例えば、乾電池を挟んで潰してしまうほどのパワー持っています。

これはたいへん危険ですから、市場に出ている状態のものを見ると、ハサミ部分を紐でぐるぐる巻きに固定されているケースが多いですね。

人間の指が挟まれたら、大ケガにつながる危険性がありますから、取り扱いにはじゅうぶん注意したいものです。

ノコギリガザミの食べ方

ノコギリガザミの食べ方をチェックしてみましょう。

味は絶品ですから、素材そのものの風味を活かして料理するなら、そのまま茹でて食べるのが良さそうですね。

ノコギリカザミを料理している動画を見つけましたので、ご覧ください。

ノコギリガザミを茹でて料理している動画はこちら

なるほど、カニだけにシューマイに仕上げるわけですか!

こちらのユーチューバーさんは、とても器用で毎回の料理の着想が豊かです。

ノコギリガザミを手に入れたら、ぜひカニシューマイにもチャレンジしてみたいですね。

ノコギリガザミの活用法

ノコギリガザミは、食用として利用されています。

漁の対象魚(魚ではありませんが)としてはとても希少で、大型のノコギリガザミが獲れると新聞で報道された事実もあるほどです。

静岡の浜名湖や高知の土佐湾などで、水揚げされているようですね。

また南西諸島などでは、刺し網やカゴ漁が実施されていて、夜に照明で浅瀬を照らしながらタモ網で捕まえる方法もあります。

捕まえた後は、ハサミなどを紐でしっかり縛っておくと安全で、エラ部分を濡らしておけばそのままの姿でも活かしておくことが可能です。

できれば紐をほどかずに、熱湯で茹で上げたいですよね。

ノコギリガザミって捕獲できるの?

ノコギリガザミには、漁業権が定められているエリアが存在し、乱獲を抑える動きがあります。

ですから一般人が勝手に捕獲できない、もしくは採集禁止区域が設定されているケースがありますから、必ず事前に確認してください。

県のホームページをチェックしたり、直接地元の漁業組合に確認してみるのがいいでしょう。

また特定の漁具の使用を禁止していることもありますから、入念な下調べをしてから行動に移すようにしたいものです。

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縁が丸い形状のものよりも、こちらのような一直線形状の網のほうが、ノコギリガザミを見つけた際にすくいやすいかもしれません。

でも昼間の見えやすい場所を堂々と歩いているところに出くわすことはないですから、携帯ライトを持って暗がりを探すしかなさそうです。

夜の海や河口域はたいへん危険ですし、瀬に歩き出すと背後からルアーを当てられる事故も起こりかねません。

たまたま見つけたノコギリガザミを、安全な場所・安全な時間帯でとらえられたらいいな!ぐらいに考えておくほうが無難かもしれませんね。

ノコギリガザミを料理して食べてみたい!

ノコギリガザミの特徴や生態などをご紹介しましたが、いかがでしたか?

偶然手に入れることができたら、茹で上げてから美味しく料理してみましょう。

殻の側面にタマゴを抱いていることがあるので、スプーンなどでしっかり取ることをおすすめします。

くれぐれもハサミの扱いには注意してくださいね。

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