カニのアップ写真

スベスベマンジュウガニは食べると危険!海辺に棲む毒ガニの生態をチェック

FISHING JAPAN 編集部

スベスベマンジュウガニって聞いたことがありますか?

かなりインパクトのあるネーミングですよね。

日本の沿岸で生息している、その名の通りツルンとしたフォルムのカニなのですが、実は強い毒を持った危険生物なのです。

食べると危険なので、絶対に口には入れないでください。

ここでは、スベスベマンジュウガニの特徴や見分け方について、詳しく取り上げてみましょう。

「見分け方って色でおこなうのかな?」

磯に棲むカニには、似たような体色のものが多いですから、カタチで見分けるようにしましょう。

ワタリガニのようにギザギザでなく、名前の通りスベスベで突起物のないものが、スベスベマンジュウガニだと判断できそうですね。

動画も添付してみましたので、ぜひご覧ください。

スベスベマンジュウガニとは

スベスベマンジュウガニとは、エビ目オウギガニ科の比較的小さなカニのことです。

日本の沿岸エリアやインド洋・西太平洋に広く棲息していることが確認されていますよ。

ロックフィッシュゲームをおこなうような岩礁帯に足を踏み入れると、小さなカニが動き回っていることがありますよね。

あれ、イソガニだと思って見過ごしていませんか?

ちょっと足を止めて腰をかがめ、じっくりと観察してください。

干潮時に取り残されたカニの中に、きっとスベスベマンジュウガニが混じっているでしょう。

こういった浅場から、水深100メートルの深いレンジにまで生息していることが確認されています。あまりすばやく逃げないので磯遊びなどで見かける機会もある。名のとおり甲は突起物が目立たず

スベスベマンジュウガニの外観は、やんわりと滑らかな印象があります。

それもそのはず、ワタリガニのような目立った突起物がなく、丸みを帯びたカタチをしているからです。

なるほど、確かに饅頭の表面に似たスベスベ感がありますよね。

でもこの名前に決めよう!と判断した人、結構面白いさのインパクトを狙っていたのではと感じてしまいます。

なかなかこういうネーミングは、思いつかないですし、付けようとも思わないでしょう。

でもそのおかげで、こうして注目を集めているのですから、効果は大いにあったともいえそうです。

体の色は、赤い褐色に覆われていて、ところどころ紫褐色も帯びています。

灰白色の斑紋が点々としていて、それが保護色を強めている感はありますね。

ハサミの先端は黒色で、よく目立つようになっていますよ。

捕食しているのは、周辺に生えている海藻やゴカイなどの虫系生物、それから貝なども口に入れているようです。

当然魚類も口にするので、フグなどを食べてしまったらその毒が体内に蓄積されるかも・・。

地表を歩いているスベスベマンジュウガニの様子をとらえた動画はこちら

スベスベマンジュウガニは体内に毒を持っている危険生物!

実はスベスベマンジュウガニ、体内に毒を持っている危険生物として、注意して扱わなければならない対象になっています。

「え、やっぱり食べちゃあダメなの?」

食べるのはとても危険な行為ですから、絶対に止めてください。

最近の動画サイトには、このカニを食べようとしている内容のものがアップされていますが、真似をするのは危険です。

海辺で見つけても、観察する程度に接触を控えて、持ち帰るなどの行為はおすすめしません。

2つの毒の種類を保持している個体が存在!

スベスベマンジュウガニから検出された毒の成分を見てみましょう。

麻痺性貝毒=ゴニオトキシンやサキシトキシン・ネオサキシトキシンがあり、フグの毒として知られているテトロドトキシンも含まれていました。

毒の成分や量などは、スベスベマンジュウガニの生息地によって大きくことなるようです。

例えば、神奈川県の三浦半島に生息している個体には、フグ毒が主成分として体内に含まれていました。

沖縄地方などの暖かい亜熱帯に棲む個体には、麻痺性貝毒とフグ毒を含むものがそれぞれ存在していて、ひとつの個体に両方の毒を持っているものもいるとのこと。

やはり食べてはいけない危険な生物だといえそうですね。

海中のスベスベマンジュウガニを収録している動画はこちら

スベスベマンジュウガニをつかえて観察するのにおすすめのアイテムをピックアップ!

水辺を歩いているスベスベマンジュウガニ、体長は平均して5センチ前後の甲羅サイズですから、あまり大きい体格ではありません。

となれば、つかまえて間近で観察したくなるもの。

そのために必要なおすすめアイテムをご紹介しましょう。

まずは捕獲するためのランディングネットから。

素手でつかまえるのは、やっぱり控えたいですよね。

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第一精工から発売中のエビすくい用に作られた小型網です。

75ミリサイズと、かなり小さな外形ですが、これくらいなら岩の隙間に隠れたスベスベマンジュウガニをとらえることができますよね。

網目もしっかりしていて、カンタンに破損してしまうようなことはないでしょう。

磯場のカニをつかまえるには、カニの正面に立たないことが重要です。

背後から素早く近づいて、一瞬のうちに上から網で抑えてしまいましょう。

カニの足が網に引っ掛かってくれるので、うまく確保できるでしょう。

もっと効率よくカニをつかまえたい場合は、スーパーや魚屋さんでイワシなどの切り身を購入し持参します。

それをメッシュ状の袋に入れて、海辺へ小一時間放置してみてください。

周辺に棲む多くのカニが、そこにくっ付いて離れない状態になりますから、そこからスベスベマンジュウガニを選んで網でとらえましょう。

実際に使ってみると、とてもカンタンに捕獲できるので、ぜひ試してくださいね。

実売価格は100円台と、安い価格に設定されています。

人数分用意しておけば、家族でカニ獲りを楽しめるでしょう。

くれぐれも素手で触らないように、手にはめる釣り用グローブも用意しておきたいですね。

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タカミヤからリリースされている、ボディが透明の水汲みバケツです。

水を入れて中身が透き通って見えるので、とらえたスベスベマンジュウガニを放って生態を観察するのに適していますよ。

サイズは、24センチタイプと大き目。

素材はEVAで、水汲みを楽におこなうことができます。

付属のPEロープの長さが、約10メートルもありますから、足場の高い防波堤などからでも水汲み作業を実施することが可能です。

オモリ付きですから、着水と同時にしっかり水を引き入れることができるでしょう。

実際に手に取ってみると、型崩れしにくい張りが備わっていて、使い心地はバッチリ。

中にカニを入れたら、とてもよく見えて詳細を観察できるようになっています。

実売価格は800円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に設定されていますよ。

他の用途、例えばサビキ釣りや水による手洗いなどにも使えますから、常にクルマに積んでおくと便利でしょう。

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ダイワから発売されている、極薄素材の釣り用グローブです。

サイズは、Mサイズから2XLサイズまで用意されていますよ。

極薄のクロロプレンを採用しているので、素肌感覚に近い使用感を得ることができます。

厚み0.7ミリですから、細かな作業をするのも便利ですよね。

また生地の合わせ部分には縫い糸を用いていないので、カットしている部分からほつれにくいのも、大きなメリットといえるでしょう。

実際に装着してみると、タイトなフィット感でさまざまな作業をしやすい印象です。

生き物を捕まえるのに、とても便利のいい使い心地ですね。

実売価格は4千円台と、やや高めな価格設定になっていますが、使い勝手を考慮すると納得できる価格かもしれません。

スベスベマンジュウガニの特徴を観察して把握しておこう!

スベスベマンジュウガニの特徴や生態、捕獲に便利なおすすめアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?

誤って食べてしまうことのないように、自宅へ持ち帰るタックルやクーラーボックスの中に潜んでいないか、チェックしてから帰途につくようにしましょう。

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