古代魚を水槽で飼育してみたい!熱帯魚で人気の高い古代魚を集めてみた
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FISHING JAPAN 編集部かなり迫力のある顔つき、最大で70センチ程度に達するといわれている、磯の魚・イスズミです。
名前の由来はいろいろあるようですが、ズミは「棲む」でしょうか。
イスとは伊豆地方の言葉で「石」を指しますから、石→岩場に棲む魚で、イスズミ。
先輩アングラーにこんなふうに教えてもらった記憶があります。
関西では濁点がなぜか移行して、イズスミと呼ぶケースも。
食べるとまずい味という人もいますが、刺身にして口に入れてみると、確かに磯臭さが残っているような。
磯に棲む魚なので、この程度なら美味しくいただきましょう。
ここでは、イスズミについてご紹介します。
イスズミとは、スズキ目イスズミ科に属する魚のことで、グレ=メジナとは異なります。
グレ狙いで磯釣りをしていると、必ずといっていいほど掛かるので、独特なアタリの出方や引きっぷりをそのうち覚えられます。
「ああ、またイスズミかよぉ~、、」とため息を漏らしているアングラーに、磯場でよく出会いますから。
皆さん、かなりの数を釣られているんでしょう。
防波堤からのサビキ釣りでも掛かることがあります。
オキアミが大好きなので、撒き餌に寄ってきてしまうからですね。
小型のイスズミを釣り上げると、決まって写真のようになります。
釣られてしまったショックなのか、それともいきなり水圧から解放されるからなのか、お腹の中のモノを漏らしちゃう習性があります。
たぶん腸がやたらと長いことも起因しているはずです。
釣り上げたイスズミをまな板の上でさばいてみると、びっくりするぐらい長いのが出てきますからね。
そりゃあ中身も見合う程度に詰まっているでしょう。
イスズミは、雑食性の魚です。
夏の暖かい時期には、オキアミなどの甲殻類や小動物を好んで食べて、寒くなるとハバノリなどの海藻を口にするようになります。
冬場のほうが美味しい味で、夏場のほうがまずいという人が多いですから、もしかすると捕食しているものがそのまま身の味に影響を及ぼしているのかもしれません。
身は刺身にして食べることができますが、磯臭いのが気になる人は、塩焼きなど火を入れる食べ方をするといいでしょう。
また水炊きの具材としても適していて、身は当然のことながら、さきほどから出てきている腸も、ぶつ切りにして放り込み煮込むと、美味しく食べることができます。
ただし、季節によっては腸の中にオキアミが残ってしまっているかもしれませんから、しっかりしごき出してから料理するようにしましょう。
イスズミを釣っているシーンを収めた動画を見つけました。
50センチオーバーが掛かっているようですが、強烈の引きに耐えなければならないのがよく伝わってきます。
これがグレなら良かったのに・・という思い、磯釣りアングラーが皆さん経験することでしょう。
イスズミを釣るのに適した、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
専用のロッドやリールはリリースされていないですから、磯の上物釣り用の振出竿と、剛性の高いスピニングリールがあれば対応できるでしょう。
ただし、60センチを超えてくると、石鯛などの底物に使うような仕掛けを用意しなければならないかも。
餌には寒い時期ならハバノリを使ってみると、イスズミを直接誘えるのでいいかもしれませんね。
シマノ(SHIMANO) ロッド 磯竿 18 ラディックス 3号 530T 大型魚対応
シマノの磯上物竿・ラディックスです。
2号から3号程度で長さ5.30メートルあれば、イスズミが掛かっても耐えられるでしょう。
ハバノリを餌に使う場合は、冬場のアプローチになりますから、かなり大型のものが掛かる可能性があります。
じゅうぶんに準備して、ランディングネットの用意も怠らないようにしてください。
体力はかなりあるほうですから、強烈な締め込みを何度も耐えなければなりません。
足腰に負担のかかりにくい姿勢を保つようにしましょう。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 磯 16 BB-X デスピナ C3000D TYPE-G
シマノのレバーブレーキタイプのスピニングリールです。
4号のナイロンラインなら100メートル巻くことができますよ。
何よりありがたいのが、シマノレバーブレーキモデルの上位機種に装備されているTYPE-G=ゴリ巻き仕様が搭載されていること。
イズスミの強い引きにも負けずに、ゴリゴリ巻いてみませんか?
最大ブレーキ力が8.0キロで、最大ドラグ力も8.0キロに設定されています。
ダイワ(DAIWA) 磯竿 インプレッサ・Y 2-53M・Y 釣り竿
ダイワの磯上物竿です。
2号で5.30メートルですから、夏場のオキアミを捕食しているイスズミ狙いに使ってみましょう。
というか、餌も仕掛けもグレ釣りのものになりますから、通常の磯釣りをしている中でイスズミを釣り上げるようにすればOKです。
自重216グラムと扱いやすいですから、ウキの動きをしっかり読んでアワセを入れるようにしてください。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール(レバーブレーキ) 19 シグナス 3000LBD(2019モデル)
ダイワのコスパ優秀なレバーブレーキリールです。
ギア比5.3対1ですから、ハンドル1巻きで80センチ引き寄せることが可能です。
最大ブレーキ力が14キロ、自重285グラムと扱いやすいスペックに仕上げられていますよ。
実売価格が2万円前半ですから、とても購入しやすいレバーブレーキタイプのスピニングリールといえるでしょう。
イスズミの特徴や釣り方、おすすめのタックルについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
釣り場で下処理を素早くおこなえば、美味しく食べられるという意見もあるようですが、クセのある味は、それ自体を楽しむつもりで持ち帰るほうがいいでしょう。
大型が掛かってしまうと、かなり長時間のファイトに付き合わされます。
それを覚悟の上で狙うことをおすすめします。
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