アオリイカが釣れない理由!エギングって難しいの?初心者のお悩み解決特集
エギングでアオリイカを釣る人が、ある時期爆発的に増えたように感じます。 近郊の港はもちろん、釣り専門誌やサイトで取り上げられた地方の釣り場には、週末になるとエギングロッドを手に…
FISHING JAPAN 編集部エギングでアオリイカを釣りたい!と考えている人、結構増えているでしょう。
ショアでロッドをシャクっているアングラーをよく見かけますし、ボートデッキでオモリグやイカメタルを操っているアングラーも多いですからね。
それらエギングアイテムを豊富にリリースしているのが、人気ブランドの墨族です。
このネーミング、一度でもイカに墨を吹きかけられた人なら、ビビッと響きますよね。
ここでは、墨族の特徴や、おすすめのアイテムを詳しくご紹介しましょう。
墨族とは、釣具メーカーのハリミツが展開しているエギングブランドのことです。
アオリイカ用のエギを中心に、タコエギやティップラン用ロッドなどを発売していますよ。
キャップやウェアも充実しているので、墨族のロゴが入ったものを着ているアングラーと、防波堤や磯場ですれ違うことが多々あります。
ポップで洗練されたデザインが、釣り場でよく映えているのが印象的。
当然釣具の性能もレベルが高く、墨族のエギで大型のアオリイカを連発!なんて話も、よく聞こえてきますよ。
いったいどんなアイテムが揃っているのか、詳しくチェックしてみます。
墨族のエギには、剛(=ごう)というタイプが用意されています。
これは、高い操作性を保持したモデルで、サイズは3.5号のみ。
沈下速度は、3.5~4秒で1メートル沈むように作られていますよ。
ストリームラインシンカーは、水流を受け流すように造形されていて、ボディには安定した浮力が与えられています。
カンナに注目すると、上下で非対称にハリ先が突き出ています。
こうすることで、アオリイカが掛かった際のバレにくさを生み出しているのです。
自重は、20グラムで統一されています。
墨族のエギには、柔(=じゅう)というタイプもラインナップされていますよ。
こちらは、さまざまなシチュエーションに対応できるように仕上がっていますよ。
サイズは3.5号のみですが、沈下速度は2種類。
3.5~4秒で1メートル沈むものは、自重19.5グラム。
5.5~6秒で1メートル沈むものは、自重18グラムに設定されているのが特徴です。
カンナは、ハリが直線的デザインで、前後のハリのサイズも大きな差を付けています。
フッキング効率のアップと、バラシ軽減のための対策でしょう。
シンカーは、ボリュームの小さなセンシティブシンカーを採用、着底時の感度を上げていますよ。
また柔ボディと呼ばれるボディデザインは、アクションや姿勢にこだわったスリムなものを採用しています。
シャローエリアからディープエリアまで、藻に沿って落とし込むようなテクニカルに展開にも、しっかり順応してくれるオールラウンダーですね。
豊富なラインナップの墨族のエギから、おすすめのアイテムを取り上げてみましょう。
まずはノーマルタイプから。
非常に幅広く対応できるように、1.8号サイズから4号サイズまで用意されていますよ。
見えイカからディープに潜むイカまで、ノーマルタイプを使って攻略してください。
ヘキサゴンシンカーが標準装備されている、墨族のノーマルモデルです。
この不死鳥カラーはよく目立つので、ファーストキャストに用いてアオリイカの反応や有無を確認するのに適しているでしょう。
自重は15グラムなので、飛距離を伸ばしつつアキュラシー精度の高いキャストを繰り出せるようになっています。
実際に使ってみると、潮の流れに乗りやすいので、ドリフトさせながら中層を漂わせてアピールすることも可能です。
HARIMITSU(ハリミツ) エギ 墨族 柔 3.5号 18g スギオレンジゴールド J09 VE-77S ルアー
墨族の柔タイプ、スローフォールにセッティングされたエギです。
サイズは3.5号で、自重は18グラム。
カラーは定番人気のスギオレンジゴールドになっていますよ。
下地に使われているホロゴールドカラーが、アオリイカにしっかりアピールしてくれるでしょう。
フィックスドSUSアイを装備し、スリムノーズデザインでキレのあるダートを発生させます。
センシティブシンカーは、実際にキャストしてみると手元に伝わる情報が、より明確に切り替わっている印象を受けます。
また大段差キャッチフックならでは、フッキング効率の良さも特筆モノでしょう。
足1本でもバレにくいのは嬉しいですね。
HARIMITSU(ハリミツ) エギ 墨族 剛 3.5号 20g アクアマリン G04 VE-78 ルアー
ブルーカラーを活かしたアクアマリンカラーが個性的な、墨族の剛タイプです。
サイズは3.5号で、自重は20グラムに設定。
下地カラーは、実績の高いレインボーカラーを採用しています。
フィックスドSUSアイとスリムノーズは、柔タイプと同様のスペックで、剛ボディにデザインされています。
ストリームラインシンカーは、水流の影響を受けにくく、アシンメトリーキャッチフックは、バラシを抑えるのに役立ちますよ。
実際に剛タイプを使ってみると、潮の流れの中で左右にダート幅を広げていかない印象を持ちました。
操作性の高さは、意図した層を意図した振り幅でトレースできることに直結しているようです。
何とか使いこなせるようになりたいですね。
墨族には深い層を直撃して攻略するためのDEEPタイプが用意されています。
3.5Dと表記されていて、自重は24グラムと重めに設定されていますよ。
しっかりボトムを取って、アオリイカのアタリを感じ取れるようになりましょう。
コツは、エギ着底後のラインの動き。
ピンと張ると、エギが手前にズルズル動いて来てしまいますから、緩めつつ時折張るという高等なテクニックを使いこなしてください。
最初はボトムの接地感すら見失ってしまうかもしれませんが、あきらめずに何度もトライすることで習得できるでしょう。
ボトムは引っ掛かる障害物が多いので、エギをロストしてしまうかもしれません。
最初は砂地などで練習をスタートさせるのがおすすめです。
HARIMITSU(ハリミツ) エギ 墨族 オンブ 3.5号 スローフォール E03 ゼブラグローホワイト
なんと、背中部分にイワシやキビナゴなどの魚を装着できるようになっているエギです。
3.5号サイズで17グラムの自重ですから、水中ではスローフォールしながらアオリイカにアピール可能ですよ。
餌付きなので、エギのアクションとの相乗効果でバツグンの釣果を期待できるでしょう。
付属のステンワイヤーを用いれば、身崩れしやすい魚でも、しっかりとホールドできます。
なかなかバイトにつながらないときの一手として、ぜひ活用してみてください。
HARIMITSU(ハリミツ) ルアー エギ VE-50S Z-01 墨族 零王 3.5号 シャロータイプ #シュリンプタッチ
墨族エギに重心移動システムが搭載されているモデルが、墨族零王(=ゼロワン)です。
3.5号サイズで自重は18グラム。
シャローエリアを効率よくチェックしていくのに、とても使いやすいですよ。
スローフォールしていくので、シモリなどにいきなり根掛かりしてしまう心配はありませんし、低音のラトル音がアオリイカを振り向かせてくれます。
エビのイメージで、岩から岩へ飛び移るような、砂の中でステイするような生命感のあるアクションを目指してみましょう。
スモールサイズのヘキサゴンシンカーが、ボトムタッチの情報確保と根掛かり回避を両立してくれるのが嬉しいですね。
墨族BBシリーズは、ショアからキャスティングするのではなく、ボートデッキからティップランエギングをする際に選択してください。
ボトムを取りやすく、ロッドアクションがきっちり伝わりやすいバランスに作られています。
スリムなノーズでヘビーウエイトシンカーを搭載、ウエイトプラスホールも標準で装備しているので、自重40グラム以上にウエイトをアップして使うことができます。
ケイムラ発色するカラーも、好釣果を叩き出す理由のひとつでしょう。
最近ではタコもエギで釣れることが分かってきて、専用のエギが各メーカーからリリースされています。
墨族シリーズにもタコを取るためのエギがラインナップされていますよ。
サイズは3.5号で、25グラムと35グラム・40グラムからウエイトを選べるようになっています。
カンナもタコ専用に切り替わっていて、真ん中のフックにのみカエシが付いています。
タコがカンタンにバレてしまわないように、工夫が施されているのです。
フラッシング効果の高いブレードも標準装備されていて、効率よくタコを探すことができます。
墨族のエギの特徴や、おすすめのアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
エギングの釣り場は、多くのアングラーでごった返すことがよくあります。
足場の狭い磯なとでは、先行者のいるところに無理やり乗り込む行為は控えるようにしましょう。
近くに似たようなポイントが、いくつも見つけられますから、釣り場が密になることは避けてエギングを楽しみたいですね。
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