ヒイラギって魚知ってる?釣り方からさばき方、おすすめの料理法まで一挙ご紹介!
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FISHING JAPAN 編集部水族館へ出かけると、優雅に泳いでいる姿が目につくのが、ロックフィッシュの一種・ミノカサゴです。
個人で水槽に飼育している人も、よく見かけますよね。
餌をあげようとすると、水面まで上がってきて口をパクパク。
なんとも人懐っこい魚なのですが、なんと背びれなどの先端には鋭い毒針を持っていますよ。
釣りでも意外とカンタンに釣れてしまうので、毒持ちであるという知識がなければ、指を腫らしてしまうことになるかも。
じゅうぶん注意して扱いたい、そんなミノカサゴの特徴や食べ方・味などについて、詳しくご紹介しましょう。
目次
ミノカサゴとは、あつ森で値段500ベルで売れる、ややレアな魚のことです。
最近は魚といえば、あつ森の釣り対象魚とリンクしがちですが、ここでは本物のミノカサゴについてピックアップしていきます。
ミノカサゴは、カサゴ目フサカサゴ科の海水に棲む魚です。
カサゴの仲間ということは、まさにロックフィッシュゲームを代表する穴釣りで、カンタンに釣れてしまうことがありますよ。
イメージ的には、南の島のサンゴ礁辺りを悠々と泳いでいる雰囲気ですが、北海道より南のエリアなら、どこに居ても不思議ではないとのこと。
さまざまな釣りでも、ミノカサゴやハナミノカサゴが釣られているシーンを見かけることがあります。
イラストのように、煌びやかで美しい魚です。
ミノカサゴは、カサゴやメバル・アイナメと同様に、穴釣りで釣れる魚でもあります。
カサゴにしては派手だな?と感じたら、明るい場所でしっかり確認してください。
背びれや腹ひれ・尾ひれの先端に毒の針を持っているので、素手で触ることは厳禁です。
指先などの刺されると、パンパンに腫れあがってしまいますよ。
応急処置としては、真水で洗い流すこと。
もし毒針が指に残っていたら、確実に取り除くようにしてください。
自宅に帰ったら50℃前後に温めたお湯を用意して、刺された箇所を温めるようにします。
そうすると毒自体が機能しなくなり、痛みが次第に和らいでくるでしょう。
それでも症状が変わらないようなら、我慢せずに専門医に診察してもらうことをおすすめします。
ミノカサゴは、夜行性です。
ということは、穴釣りで釣れてしまうケースも夜であることが多いのです。
夜は、釣れた魚がナニモノなのか判別しづらいですから、必ず携帯ライトを持参するようにして、ミノカサゴでないかどうか確かめるようにしてください。
他にオコゼなどの毒魚も釣れるかもしれませんから、注意を怠らないようにしたいものです。
同行者が釣れた際も、ひと声かけてミノカサゴチェックをおこないましょう。
ミノカサゴが好んで食べているのは、エビ・カニなどの甲殻類や小魚です。
貝類も食べるようですから、狙って釣るならゴカイやイソメなどの虫系餌は使わずに、甲殻類中心でアプローチしたいですね。
そして無事釣り上げたら、自宅へ安全に持ち帰って水槽で飼育してみてはいかがでしょう?
ひれを広げた姿は、圧巻の美しさです。
餌を欲しがる姿もカワイイので、ぜひ飼育にチャレンジしてもらいたいですね。
こちらは、ミノカサゴとウツボを同居させて飼育している動画です。
ここまで人懐っこくなるものなのですね。
ミノカサゴとウツボは、ケンカしないのでしょうか?
淡水のアクアリウムにはチャレンジしたことがありますが、海水生物も非常に興味深いですね。
ミノカサゴの生態を、じっくり観察して学ぶにはちょうどいい機会になるでしょう。
水の入れ替え時などにも、毒針に注意しながら作業することを忘れないでください。
ミノカサゴの味は、どのようなものなのでしょう?
その食べ方について調べてみたところ、唐揚げや刺身・煮つけ・塩焼きなどといった普通の魚料理と同じ調理方法が紹介されています。
さばき方も含めた、ミノカサゴの調理動画を見つけましたのでご覧ください。
いつもながらの素晴らしい包丁さばき、危険な背びれもこちらにかかればカンタンに取り除かれてしまいます。
塩を施してからの素揚げでしたが、小骨が多そうですね。
実際に穴釣りでミノカサゴを釣り上げた際、持ち帰って煮つけにしてみたのですが、カサゴ同様に小骨に苦戦しました。
やはりカリカリに油で揚げて、バリバリ食べてしまうほうがいいのでしょうか。
では、ミノカサゴを釣るために必要なタックルのおすすめを紹介しましょう。
一般的に、ロックフィッシュゲームに対応していれば大丈夫です。
穴釣りも可能で、キャスティングゲームも楽しめるタックルが理想的だと思いますよ。
シマノ(SHIMANO) スピニングロッド ルアーマチック 2本継ぎ S56UL トラウト バス釣り ライトソルト
シマノの2ピース仕様スピニングロッドです。
長さが5.6フィート=約1.7メートルですから、防波堤の際やテトラ帯の穴釣りに活用できます。
またブラクリ仕掛けなどを岩礁帯エリアへキャストすることも可能なので、幅広くミノカサゴ釣りに使えるでしょう。
自重85グラムと軽く、6グラムまでの仕掛けをキャストすることが可能です。
フロートリグにして、エビやカニを餌に誘ってみると面白いかもしれませんね。
メジャークラフト アジングロッド スピニング 3代目 クロステージ アジング CRX-S562AJI 5.6フィート 釣り竿
こちらは、メジャークラフトから発売中の5.6フィートロッドです。
アジング専用となっていますが、10グラムまでの仕掛けを使用できますから、穴釣りやキャスティングゲームにも転用できるでしょう。
防波堤などにある常夜灯周りで、積極的に攻めるのに使ってみてください。
ジグ単にワームでアプローチするのもいいかもしれませんね。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ストラディック C2000SHG 渓流トラウト ライトソルト全般
フロロカーボンラインの4ポンドを85メートルも巻けますから、穴釣りでもキャスティングゲームでもこなすことのできるスピニングリールです。
ハンドル1巻きで85センチもラインを回収できるので、アタリがあれば素早く巻き取って、引っ掛かりやすい場所からミノカサゴを引き離してしまいましょう。
ドラグは、やや締め気味にしたほうがいいかもしれませんね。
クレハのフロロカーボンラインです。
ボビン巻きなので、巻き替えにも対応しやすいのがいいですね。
根ズレなどでラインの表面が傷付いたら、積極的に巻き替えて釣りに臨むようにしましょう。
スプールに馴染みやすいラインですから、とても扱いやすく、障害物に擦れてもカンタンには破断しない強度も持ち合わせています。
コスパ優秀なラインは、あなたの釣りをしっかり支えてくれるでしょう。
ジャッカルからリリースされている、ロックフィッシュゲーム用のブラクリ仕掛けです。
ワームでも餌でも装着することができるので、効率よくミノカサゴを狙えるでしょう。
穴釣りはもちろん、ちょい投げ程度のキャスティングにも対応可能なのが嬉しいですね。
夜間でもよく目立つカラーが、きっちり魚を寄せてくれるはずです。
磯場に居るカニそっくりの生分解疑似餌です。
甲殻類を好んで捕食しているミノカサゴなら、食い付いてくれる確率は高いでしょう。
釣り場で餌を調達できないケースも考えられますから、このワームを常備しておくとすぐに釣りを始められます。
サイズやカラーにもバリエーションがありますから、効きそうなものをいくつか用意してローテーションしながら使ってください。
ジャッカルから発売中のチヌ釣り用ワームです。
発色が鮮やかで夜釣りによく効きますから、ミノカサゴ釣りに使ってみてください。
パワークラブとは異なるアクションをしてくれますし、餌とローテーションしながら使うと、誘いと食わせの要素を際立たせてくれるはずです。
ボトムをズル引くようなアプローチにも、きっちり反応して泳いでくれますよ。
ミノカサゴの特徴や食べ方、釣るためのおすすめタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
穴釣りをメインに、岩礁帯エリアでの夜釣りで釣り上げてみたいですね。
その際には、安全にランディングできるようにネットやフィッシュグリップを持参しましょう。
携帯ライトや安全保管用のジップロックにクーラーボックスなども、忘れないようにしたいですね。
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