古代魚を水槽で飼育してみたい!熱帯魚で人気の高い古代魚を集めてみた
何やら化石が泳いでいるかのような姿をしているのは、古代魚と呼ばれる魚です。 熱帯魚ショップなどで実際に販売されていて、特に大型に成長するものや珍しい形・習性を持つものは、人気が…
FISHING JAPAN 編集部シーバスやバスにちょっとした似ている部分が見えますが、この圧倒的なボリュームの美しい魚といったら、高知県のアカメといったところでしょうか。
しかしこれは実は国内ではなく海外、オーストラリアやタイでよく釣られている大型魚・バラマンディの写真です。
エサ釣りだけでなく、ルアーを追いかけるゲームフィッシュとして、アングラーたちから世界中で注目を集めています。
現在の状況では、オーストラリアに行って実際にバラマンディ釣りを体験するのは困難ですが、少なくともその存在感については知っておきたいですね。
この記事では、バラマンディの特性や釣り方の動画、おすすめの釣り具をご紹介します。
バラマンディとは、スズキ目アカメ科に属している魚の一種で、大型の肉食魚を指しています。
全長2メートルに達するものも確認されていますし、体重はなんと60キロに及ぶとか。
そうなると通常のルアータックルでは太刀打ちできません。
まずはバスボートなどのフィッシングボートを用意して、ポイントの近くでやり取りができる環境を整える必要があります。
海外で使えるボートといえば、現地の釣りガイドスタッフが用意してくれますから、バラマンディの釣りガイドをおこなっているところを探すのが、手っ取り早いでしょう。
タックルは、バス釣りに使うものでも、ヘビーデューティーな仕様のロッドやリール・ラインに限りますね。
ルアーは、ワーム+ジグヘッドを中心に、さまざまなカテゴリーのルアーを試してみたいものです。
トップウォータープラグやミノー・ジャークベイト・ビッグベイト・スイムベイト・チャターベイト・クランクベイトなど、全てに可能性があります。
カンタンに切られないように、ラインシステムはきっちり仕上げて結ぶようにしたいですね。
バラマンディは、日本にいないのでしょうか?
実は以前、高知県などに棲むアカメが、バラマンディと同種ではないかと考えられていました。
しかしながら、その後の研究結果で、アカメとバラマンディの違いがハッキリ分かり、別種であるとされたのです。
具体的には、アカメの目をライトで照らすと、赤く見えます。
それがバラマンディだと、金色に輝くのです。
もうひとつ違いが分かるのは、臀鰭(=しりびれ・尾ひれのひとつ手前で身体の下側に位置するひれのこと)の3棘条の中で、アカメは数えて2番目が長いのに対し、バラマンディは3番目が長くなっています。
よく見れば明確な違いが判別できるので、アカメ釣りをバラマンディ釣りとみなすことはできない!ということに。
海外遠征ができる状況になったら、ぜひトライしてみたいですね。
バラマンディは、食用としても人気があります。
お刺身や寿司、そして焼いても揚げても美味しく食べることができますよ。
蒸し焼きはかなりのレベルで、白身魚独特のあっさり感を満喫できました。
現地オーストラリアにおいて、釣りガイドの合間にレストランなどで食べてみるのがいいでしょう。
台湾やタイなどでも釣り堀で手軽にバラマンディを釣ることができますが、ネイティブではないので食べるのは自己判断でお願いします。
それでは、実際にオーストラリアでバラマンディ釣りを楽しんでいる動画をご覧ください。
出演は、俺達・秦拓馬プロで、現地でもさすがな釣りテクニックを披露してくれていますよ。
そこにバス釣りで磨かれた要素が、ふんだんに盛り込まれているのが嬉しいですね。
さまざまなルアーゲームを楽しむ基礎を作るためにも、日本国内においてバス釣りに取り組むこともおすすめします。
こんなにバラマンディって釣れるの?と、驚いてしまうような釣れっぷりです。
かなりの巨体ばかりで、とても羨ましいですね。
それでも1メートル後半クラスとなると、カンタンには釣れないイメージです。
実際は個体数が限られてきているはずですから、丁寧なリリースを見習うようにしましょう。
魚は資源です。
過剰に使えば減る一方ですから、人が制動をかけつつ接点を持つように取り組まなければなりません。
それはバラマンディに限らず、川辺で釣れるハゼ1匹に対しても、同じ姿勢を持つようにしたいですね。
バラマンディ釣りにおすすめの釣りアイテムを取り上げましょう。
ロッドやリール・ルアーなどをピックアップしてみました。
耐久性や剛性は必要ですし、日本から持ち込むことを考慮した運びやすさにも注目したいですね。
シマノ(SHIMANO) フリースタイルロッド 20 ワールドシャウラ ドリームツアーエディション 1604RS-5 ベイトモデル (SiCリングガイド)
海外遠征用ロッドといえば、シマノのワールドシャウラでしょう。
6フィートで4パワーもありますから、5本継ぎ仕様ではじゅうぶんなスペックです。
ルアーはなんと80グラムまで背負えるので、ビッグベイトもきっちりカバーしてくれます。
飛行機に乗ることになるので、長いロッドは持ち込めないなと悩んでいる人、これを持ってオーストラリアの地を踏むようにしましょう。
東南アジアのバラマンディ釣り堀巡りにも、丁度いいかもしれませんね。
シマノ(SHIMANO) フリースタイルロッド 18 ワールドシャウラ 1785RS-2 ベイトモデル (SiCリングガイド)
レギュラースローテーパーのワールドシャウラをもう1本、こちらはグリップを抜いて3分割になるベイトロッドです。
5パワーもあるので、140グラムまでのルアーを乗せることができますよ。
こうなるとほとんどのルアーを操れますし、大型魚が掛かってもじっくり時間をかけてやり取りを楽しむことができるでしょう。
仕舞寸法が130センチになることも、海外遠征向きで頼もしいですよね。
自重180グラムは、バス釣り用ロッドと比べれば重いですが、パワーとトルクのあるロッドというのは重さも伴なうので、シーバスゲーム用ロッドやジギングロッドを手にしているつもりで対処しましょう。
設置しているガイド径が大きいですから、PEラインの4号以上でラインシステムを組んでも安心してやり取りを楽しめます。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 18 アンタレス DC MD XG 右ハンドル バス ビッグベイト ドラード
PEラインの4号を100メートル巻けるベイトリールです。
しかも頑丈でハイギアなので、手返しのテンポもよく、さまざまなポイントを丁寧に撃っていけるのがいいですね。
大型魚をかけても、ボディのよじれや下に向けてひしゃげてしまうような弱さは感じられません。
丸型の鍛造ベイトリールとどちらを使おうか一瞬悩むのですが、キャスティング性能を考えると、アンタレス一択となってしまいます。
リリースされて2年が経過したので、同じようなベイトリールが他社からも出るのかな?と期待していたのですが、アンタレスDC MDのハードルはまだまだ高いようですね。
気の早い話ですが、次のアンタレスに望むことがひとつ。
DCブレーキ仕様でないMDを、作るのは難しいでしょうか?
シマノ(SHIMANO) PEライン オシア EX8 300m 4号 70.0lb マルチカラー PL-078L
8本撚りで4号の太さのあるPEラインです。
実際に使ってみると、しなやかで扱いやすく、このラインで魚を取り逃がした記憶はありません。
ショックリーダーとのマッチングもよく、結び目もしっかりと作り上げることができます。
ちょっと色落ちが気になるので、真っ白なラインもリリースしてもらいたいですね、もうあるのかな?
ジギングなどで層や飛距離を気にするアプローチには、カラーを施す必要を感じますが、バラマンディを釣るのにそういう要素は抜きでもだいじょうぶでしょう。
JACKALL(ジャッカル) ワーム ビッグバッカースペアボディ/シャッドテール イワシ ルアー
ソルトゲームでタチウオやヒラメを釣るのに適している、ワーム+専用ジグヘッドで構成された、ソフトバイブレーションルアーです。
動画でも秦拓馬プロが活用していましたよね。
このルアーの強みは、ウエイトやワーム部分のボリューム・カラーを任意に交換できること。
とてもシンプルな構成で、取り換え・組み替えがとてもカンタンにおこなえます。
しかもジグヘッド部分が頑丈にできていて、バラマンディの引きに耐えられるフックに換装するのもあっという間。
遠征に持ち込むなら、このルアーは欠かしたくないでしょう。
ラパラ(Rapala) ミノー カウントダウン ジャパンスペシャルカラー 9cm 12g レッドヘッド RH CD9/J ルアー
貫通ワイヤーで各アイがつながっているミノーやジャークベイトも、必ず釣り場へ持ち込んでおきたいですよね。
大きいサイズのルアーなら大きい魚が釣れる!という荒っぽい判断より、大小さまざまなルアーを用意することで、釣れる確率は確実に上がります。
それを実践しやすいラインナップなのが、ラパラのミノーシリーズでしょう。
バラマンディの特色や実釣動画、オススメのアイテムを展示しましたが、どう思われましたか?
現在は海外遠征が難しい状況ですが、段々とその制限は解かれていくでしょう。
その際の準備に、まだ手元にそろっていない釣り具があれば、少しずつ検討するのも良いかもしれません。
バラマンディ釣りの経験者の意見や動画を参考にしながら、釣りのイメージを育ててみてください。
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