ベイトリールの選び方!人気メーカーのダイワ・シマノ・アブガルシアからおすすめ10選
さまざまな釣りを楽しむ上で、ベイトリールを使うケースが増えてきました。 ひと昔前までは、バックラッシュトラブルを引き起こすことが要因で、上級者が用いるイメージの強かったリールで…
FISHING JAPAN 編集部シマノといえば、ロードバイクの製作メーカーとして世界的に知られていますが、それに匹敵するくらい釣具の総合メーカーとしても、ユーザーから高い支持を受けています。
その中でも特に注目を集めているのが、さまざまな釣りシーンで活躍するスピニングリールです。
ここでは、実際に使ってみたインプレを含めて、シマノのスピニングリールをご紹介しましょう。
目次
シマノのスピニングリールとは、精巧な作り込みによる滑らかな巻き心地と、それを維持するための剛性・耐久性を保持した、釣るための道具です。
釣り場は自然そのもの、常に過酷で水分やホコリ・泥・塩などが蔓延していますから、道具はそこに否応なく晒されることになります。
単なる精密機械では、カンタンに故障してしまう条件下で、いかに初期性能を維持し続ける能力を持っているかが、釣り道具の生命線といえるでしょう。
シマノ製品は、この一線を意識し続けています。
当然2020年に発売される新しいものも含め、シマノのスピニングリールはアングラーの期待を裏切ることなく、釣るための道具としてのスタンスを崩していません。
シマノのスピニングリールには、さまざまな機能が搭載されています。
HAGANEというコンセプトで、ギアとボディの剛性が構築されるようになりました。
魚からの大きな負荷が掛かった状態で、スムーズにハンドルを回すことのできる安心感は、釣りを楽しむ上で欠かせない要素です。
使用後に水洗いをして、各所にオイル・グリスを垂らすだけで、滑らかな使用感が戻ってきます。
これならしばらくはオーバーホールに出す必要もないと、感じさせてくれるレベルの復活の度合いが、ユーザーにとっては嬉しいですね。
シマノのスピニングリールの防水性能は、滑らかなハンドル回転を阻害しません。
特にステラなどに採用されている、非接触式のラビリンス構造は、外部からの水の浸入をしっかり抑えてくれている印象です。
傷みやすいラインローラー部分にも防水処理が施されているので、長く同じスピニングリールを使い続けたい人には朗報でしょう。
シマノの有名なデモンストレーターである村田基さんが、バケツに水を入れてステラを洗っていましたが、実際に同じことをやってみると、本当に何の問題も発生せずに継続使用できています。
水道の蛇口から水を落としながら洗う程度でもじゅうぶん洗浄は可能でしょうが、信頼できる防水性能があるからこそ、大胆に洗えるし大胆に釣り場で使えるのです。
揺るぎない釣り道具であり続けてもらいたい、多くのシマノユーザーはそう願っているでしょう。
それではシマノのおすすめスピニングリールをご紹介しましょう。
実売されているモデルからになりますから、2020年の最新モデルはまだ含まれていません。
価格帯の低いエントリーモデルから順にピックアップしてみます。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 17 セドナ C2000S アジング メバリング 初心者向け
シマノのコスパ優秀なスピニングリールとして、人気の高いセドナシリーズのC2000番です。
ということは、ボディは1000番になるわけで、かなりコンパクトで使いやすいですよ。
アジングやカマスゲームに使おうと購入したのですが、あまりにも便利で巻き心地がスムーズなので、ハゼ用クランクベイトのキャスティングや、バス釣りのライトリグ用にも使っています。
大径のドラグノブのデザインが秀逸で、ラインが引っ掛かりません。
それゆえにトラブルが少なく、キャスト&リトリーブを延々続けることができます。
自重215グラムは重くはなく、ラインローラーに引っ掛かりも発生していませんから、まだまだ使い続けることになるでしょう。
実売価格で5千円を切るのも嬉しいですね。
シマノ(SHIMANO) トラウト リール 19 FX C3000 3号 150m糸付
最初釣具店で見つけたとき、海外モノの並行輸入品かな?と思ってしまった、シマノの激安スピニングリールです。
なんと実売価格は3千円を切っていて、3号のナイロンラインまで巻いてくれてあります。
こういう刺激に弱いもので、即購入→近くの海へ直行して、イワシやサバを相手にサビキ仕掛けをつないで放り込んでみました。
AR-Cスプールのみ搭載されているという、裸同然の仕様にも関わらず、めっちゃ使い心地が良い!
こんなにスムーズに巻けていいのか?と驚くほどの仕上がりです。
ブラック基調で手元が締まって見えるのも、ちょっとカッコイイですよ。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 18 サハラ 500 トラウト 渓流釣り アジング メバリング
500番のスピニングリールは、とてもコンパクトで扱いやすく、思ったほどライントラブルも発生しないので、2台めを追加購入しました。
自重175グラムは、ヴァンキッシュか?と叫びたくなるほどの軽さ。
軽さはやはりインパクトが強く、継続使用しながら穴釣りのメインリールになっています。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 17 アルテグラ 4000
アルテグラは、シマノの主要な機能をほとんど搭載しているコスパ優秀リールです。
HAGANEはもちろん、X-SHIPやGフリーボディ、防水機能のコアプロテクトまで含まれているのですから、実釣で使い込めるのは間違いありません。
この4000番は、ショアからのライトジギングやタイラバのキャスティングゲームに使っています。
PEラインの2号を目いっぱい巻いて、キャスト&ゴリ巻きするのにバッチリですね。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール エギング 18 セフィア BB C3000SDHHG
赤いカラーに惹かれて購入、エギング用として1年半ほど使用しています。
磯場に立ってエギングすることが多いので、波に濡れるケースがあるのですが、1日中回し続けても使用感が変わらないのがいいですね。
ダブルハンドルは好みが分かれるところですが、これが付いて250グラムなら、さほど重くはないでしょう。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ストラディック C3000HG バーサタイル
シーバスやライトショアジギングを楽しむのに適している番手だったので、発売と同時に手に入れました。
スプールのデザインがロングストロークになったので、ラインの放出がスムーズになったかな?と期待したのですが、あまり旧モデルとの差は感じられません。
それよりもモジュールギアなどのギア周りの改良のほうがインパクトがあり、上位機種並みの滑らかさに感動します。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 17 サステイン C5000XG ロックショアゲーム ショアジギング キャスティングゲーム
ツインパワーXDの同じ番手とどちらにするか迷うところですが、迷ったらどちらも買ってしまう性分なので、実売価格2万円台のこちらから手に入れることにしました。
軽くて巻き心地がスムーズに感じるのは、樹脂ローターによるものでしょうか。
ショアジギング程度の負荷なら、ガタつくようなトラブルには至っていません。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ヴァンキッシュ 4000XG サーフ ヒラスズキ ライトショアジギング・キャスティング
4000XGなのに自重が200グラムジャストという、感覚的におかしくなってしまいそうな超軽量スピニングリールの使い心地は、特に問題なしです。
これまでの4000番台と同じように使っても、どこか破損したり歪んだりする気配は感じられません。
ローターからは異音も聞こえてきませんし、60センチ前後のシーバスを掛けているくらいでは、びくともしないのでしょう。
次期モデルはこれより軽くなるのでしょうか?
そういう宿命を背負っているリールであるのは間違いなさそうです。
需要がある限り、突き進むのでしょう。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 18 ステラ C2000SHG ライトソルト全般 渓流トラウト
大きな番手の歴代ステラを使い続けていたので、ライトソルトゲーム用にこの小さな番手を手に入れてみました。
ドラグの滑り出しや音、ハンドルの回し心地、魚を掛けた後のやり取りの安定感、そしてアフターメンテナンスのやりやすさと、どれを取っても一級品です。
これ以上のスピニングリールがないのなら、一度は手にしてみたほうが自分の経験値の厚みになるのは明白でしょう。
2ポンドのフロロカーボンラインでジグ単オンリーの使い方をしていますから、リール本体にも何ら負担はかかっていない様子です。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 18 ステラ 2500S バス釣り
バス釣り用に使っています。
PEラインの2号を50メートル前後巻いて、ショックリーダーは結びません。
60ミリほどの高比重ワームに2/0番のオフセットフックを付けて、水平に沈めながら中層に浮いている大型のバスを獲っていきます。
急に走り出したりするケースが多いので、それをしっかり止められる剛性が欲しかったところに、この機種が登場してくれて本当に助かりました。
シマノのスピニングリールの特徴やおすすめ機種をご紹介しましたが、いかがでしたか?
用途別に使うというより、価格帯別にほとんどの機種を使っているので、それぞれの違いがハッキリと体感できます。
長く使い続けると、耐久性の差が如実に表れるでしょうが、1年間使い込んで壊れないエントリーモデルには拍手を送りたいですね。
ユーザーが何を求めているのか、シマノのスピニングリール開発スタッフは、よく分かっているのかもしれません。
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