川釣り竿はどれを選べばいいの？初心者におすすめのグッドアイテム10選

川で釣りをした経験はお持ちですか？

「海釣りならあるんだけど・・」という人は、多いかもしれませんね。

自宅近くの川なら手軽に始めることができますし、源流や渓流などといった本格的な川釣りを楽しむことも可能です。

ここでは、川における釣りをするために必要な川釣り竿をご紹介しましょう。

初心者の人でも迷わないように、値段・長さなどに注目しながら、おすすめのアイテムをピックアップします。

川釣り竿は、川で釣りをするのに便利な機能を携えたロッドのことです。

具体的には、振り出し式になっていて持ち運びしやすいものが多いですよ。

リールを取り付け可能なガイド付き川釣り竿と、リールを付けずに穂先に直接ラインを結び付ける川釣り竿に大きく分けることができます。

リールを取り付ける川釣り竿には、ルアーロッドやフライロッド、それから海釣りでも併用できる万能竿が含まれるでしょう。

リールの要らない川釣り竿は、延べ竿と呼びます。

源流や渓流域はもちろん、鮎釣りなど中流域で使われるケースが多いでしょう。

街中の小規模な水路などでも、延べ竿があればカンタンに川釣りを楽しむことができますよ。

川釣り竿には、長さや硬さ・調子など、さまざまな要素を含んだ種類が用意されています。

使う釣り場のシチュエーションに合わせて、それらの中から選ばなければなりません。

頭の中でイメージしてください。

例えば、源流や渓流域では、長さを短めにした川釣り竿が便利でしょう。

なぜなら、川幅が狭く木々の枝などが竿を振るのに邪魔になるからです。

長さの短い川釣り竿なら、引っ掛けずにうまく使いこなせそうですよね。

逆に広々とした中流域では、障害物のないフィールドで川釣りを楽しめますから、長さは長めのほうがおすすめといえます。

硬さ・調子に関しては、穂先の曲がりやすい先調子や、竿全体が弧を描く胴調子のものがあります。

仕掛けを巧妙に操りたい場合は先調子の竿を選びたいところですが、やや硬さを感じてしまうようなら、曲がりやすい胴調子の竿にシフトしていくといいでしょう。

魚の微細なアタリをしっかり感じ取りたいなら、先調子のほうがおすすめです。

川釣り竿の素材にも注目しておきましょう。

カーボン素材なら張りがあって軽く、グラスファイバー素材なら曲がりが柔軟でしなやかです。

両方の良いところを混在させた、コンポジットモデルが主流になっているといえるでしょう。

昔は竹が使われている場合が多かったのですが、めっきり減ってしまいました。

値段が高額になり、経年使用で反ってしまうケースが発生しやすく、そのメンテナンスにも費用がかかるからでしょうか。

安価な竹の継ぎ竿が、街の釣具店に並んでいた時代が懐かしいですね。

それでは初心者の人にもおすすめの川釣り竿をご紹介しましょう。

まずはリールを装着できる竿からピックアップしてみます。

ルアーをキャストするタイプと、フライをキャストするタイプに分けられますよ。

リールにはスピニングリールとベイトリールがありますから、どちらのタイプのリールが装着できるグリップなのか、購入前にしっかり確認してくださいね。

とにかく軽くて丈夫なイメージのシマノ渓流ルアーロッドです。

9グラムぐらいまでのルアーを載せられるので、流行りのフラットサイド系ヘビーウエイトシンキングミノーをバンバン投げることができますよ。

シマノ独自のハイパワーXを施したブランクですから、穂先が木々の枝葉に当たったところであまり気になりません。

渓流域のアマゴやイワナ狙いに適した川釣り竿といえるでしょう。

ただし、初心者の人がいきなり単独で源流・渓流へ足を向けるのはおすすめできませんから、ベテランアングラーの同行者を必ず見つけてから川へ行くようにしてください。

ハチ・ヘビ・イノシシ等、危険がいっぱいで対処する知識なしでは釣りが成立しません。

こちらはシマノ川釣り竿のベイトフィネスロッドです。

スピニングリールでアプローチするのとは異なり、通常より太目のラインをベイトリールに巻いてキャストすることが可能です。

これなら岩場や木々の生い茂ったオーバーハングなどに、ルアーを擦り付けながらでも安心してリトリーブを繰り返すことができるでしょう。

流れの強いエリアでは底の様子がよく見えませんから、太いラインを使えること自体が大きなアドバンテージとなるのは間違いありません。

バス釣り用のベイトフィネスリールがリリースされていますので、6～10ポンドのナイロンラインやフロロカーボンラインを巻いて、このロッドにセットしてください。

値段が安くコスパの優秀さで知られている、メジャークラフトの川釣り竿です。

継ぎ数の多いマルチピース仕様になっているので、持ち運びが便利。

クルマのトランクルームに常備しておいても邪魔になりませんね。

またバット部分を取り外せるので、2種類の長さを使えるのも大きなメリットといえるでしょう。

ルアーウエイトが15グラムまで使える、中流域前後を攻めるのに適した川釣り竿です。

遠投も効きますから、さまざまなルアー釣り用としても重宝するでしょう。

ミノーを中心にルアーローテーションしながら、大物を狙ってみてください。

フライロッドに専用リールの付いたモデルです。

値段は1万円台と、とてもリーズナブルですから、フライ釣り未経験の人でも負担軽く始めることができるでしょう。

4本継ぎで収納スペースが抑えられるのも嬉しいですね。

狭い釣り場で使う際には、バックスイングできるスペースを確認してから釣りを始めるようにしてください。

次にご紹介するのが、リールを取り付けない延べ竿タイプの川釣り竿です。

長さ・硬さには豊富なバリエーションが用意されていて、自分の釣りスタイルに合わせて使い分けることができますよ。

餌釣りはもちろん、毛バリを使ったテンカラ釣り用の川釣り竿も、延べ竿の一種に含まれます。

仕舞寸法が、なんと50センチに収納することのできる川釣り竿です。

自重も110グラムと軽めですから、1日中釣りをおこなっても疲れは抑えられるでしょう。

調子は硬め、比較的大物が掛かったとしても、主導権を渡すことなくやり取りを楽しめます。

実売の値段が1万円を切るというのは、ありがたいですよね。

予備用にもう1本！という気分になってしまいます。

カーボンソリッド穂先・タフテックを採用している、先調子の川釣り竿です。

6メートルを超える長さなので、渓流なら対岸の障害物などを丹念に攻めることができますよ。

ズーム機能も搭載されているので、釣り場のシチュエーションに合わせて、伸ばしたり縮めたりを楽しんでください。

こちらは、餌釣り用の川釣り竿できなく、毛バリを使ったテンカラ釣り用の竿です。

独特のグリップ形状で握りやすく、毛バリの操作性も高められていますよ。

餌を買い求める必要がないので、毛バリとこの川釣り竿があれば釣りを始められます。

渓流のアマゴ・イワナはもちろん、中流域でウグイやオイカワを釣ることも可能です。

6尺といえば約1.8メートル、とても短くて扱いやすい川釣り竿です。

ダイワからリリースされている小型魚専用モデルで、タナゴやモロコ・テナガエビなどを釣るのに適していますよ。

川釣りはもちろん、街中の水路などで魚が泳いでいるのを見つけたら、この竿でアプローチしてみてください。

ただし、道路に立って竿を振り回すのは危険です。

立ち位置が安全な場所であるかどうか、じゅうぶんチェックしてから釣りをスタートするように心がけましょう。

そばを散歩する人や子供たちから「なにが釣れるの？」と声をかけらけるでしょうから、立ち止まって会話を楽しめるスペースにも配慮したいですね。

ダイワのリバティクラブ万能小継・硬調62は、全長6.17メートルありますから、川釣り・海釣りどちらでも使うことができます。

先調子なのでアワセを入れやすく、アマゴやニジマス狙いに適していますよ。

池や湖でコイやフナが泳いでいるのを見かけた場合も、じゅうぶんに対応できるでしょう。

川釣り竿の種類やおすすめアイテムを特集しましたが、いかがでしたか？

さまざまな種類が用意されていますから、自分が行くつもりにしている釣り場をイメージして、そこにジャストフィットするものを選んでください。

3メートル前後の振り出し式延べ竿を1本持っておくと、通りがかりで見つけた釣り場でも対応できるかもしれませんね。

常にクルマやデイパックの中に収納しておいて、釣りを楽しめるようにしたいものです。