メタニウムMGLのアップ写真

進化し続けるメタニウムシリーズのベイトリール!XT・Mgから最新モデルMGLまで

FISHING JAPAN 編集部

シマノのメタニウムシリーズは、1992年に発売された赤メタ=メタニウムXTから始まって、マグネシウムボディが採用されたメタニウムMg、それからDCシリーズへと進化を遂げてきました。

当然ファンも多く、次期フルモデルチェンジが話題にのぼり出したりと、注目度は衰えることを知りません。

ここではメタニウムシリーズのベイトリール、特に現行メタニウムMGLを、さまざまな観点からチェックしてみます。

メタニウムMGLとメタニウムMgの比較

メタニウムシリーズの最新モデルが、16メタニウムMGLです。

握りやすいロープロファイルデザインや滑らかな巻き心地のモジュールギア、マクナムライトスプールやSVSインフィニティ・ブレーキシステムなど、先進の技術が盛り込まれていますよ。

2000年に発売されたメタニウムMgとの比較を丁寧に解説した動画が存在しますから、2つの違いを感じてみてください。

最新メタニウムMGLとメタニウムMgの比較動画はこちら

メタニウムMGLのユーザーインプレをピックアップ

メタニウムシリーズの最新モデル・メタニウムMGLのユーザーインプレをピックアップしてみました。

発売されて4年目に突入していますから、多くのユーザーが詳しい評価を公開してくれています。

辛口な意見もありますので、購入を検討している人は参考にしてください。

メタニウムMGL HGのインプレ評価

シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 16 メタニウム MGL HG 右ハンドル バイブレーション ジャークベイト

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用途の非常に広いメタニウムMGLですが、それが個性を奪っているのでしょうか、上記のような辛口インプレが通販サイトには記載されています。

このHGモデルを使ってみると、扱いやすさでは群を抜いているので、どんな釣り方にも使えるリールを探している人におすすめです。

ギア比も7.4対1と、巻き物・撃ち物どちらにも向いているでしょう。

メタニウムMGL XGのインプレ評価

シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 16 メタニウム MGL HG 左ハンドル バイブレーション ジャークベイト

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やはり軽めのルアーをキャストするときに、後半が伸びるようなフィールが得られるのが、メタニウムMGLの特徴のようですね。

XGモデルはエクストラハイギア仕様ですから、ハンドル1回転で91センチもラインを巻き取ることが可能です。

ラバージグやテキサスリグなどの撃ち物を使うのに適しているでしょう。

海の釣りでメタニウムMGLを使ってみたインプレ

実際にメタニウムMGLを海釣りと淡水のバス釣りで使ってみました。

海釣りではXGモデル、すなわちエクストラハイギア8.5対1の左巻きタイプを選び、ロックフィッシュゲームを実践しましたよ。

スプールに巻いたのは、フロロカーボンラインの12ポンド。

これだけ太ければ、少々根ズレしても安心ですし、キャストフィールもバツグン。

軽くロッドを振るだけで、14グラムのテキサスリグが40メートルほどぶっ飛んでいきました。

それでもエキストラハイギアですから、回収はスムーズ。

あっという間に手元にルアーが戻ってきて、次のキャストへ移ることができます。

巻き心地は、ハイギアにありがちな引っ掛かり感は皆無で、ロックフィッシュのバイトも取りやすく巻き上げも楽でしたね。

気になるのは、海水による機能の劣化ですが、釣りから帰宅してスプール部分を中心にしっかりと水洗いをしました。

拭き取りやレベルワインダーの窓・溝をキレイに仕上げてから自然乾燥。

その後リールハンドルを回してみましたが、何らトラブルやゴリ感は発生していませんでした。

ボディ素材にマグネシウムが使われているので、海水による塩害を気にする人が多いですが、きっちりと塗装コーティングされている以上、問題はなさそうです。

バス釣りでメタニウムMGLを使ってみたインプレ

淡水エリアのバス釣りでも、メタニウムMGLを使ってみました。

用意したのはノーマルギア6.2対1の右巻きモデル、ハンドル1巻きで約66センチのラインを巻き取ることができます。

ノーマルギアというには、ずいぶんと長いラインを引き寄せられる印象で、ギア比が低いぶん巻き心地も滑らかです。

一日中キャストを繰り返すつもりなら、この軽やかで心地良い巻き心地は捨てがたいですね。

マグナムライトスプールによって、キャスト時の後半の伸びは特筆もの。

軽いルアーが投げられるメリットより、飛距離がしっかり伸びてくれるメリットのほうが強く感じられるリールです。

改善点はさほど見当たらないのですが、ハンドルの長さをカルカッタコンクエスト100に搭載しているような短めのもの(38ミリ)をオプションで選べるようにしてもらえると、ヒジにあまり負担をかけずにリトリーブをおこなえるようになるはずです。

昨今のビックベイト大流行のあおりを受けて、ロングサイズのハンドルが標準装備されるようになってきましたが、ベイトリールのハンドルはヒジで回すのではなく手首で回したいものです。

そうすれば巻き心地の向上はもちろん、不意のバイトにも反応しやすいでしょう。

イヨケンさんによるメタニウムMGLの解説動画はこちら

メタニウムシリーズのベイトリールを使って釣りを楽しもう!

シマノのベイトリール・メタニウムシリーズを特集しましたが、いかがでしたか?

モデルチェンジがウワサされるようになってきましたから、俄然新しいメタニウムMGLのスペックも気になるところです。

MGLスプールは第3世代に進化していますので、より軽量なルアーをキャストするのに適したリールとなるはずです。

そうするとベイトフィネス専用リールとの垣根が失われてしまう感がありますが、同時に進化すれば問題はないでしょう。

できればシマノがこだわる遠心ブレーキシステムに大きなメスを入れ、あっと驚くような新しいブレーキをユーザーに見せてほしいものです。

DCでもマグネットでもないブレーキを搭載したメタニウムシリーズを、ぜひ使ってみたいと思っている人は多いでしょう。

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