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ダイビングペンシル使いこなし術!さまざまなフィールドでランカーバスを狙えるルアー

FISHING JAPAN 編集部

ダイビングペンシルは、細身で風を切って飛んでくれるトップウォータールアーです。

青物やシーバスなど、さまざまな魚種を釣ることができます。

中でもバスとの相性は良く、積極的に使ってみることをおすすめします。

ここでは、ダイビングペンシルの特徴や使い方、バスの釣り方についてご紹介しましょう。

ダイビングペンシルってどんなルアーなの?

ダイビングペンシルとは、水面に浮くトップウォータールアーの一種で、細身+小型サイズのものは、ベイトフィッシュそっくりに見えます。

リップやペラといったパーツ類は、一切装備しておらず、とてもシンプルなデザインです。

当然空気抵抗は抑えられており、軽めにキャストしても飛距離はぐんぐん伸びていきます。

重心となるウエイトは、ボディの最後尾に寄せられているので、そのままキャストするだけでロングキャストが可能に。

ただし、ボディ後方重心なため、着水したらその場でほぼ垂直立ち浮き姿勢になります。

こんな頭を上にした立ち浮きは、弱った魚でないとおこなわないでしょう。

ロッドワークを用いて動かしても、すぐこの立ち浮き姿勢に戻ってしまいます。

これが、ダイビングペンシルの強みだといえそうです。

上手く活用すれば、かなり効率よくバスを誘うことができます。

ダイビングペンシルの効果的な使い方!

ダイビングペンシルの使い方をマスターしましょう。

ロングキャストはカンタンにできるので、着水させるポイントを絞り込んでください。

水面に突き刺さるような着水になりますから、ある程度水深のあるポイントが効果的です。

何故なら、深場に居るバスに、着水でアピールできるからです。

おすすめのポイントは、岬周り。

ボトムの地形変化が激しく、ランカーバスがテリトリーに選んでいる確率が高いです。

もしそこがリザーバーなら、上流・下流を確認してから、岬の突起の下流サイドへ、ダイビングペンシルをキャストして突き刺してください。

そこにバスが待機して、ベイトフィッシュを狙っているからです。

着水して水面に浮き上がったら、しばらく静止。

水面の波が収まるまで、10秒から20秒ほど待ってみましょう。

すぐに移動させると、深場から上がってくるバスを待たないことになります。

それではせっかくのバイトを放棄するのと同じなので、じっくり時間をかけてください。

最初に加えるアクションは、鋭いトゥイッチです。

ダイビングするように作られているので、ほぼその場で水没してくれるでしょう。

そのとき、ピチュッ!という水を切るような音とともに、僅かな水飛沫が上がります。

実はこれがとても重要で、ルアーサイズに見合った水飛沫ではないのです。

とても抑え気味な水飛沫は、極小なベイトフィッシュの逃走をイメージさせるでしょう。

加えて、前述のピチュ音が繊細で、バスに雑な雰囲気を与えず、警戒心が膨らみません。

アピールは必要だけれど、警戒心は要らない!という絶妙なバランスが、ダイビングペンシルには内包されているわけです。

完成度の高いおすすめのダイビングペンシルはこちら!

ダイビングペンシルをアクションさせるときに、ドッグウォークなどの首振りアクションは要りません。

水面に突き刺さってから、水面に僅かな飛沫を撒き、繊細な音を発する。

これだけでじゅうぶんな役割を果たしているといえるでしょう。

ダイビングする際には、泡も発生しますから、それもバスを引き付ける要素になってくれます。

市販されているダイビングペンシルの中で、完成度の高いアイテムといえば、ティムコのレッドペッパーシリーズでしょうか。

さまざまなサイズが用意されているので、釣り場のシチュエーションや自分が持っているタックルに合わせて、使い分けてみましょう。

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ダイビングペンシルをキャストして操作するのにおすすめのタックルを選んでみた!

ダイビングペンシルをロングキャストして操るのに向いている、おすすめのベイトタックルをご紹介しましょう。

ウエイトが8g以上あるダイビングペンシルなら、ベイトタックルでアプローチできます。

ロッドは、MLからMパワーブランクスを持ったベイトロッドが合います。

リールは、12lbのモノフィラメントラインを豊富に巻ける、軽めのベイトリールなら扱いやすいでしょう。

トップウォータールアーといえば、水面に浮くラインのほうがマッチするように思われがちですが、ダイビングペンシルの場合は、その場でダイブさせなければなりません。

ラインには、比重の高いフロロカーボンラインを用いてみましょう。

アブガルシア(Abu Garcia) バスロッド ベイト ホーネットスティンガープラス HSPC-662M MGS バス釣り 釣り竿 ベイトロッド 2ピース

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アブガルシアブランドからリリースされているベイトロッド・ホーネットスティンガープラスシリーズのラインナップから、HSPC-662M MGSを選んでみました。

全長は1.98mと、さまざまな釣りシーンで扱いやすい長さに設計されています。

2ピース仕様で、仕舞寸法は102.4cmにまで縮まります。

これならクルマに積み込みやすいですし、オカッパリシーンに持ち込みやすいでしょう。

ブランクスの先径/元径は、1.7/9.8mmです。

ウエイトは120gで、適合するルアーウエイトは、3/16ozから3/4ozまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから20lbまでです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、95.0%に設計されています。

実際に手に取ってみると、持ち重り感はほとんどなく、手元感度は高めに感じました。

ガイドには、ラインが絡まりにくいので、カンタンにロングキャストを敢行できるでしょう。

実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

これくらいのベイトロッドを1本持っていれば、さまざまな釣り場で用いることができます。

ダイビングペンシル以外のルアーも、しっかり使えるところが嬉しいです。

ダイワ(DAIWA) ベイトリール 22 タトゥーラ TW 80H(2022モデル)

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ダイワから発売されているロープロファイルデザイン型ベイトリール・タトゥーラTWシリーズの中から、80番サイズのハイギアモデルを選んでみました。

ギア比は7.1対1なので、ハンドル1巻きにつき71cmのラインを巻き取ることができるように作られています。

最大ドラグ力は4.5kgで、ウエイトは180gです。

スプール寸法は、直径/幅が32/21mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら12lbを100m巻けます。

ハンドルの長さは85mmで、ボールベアリングは7個搭載しています。

実際に手に取ってみると、とてもコンパクトで軽く作られていると感じました。

クラッチの切れはスムーズで、スプールの回転は滑らかそのものです。

これならダイビングペンシルをロングキャストするのに、ちょうどいいでしょう。

実売価格は1万円台と、とても低価格な設定に抑えられているのが嬉しいです。

TWSによって、バックラッシュトラブルをきっちり防いでいます。

どんどんキャスト数を増やしながら、バスのバイトを取っていきましょう。

TWSの稼動箇所に浮きゴミなどが付着すると、大きなトラブルになる恐れがあるので、気づいたらその都度取り除いてください。

ダイビングペンシルの使い方をマスターしてレコードフィッシュを釣り上げよう!

ダイビングペンシルの特徴や使い方、マッチしそうなおすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

通常のペンシルベイトは、広範囲からバスを引き寄せるのに適していますが、ダイビングペンシルはピンポイント特化アイテムです。

丁寧にアクションさせながら静止する間も挟みつつ、バスの反応を観察してみましょう。

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